今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

カタカリダンス

2012年06月17日 | アジア編12年3月~8月

                   
コーチンCochinは
6月中旬の今
雨季の真っ只中なのです

晴れ間も見えたりするけど
1日中曇りか雨の日もあり
雨もザーッと猛烈にスコールのように降ったりもする
(シトシト雨もあるけど)


時間に制限はあっても
宿の部屋でネットできるし
外は雨だし
ついでに言うと
バングラデッシュで買ったばかりの安物傘(日本円で200円)も
骨組みがぼろぼろ、すべての骨が骨折してるし

                         
                この、傘修理プロでさえさじを投げた 「新しいのを買いなさい」と

ということで
出不精、引きこもり気味になる笑

あまりに傘が壊れたので
もうリメイク
カーデにしてみた
ぼろぼろの骨を外して布地の部分を使って
安宿の部屋で裁縫ちくちくしてたニッポン人

  

人があまり通らない隅の部屋だったので
ドア開けて
(窓はガラスがもともとなくて開いてる さすが安宿)
ファン回しつつ

通りがかったスタッフが
「外、出かけないの?」
って
今引きこもってんねん

あ、でも
郵便局には行ってみたよ
オーストラリアでお世話になったハッセーに
郵送する物があったので

オーストラリアのガイド本をあげてきたんだけど
諸事情で当時渡せなかった部分数十ページ
それを送りたくて

郵便局、土曜の午後でも空いてた
「これ、シドニーへ」          
って窓口で言うと
「封筒が必要よ」
って言われる

あるじゃん、そこに
そのぺらぺらのん
5Rpもすんの?
でもいいよ、ワタシの手持ちの封筒、ないし

「これじゃキケンよ、薄いから
 2軒隣にBataっていう靴屋があるから
 そこで封筒をもらってきて」


なぜに一般商店から封筒を?
ワタシの英語のリスニング、間違ってないよね?

もう本当に「狐につままれたような」感じで
その靴屋に
(バングラにもこのチェーン店あったなぁ)

              

「郵便局でこう言われたんだけど…」
と事情を説明すると
「あぁ、なるほどね はい、これ」

なんともスムーズに封筒をもらえた
なんだそれ

という流れで
めでたく投函できたのです(ハッセー、届いた?)

ちなみに
250gくらいで129Rp
あぁ、ずっと「送らないとなー、約束したし」って思ってたことを
やっと果たせてすっきり

いかんいかん
ちょっとは観光しないと

ここの観光地は
フェリーで移動したところにある、
フォートコーチンFort Cochin地区

今いるのは
鉄道駅とかがあるエルナクラムErnakulam地区

フェリー乗って移動するの、めんどいなぁ(正直)
それは明日に回すとして
今日はこっちのエルナクラム側でも楽しめる、
カタカリダンスKathakali Danceを
見に行くことにしよう

コーチンは
このカタカリダンスが見られる場所としても有名らしい


ガイド本に載ってる会場探し

駅から南にある、
Cochin Cultural Centreを見つけよう

適当に南へ進んで
そこらへんのおっちゃんに聞く

ちなみに
道を聞くときは露店のおっちゃんに聞くのが一番確実
交通整備とかのポリスは知らないことが多い
偶然この場所に配属してるだけ、ってこともあるしね
通行人も同様
よくわからないのに
「多分…」ってつけずに
はっきり答えるおっちゃんとかが一番ややこしいし

「Cultural Centreはどこ?」
って何人かに聞いて
たどり着いたのがここ
               

鉄道駅を出て正面の道をまっすぐ(海の方へ)進み、
Paulson Park Hotelへの路地を過ぎた、
ひとつめの交差点を左折

そのまままっすぐ進むと
この肌色の建物
               

ここから左奥(=線路の方向)に始まる路地が
Kalathiparambil通り


昼間に今日の公演時間を確認しに来たんだけど
中にいたおばちゃんが
「来月の7月1日まで休み」
って
改修中らしい

ってか、よく見たらここ、
Cochin Cultural Centreじゃなくて
Kathakali Danceの方じゃん

おかしい
「Cultural Centre、どこ?」って聞いてきたのに

ということで
そのCochin Cultural Centre探し

Kalathiparambil通りの始まりまで戻り
今来た道をさらに進み
広い道との交差点も過ぎさらに進むと
このお寺
             
ここがManikath通り

奥へ進むと
ちゃんとはっきりと看板
               
毎日公演してて、
5時半からメイクアップ、
全部終了するのは7時半、
チケットは250Rpだって
エアコンつきの会場
(公演中はやや寒いくらいエアコン効かせてた)

              
詳しく聞くと
今日の演目は2人の登場人物がいて
明日は1人の演目らしい
なので
「見るなら今日の方がいいよ」
と言われる

よし、ほなまた夕方来るわ


出直してカタカリダンス鑑賞
                  
           本番前の楽屋(会場の一階上、トイレ借りたときに通った) 出演者2名



なかなかおもろかったよ

まずは
メイクアップ
         

時には一言二言おしゃべりしたり
でっかいくしゃみをしたり
なぜか一人途中でどっか行ったりしつつ

ここらへんの自由さがいいわ

         


途中で男役のおっちゃんが
急に寝転がった
顔に紙で作った小道具を
専門のアーティストのおっちゃん(一番左側)に
つけてもらうためなんだけど
なんとも気持ちよさそう
で             
いびきも聞こえる

おいおい、今からプロとして演目をするんでしょ
笑えるよ、ほんと
            いびき後

そんなおっちゃん、
メイクに時間がかかりすぎたのか
ラストの方では
まだメイク終わってないのに
裏方のおっちゃんが横で片付け始めたし
      
         

30分でメイクアップ終了
続いて
女役のこの兄ちゃんによる
「カタカリダンスの基礎講座」

表情、目の動きの実演




すんごい、めっちゃ目を充血させるまでの
迫力の演技
目がすごい

  
              
でも
1列目のインド人のおばちゃん、
そんな一生懸命のプロの演技に
噴き出してた
肩が揺れてるよ     

カタカリダンスでは
手や表情で言語を表すらしく
そのカタカリ語の講座も

カタカリダンスにおけるジェスチャー言語の解説



ちなみに
英語(ネイティブと思われる人)の録音した解説付き

やがて
演目スタート
いよいよダンスショーの始まり



アクターの2人も衣装を着て登場
この裏方のスタッフ2人による幕が
アットホームな感じでいいわー
(会場にいたスタッフは演技者2名とこのスタッフ2名で全員)

マハーバーラタをちゃんと読んでたら
この演目のストーリーもちゃんと理解できて
より楽しめたんだろうけども
(英語の解説が演目の前にあったけど)

           
   

どうやら男女の恋の話
そういやさっきの「カタカリ語講座」のときに
「キス」とかまであったなぁ

なんとなく
ハッピーエンドになるのかと思ってたら
ラストには女役が発狂

          


そしてびっくりのエンディング

  
  
                  おっさん、ステージを跳ね回る

いやぁ、ほんと
いろんな意味でおもろかったよ

楽しめた
カタカリダンス、見に行ってよかったなぁ

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