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韓国変圧器、ロストワックス企業紹介

2012年08月12日 16時45分38秒 | 求めます

 韓国技術ベンチャー財団では、韓国の優れた企業の製品の日本企業への売り込みに日本のコーディネーターを委嘱し国内の企業に売り込みをかけている。

 日本企業が国際競争に勝つには、日本企業からの調達に限らず、世界の企業から良いものを安く調達することが求められている。その点で、韓国の企業と国内企業のニーズは一致し、コーディネーターの役割も意義がある。

 先日配電用変圧器メーカー(双竜(サンヨン)電気株式会社)とロストワックス部品製造業(ヒョンウ精密株式会社)を訪問してきた。目的は、当該企業はどのような強みを持っているのか。その強みを出せる背景を確認するためであった。

 まず、品質保証はできる仕組みがあるか。最低でも現在の取引企業と同等な品質・性能が保証されていなければならない。品質は当たり前の条件である。この確認は、ヒアリング、文書、資料などから確認できた。また現状の取引先の企業からも確認できた。国内特許の侵害は、既存技術を使っており心配ない。

 最大のメリットは、電気代などのインフラコスト、労務費など人件費が日本に比べて安いこと。材料費も安く調達できる。すなわち製造原価、販売費管理費が日本企業より安く、その結果販売価格は日本企業が期待するように安く調達できる。この効果は、生産性を云々する必要性を感じさせないほど大きい。バイヤーに納得していただくにはこの当たりの勘定科目毎に日本企業と比較した数値を示せば理解いただけよう。

今回の訪問企業は、配電用変圧器メーカー。この企業の特徴として大型の変圧器を得意としている。もう1社は精密鋳造、インベストメント鋳造あるいはロストワックスの部品を造っている企業。後者は経営者が元公的研究機関でロストワックスの研究をしていた。

これらの企業に発注したいと思われる企業がありましたら御連絡下さい。情報提供させていただきます。

 ムゲン経営研究所 中小企業診断士 特級機械技能士 中小製造業の経営革新
田中 義二 tanaka@mgein.com

 

 

 


韓国企業からのお誘い

2010年07月28日 18時49分07秒 | 求めます

 4年ほど前から韓日産業技術協力財団が主催し、日本の技術者を韓国中小企業に招聘する事業を展開している。日本の技術者の対象は、企業を退職し、その道専門の狭い特定分野の専門家を求めている。

 今までこのマッチング相談会に参加していたが企業側と条件が合わず、指導の実績はない。今回は、私のキャリアーから化粧品を開発製造している企業から指名を受け面談をした企業と、私から面談を希望した2社の計3社と面談した。後の2社の事業は、船舶のエンジン関係の部品製作と組立企業、紙幣結束機開発・製造企業であった。

 指導の期待は、生産性向上によるコストダウンが各社とも高かった。私の提案は、彼らなりに具体的に解決したいテーマを示されたが、その課題、あるいは目的の上流に遡って、コストダウンにつながる大きな課題に注目することを提案した。

 過去の、相談会では、謝金で不成立に終わったが、今回は彼らの予算を尊重し、調整に乗ることを申し上げ、なるべくニーズに応えることを心掛けるようにする。

 いま、日本の中小企業は、国内生産の絶対量の減少により、多くの中小企業が苦境に立たされている。公的機関の支援制度には、支援による低額の専門家派遣、あるいは無料の派遣制度もある。しかし、専門家を歓迎する雰囲気が必ずしも伝わってこない。

 専門家は役に立たない、あるいはどうしようもないと諦めて居られるのか、真意は定かでないが、専門家を選択し是非活用いただきたいものである。経営者には、元気を出して頑張って欲しい。

ムゲン経営研究所 中小企業診断士 特級機械技能士 中小製造業の経営革新
田中 義二 tanaka@mgein.com


使命を確認し奮起する

2010年04月06日 08時32分19秒 | 求めます

大池公園にて 

 4月6日(火)朝のNHK放送で就職活動(就活)が放映された。面接の練習する場面で涙ながらに就職したい気持ちを訴えていた。二桁にわたる企業の面接をされるという。それでも思いを遂げられない就職希望者が出てくるのは哀れに思う。

 彼らにとっては、いかに応募者の中から選ばれるか大変なことである。就職したばかりは、直接間接に生産の業務に就くことになるが、今の国内企業では設備も人も余剰の状態である。企業が国内競合企業に勝て、また海外企業に勝てるだけの競争力を蓄えないと、彼らを受け入れることは難しい。

 このテレビを見ながら改めて今朝は己を叱咤激励した次第である。
中小企業診断士の私の使命は、中小企業を競争力ある企業に変革させることである。その結果として、生産の機会を拡大し、希望に満ちた若者の就職に寄与することにもつながる。

 一昨年のリーマンショック以来、私の顧客としている中小企業製造業は大きな打撃を受けた。受注が一時は80%減、最近持ち直して来たというものの、まだまだ稼働率は低い。融資の支援より仕事が欲しいという話しをよく聞かされた。

 コンサルタントに支払うお金がない。多くの企業では事実であろう。私にとっても厳しい受注環境を克服し、就職の受け皿の拡大にも寄与したい。

ムゲン経営研究所 中小企業診断士 特級機械技能士 中小製造業の経営革新
田中 義二 tanaka@mgein.com


問題意識を常に頭に

2008年03月27日 07時27分58秒 | 求めます

 今では常識的になっているインターネットホームページやブログで情報発信と問題解決を図りたい人の検索でビジネスが成功する例は多い。

 しかし、意識的に利用したいのは、常に問題意識を持って、人と会うことだ。目で観ることだ。人に会えば、取引における信頼性がある程度観察でき、リスクの解消になる。

 

 今回、官工事業社の経営診断をさせていただいたが、診断メンバーの1人がマンションの工事を依頼したり、私の自宅も建築して25年くらいになるので水道管の錆びも気になる。観ていただくことにした。

 また、顧問先の卸売業が、韓国から商品を仕入れたいという希望を持っていたが、偶然、テクニカルショーヨコハマに見学にこらえた讃井さんが、日韓中小企業情報交流センターの所長になって居られ早速相談を持ちかけた。

 

 この2つの事例は、至近の例であるが、問題意識を持っていれば、結構身近に商売の相手は見つかるものである。常に問題意識を持って外に出ていただきたい。

 

ムゲン経営研究所 中小企業診断士 中小製造業の経営革新 田中 義二
tanaka@mgein.com

 

 


診断料金お任せします

2008年02月14日 07時50分59秒 | 求めます

 中小企業診断士登録要件である診断実務補習が先日第1社目が終了した。実務補習とは、指導員のもと診断士資格を取得するための、診断実技の経験を積むものである。

 約10日間の内に、ヒアリング、財務諸表分析、外部環境分析などを行い診断報告をする。診断の機会をいただき実務の勉強をさせていただくと言うことで協力企業様には費用の負担はおかけしない。

 

 類似した診断として、中小企業診断協会神奈川県支部では、プロコン塾と称し、ベテランのコンサルタント(中小企業診断士)が、診断の補助役となり、グループによる診断を行っている。診断の能力アップと、資格更新のための診断実務ポイントを獲得するためである。

 

 今回のご案内は、診断の機会をご提供下さい。費用は私が塾長を務めるグループは、10万円以下でお請けします。診断料は、診断報告内容を把握され、貴社が値決めして下さい。大いにこの制度を利用され、自社の経営面の健康状態をチェックいただきたく希望します。

 

 ご希望いただいても、距離的なこと、希望時期などの点でご期待に添えない場合があることをご理解願います。診断グループに参加希望される診断士についても同様です。

ムゲン経営研究所 中小企業診断士 中小製造業の経営革新 田中 義二
tanaka@mgein.com