今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

ウズ→カザ→キル

2012年07月28日 | アジア編12年3月~8月

ウズベキスタンのタシュケント

観光としては全然できてないけども
ちょうど通貨のソムも、あと1泊分払うには足りないし

なんかもういいかな、と
出発することに

目指すはキルギスのビシュケク
まずは
カザフスタンのシムケント経由

というわけで
タシュケントの25キロ北にある国境を目指す

オリンピアの宿からは
Gastoronomiのスーパーの前のバス停から
国境行きのバスが出るユヌサバード・ウニヴェルシーム地区へ
82番バス

終点のここがそうらしい  

国境のチェルニャエフカまでの車は
このバス停から正面の高架をくぐり、
交差点の角に停まってた
乗り合いバスのマルシュルーテカ 
国境まで1000cym
ここで降りて         
進んでいくとウズベク国境

今は国際バスもないので
車のレーンは封鎖されたままだった

数日前に空港で入国した際に書いた税関申告書
2枚書いて1枚はキープしてて
それを渡すと
「ここでも2枚書いて」


しかも
所持してる現金の中で
「T/Cってなんだ?トラベラーズチェック?見せてみろ
 なんだこれ
 これは申告しなくていい」
って
ほんまかいな

英語がカタコトできるスタッフもいたけど
結局スタッフの一人が代筆してくれた

「現金の枚数を数えられて、その隙に数枚抜かれることもある」
って悪評もあるここらへんの役人
でも
今回のこの国境のスタッフは意外とフレンドリーで
荷物もX線を通すだけだった
よかったよかった
カザフ側へ      

ここの入国窓口が時間かかった
だって作業スピード、めっちゃ遅いんだもん
FujitsuのいいPC使ってるのに

カザフの入国カードをもらって
(そういえば税関申告はなかったなぁ)
ここからはシムケントを目指す
乗り合いバスにタクシーに、と 
呼び込みもいる

「シムケント?」
って聞いたら
「1000テンゲ(Tg)」
っていう人もいたけど、中には
「500Tgだ」


試しに
ウズベクのソムでも払えるかを聞いてみると
「10,000ソム」だって

ほなシムケントでATMへ行くことにして
ここでは両替せずにソム払いにするよ


1台の乗り合いタクシーに乗り込む


「ここだ、降りろ」


あれ、こんなに近いの?

まだ数分しか乗ってないよ?
って
外をみると
バスターミナル

シムケントへのバス乗り場までだった
いやいや、「シムケント」って言って乗り込んだんだけども

そう訴えると
「シムケントまで行くのか?」
と(なぜか)びっくりされて
また同じ車に乗るように言われて出発

今度こそシムケントまで行ってくれるんだろうな
と思ったけど
数百メートル走ってここで「降りろ」と

幹線道路ですがな   

「ここでバスを捕まえろ」
って(ジェスチャーで)言われる

いや、困るよー
だってさっき何にも両替してないもん
手持ちのテンゲ、ないよ

ちなみに
さっきの国境エリアでは両替のおばちゃんが電卓で「20」と叩いてた
1,000Tgが20,000cymになるってことだって

タクシーのおっちゃん
「6,000cym!」


いやいや、そもそもこんなとこで降ろされても困る!
って
もはや日本語で訴えるワタシ
おっちゃんも語気荒く何かをロシア語で訴える
つまり
路上でケンカしてたうちら

結局
おっちゃんは何か悪態をついて去ってった
あ、払ってないけどいいの?
それはそれでありがたいんですけど

言葉が通じないとこういうトラブルって起こるよねー
早く単語だけでもロシア語覚えないと



とりあえず見えてるガソリンスタンドに行ってみるも
100%予想通り、
こんなところにATMがあるわけもなく

そんなとき

トラック!

乗っけて!ってジェスチャーしたらすぐ停まってくれた
ウズベクから工事用の土砂を運んできてたシュホラートとジャスール
(もう一人の右のおっちゃんは
 同じルートで少し先を走ってた仕事仲間のダニエル)

       

スイカとメロンであふれてた車内におじゃまする

  
                             ジュースまでもらっちゃったり

「次の食堂でごはんを食べるから停まるよ」
と言われ
夕方5時
その「次の(道路わきあった)食堂」
ダニエルと合流
ワタシ、キャッシュがないからいいよ 
って言ったら
「何言ってんだ!おれが払ってやる」


ごちそうさまです
3人よりワタシの「マントゥル」って手前のやつ
明らかにしょぼいものだったけど
そこは奢ってもらう身
「おいしい!」って言いました
いや、でもほんとありがたい


いかんせんトラックなので
スピードは出ず
国境から100キロくらいのはずなのに
4時には出発したけども
7時にやっとシムケントの30キロ手前のレンゲに到着

こんな広大な景色を通って
                   


レンゲから別の移動手段を捕まえないとなぁ
って思ってたけど
「今夜はおれらのオフィスに泊まれば?」
って

ありがたいです
トイレさえあれば大丈夫だもん


現場で土砂を降ろして
さらに町へ入っていく2人のトラック

「明日はオフなんだ
 だから今からカフェでビールだ!」

ここへ
夜8時
        
わーい、生!

                                    串焼き肉のシャシュリクまで!

2人の地元の友達3人も合流して
おっちゃんたちとビール会になって

「飲んだか?食べたか?よし、行くぞ」
とショホラート

オフィスに?って聞いたら
「おれの家」

大丈夫だよねー?
カザフ人って一人暮らしとかじゃないよねー?
しかもこんな地方都市だし、家族とやんね?

行ってみると
がっつり家族と住んでる家
しかも大家族

シュホラート、子供が4人もいたのね

そして
中庭のテーブルがセッティングされる
もしや


ごはん!

夕方にも夜にも食べたよ?
また食べるのね?
あのトラックのスイカは家族と親戚一同へのお土産だったのね
甘い!うまい!

そうして夜は更けてく
胃がパンパン!


ショホラートの(若く見える)お母さんが
牛の乳搾り
ヨーグルト文化圏だもんねー


             
がっつり朝ごはん

強い日差し  

本日日曜日
親戚一同もオフらしく
隣の親戚の家でも食べ物山盛り
お客さんもいっぱい
            

「おふろ、入りたいでしょ?
 こっちの家にはロシア式のお風呂があるんだよ」

ロシアンバスを体験
               
いつか映画の中で見た!
これ、サウナとして使うお風呂でしょ?

夏の今は
右奥の缶みたいな中にお湯が溜まってて
水道の水でぬるめてバケツシャワー

ありがたい
だって今日は
夜行バスで移動する予定だったもん

「車で連れてってやる」
と車を持ってる友人を引っ張り出して来てくれた
ついでに
英語の(ちょっと)できる親戚のヌラリーも引っ張り出される

ほんとお世話になります     

まずは
シムケント市内でATMがあるというカズコム銀行に連れてってくれ
ワタシ、やっと現金ゲットです
Plusマーク対応のATM!
ただし             
強烈な日差し下で
ATMの画面がめちゃくちゃ見にくかったよ

そして            
シムケントの市内を通り
ビシュケクまでのバスがあるというバスターミナルへ
サマル(英語でいうならSamal)バスターミナル

さて、ビシュケク行きは?
18:30発で             
1,500Tg

意外と安いのか
物価が高いというカザフ
夜行バス1,500Tg=1,500円っていいわ

ちなみに
シムケントからアルマティー行きは2,000Tg

さらに言うと、
このカウンターのとこにもATMが2台あった
(Plusカードが使えるかは試してないけど)

ただいま1時すぎ

「じゃあおれたちは用事があるから帰るよ」

バスターミナル内での荷物預け場まで探してくれ、
そこの担当のおばちゃんを2階の宿泊エリアから呼んでくれ
しかも
「200Tgだし、もちろんおれが払うよ」と
料金まで払ってくれてから
3人は去っていった

最後までお世話になりまくりだよ

「いいか、他の人を信用するな
 バスには30分前から乗れるけど、それまでここから外へ行ったらだめだよ」

注意のメッセージを残して

え、そんなにカザフ人って怖いのか?
まぁ外国人女子一人だし、
いくらワタシが大人でも、3人から見たら子供の扱いなんだろうなぁ

荷物も預けて身軽になったし
シムケント市内を観光でもしようかと思ってたのに
このバスターミナル、
市内のめっちゃ西にあるところだって
中央バザールの近くの長距離バスターミナルじゃなかったのか

バスターミナルの隣の敷地にはバザールがあったので
そこをぶらぶらしてみる


でも
衣料品が中心のようで
ワタシが必要とする食料品エリアは少なかった

               
    

かばんにパンが余ってたので
トマト2個(1キロ30Tgのオツトメ品のん、2個で50Tg)と
チーズ(既製品のパック入り、180Tg)を買って

暑い!日差し!
ソフトクリーム(50Tg)も

ぶらぶらしたり
溜まってた日記を書いたりしてると
午後6時

バスへ
チケットに書いてあるナンバープレートの番号でバスを発見

シートの席でも    
A/C付きね

まだエンジンのかかってない今は
日差しのせいですでに車内サウナ状態
みんな発車時間のギリギリまで車外の日陰に避難してるし


20分ぐらい遅れて7時
出発

あれ、エアコンは?
つかないよ?

どうやらエアコン車なのにエアコンはつかないらしい
だから1,500Tgってこと?
(そもそも相場を知らないから安いのかよくわからんけども)

エアコン車として造られたこのバス
窓が開かないよー
天井部分の窓からのかすかな風だけじゃ
満員の車内を涼しくするには微力

みんな不貞寝してるかのように寝てる
汗かきつつ
9時ごろ     
食事休憩

サンドイッチあるし、と外に出なかったら
ちょうど乗り合わせた中国人の4人組み男子が声を掛けてくれる
「外の方が全然涼しいよ!ごはん食べよう!」


そして麺をおごってくれた
なんかここ数日、おごられっぱなしだ
ありがとう

カザフの料理、めっちゃ塩っ辛いのね
「こりゃ無理だ」と
中国人男子2人、半分以上残してた

冬が寒いところって塩っ辛い料理になるのかな

そして朝5時頃
国境に到着

しばらくバスの車内で待機
朝早くてイミグレが開いてなかったってことか?
しばらくしたらみんな車外に

荷物チェックもなく
カザフの出国

道なりに歩くとほんとすぐのところにキルギスのイミグレ

日本人はビザ不要
入国カードもなく税関申告もなく
荷物チェックもなく
あっという間に入国完了

両替はこんなレート     

何回も懲りないワタシ
ATM、ビシュケク市内にあるよねー
と思ってここでも両替せず

そこから2時間くらい
ビシュケク市内の        
西バスターミナルに到着

ATMはあったけど
Plusマークは非対応だった

なので
「ここから2キロ先のオシュバザールには銀行がってある」
って聞いたので
ターミナルを出て真南、
まっすぐ道を歩いていく
バザール手前       
この交差点の右奥に
ショッピングモール

30分後の9時オープンということで
少し待ってみる
           
         別に開店待ちする意味、なさそうだけども並んでる並んでる人たち

あったよ、ATM
KICBっていう銀行のんでソム(Com)を引き出せた
しかも
横にその銀行の支店があったので
細かい紙幣にも換えてもらう

よし、これでバスに乗れる

このショッピングモールの隣、オシュバザールの北端の道に
バス停があった

132番の乗り合いバス、「マルシュ」で
日本人宿の南旅館へ向かう
1乗車10Com

ガイド本のロシア語での住所を見せて
降り場を教えてもらう


降りてみたけども
こっからどう行くんだっけ?

ちょうど一緒のところで降りたおばちゃんが
親切にも電話してくれ、
オーナーのヌルさんが迎えに来てくれることに

一人で行くなら
町の中心地からアブドラフマノフ通りを5キロくらい南下
(ビシュケク鉄道駅らへんを通る南北の道)
この税関(「タモジュナー」)が右手に見えて 
その次のバス停で降りる
と                   
なんとも目印のないこんな光景

でも
左手にこの薬局があるので

          
この写真左から
団地の中の道を道なりに進む
右の写真の          
突き当たり奥のマンションの並び

各棟入り口にベンチがあるんだけど
この紫のベンチの入り口から入り、
4階の22番のドア

  

ここが南旅館、South Guest House

ドミだけのマンションの宿 
1泊200Com
キッチンにWifi付き

ひっさびさに日本人宿だ
日本語!(オーナーのヌル氏とも日本語での会話可)

ちょっとここでのんびりするか

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