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野呂邦暢「夕暮の緑の光  野呂邦暢随筆選」

2010年12月29日 | な行の作家

 

岡崎武志編
みすず書房
2010年5月 第1刷発行
2010年8月 第4刷発行
解説・岡崎武志
219頁


野呂邦暢
1937年長崎市生まれ
1945年春、長崎から諫早に疎開
8月9日、長崎の方向にまばゆい光を見る
高校を出て上京、ガソリンスタンドに就職、その後短期間ではあるが自衛隊にいたこともある
小説を書き始めたのは20代半ばから、37歳の時、自衛隊体験にもとづく『草のつるぎ』で芥川賞受賞
その後も諫早に住みつづけ、42歳で急逝


小説は土地に根をおろして、その土地の「精霊のごときものと合体し、その加護によって産みだされるもの」

「生活が無ければ作品は無い」

故郷への深い愛と人生への熱い思いが端正な文章で綴られています

 

 

 

 

 

 

 

 


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