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関敬吾編「こぶとり爺さん・かちかち山 日本の昔ばなし(Ⅰ)」

2014年07月13日 | 教養・学習本

 

岩波文庫
1956年5月 第1刷発行
2011年5月 第68刷発行

 

 

東北、九州に伝わる昔話が多く収録されています

 

同じような内容でも地域によって細部が違ったりします

 

狭い日本列島に様々な風習や習慣があるように、昔話も口承によって受け継がれていくうちに地域地域に馴染んだ物に変化していったのでしょう

 

自分が記憶している現代の昔話は、オリジナルとは、意味合いや本来伝えんとするものまでアレンジされてしまった別のものだと思います
本来の昔話は本書に収録されているような、その土地に根付いたもののはずです
法律や人権など存在しない時代の話ですから、人身売買、詐欺や裏切り、人殺しなどはごく当たり前の日常です
現代人からすれば、残酷な話ですが、日本人の歴史でもあるのです

 

本シリーズは全部で3巻出ている模様

古本屋さんで探してみましょう

 

 


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