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宮部みゆき「初ものがたり」

2011年04月23日 | ま行の作家

 

新潮文庫
1999年9月 発行
2009年9月 27刷
269頁


白魚、鰹、柿、鮭、桜
江戸の四季を彩る初ものがからんだ謎を描く連作短編集

本所深川一帯をあずかる茂七親分と子分が謎解きに駆けまわる
殺人事件、不思議な出来事の中に描かれる親子兄弟、男女の情、苦悩、因縁
人間という愚かで愛すべき生きものを優しく見つめています

脇役として重要な役目を担っている
正体不明の稲荷寿司屋の親父
霊力を持つ拝み屋の少年
この二人がその後茂七とどう関わってくるのか、物語にどういう色を添えるのか、途中で終わっているのが、とても気になります
宮部さんによる新潮文庫版のためのあとがきにその後の物語も「いつか必ず書きます」とあるのですが、10年以上経った今も未だのようです
茂七親分が過去を回想する、ような物語で収束させてもらえたらスッキリするのですが…

 


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2 コメント

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あれ? (hi-lite)
2011-04-24 11:17:22
読んだ気もするし、読んでないような気も…
どっちだか忘れちゃいました。
これNHKでドラマ化されたよね?
たしか茂七親分を高橋英樹さんで…
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hi-liteさん (こに)
2011-04-25 19:39:58
随分前の作品ですものね

ドラマ
調べたら金曜時代劇でやってたみたいですね
全然覚えてないです(^^ゞ
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