昨日、あるＳＦ映画を観た。
宇宙物だが中々考えさせられる作品だった。
地球温暖化が進み地球上で生きていく事が困難になった時代。移住出来る星を探し出し、そこへ人間を送り込むミッションの話だ。
その星は宇宙船で86年かかる距離でミッションに参加した子供達が生きてる間に到着出来るかどうか…。なので当然、その子供達の次の世代が新たな人類として存在出来る事に期待しての計画だった。
しかし、悲しいかな人間が持つあらゆる欲求が邪魔となりストレスのかかる宇宙船内の生活が破綻を来たすことが予測できる。
そして、計画ではそれを避ける為に乗組員に薬を飲ませ続ける事になっていた。乗組員には理由を言わずに…。
やがて成長し、たくさんの知識を得た乗組員達はその薬の秘密を知ってしまう。そして飲む事を止めるのだが、その結果あらゆる我欲が現れて船内は収集のつかない状況になる。
どうやってこの事態を収めるのか。そしてミッションは成功するのか…。
中々、見応えのある作品でした。見終わったあと、ウクライナ戦争が頭に浮かびました。人間が殺し合う理由はいったい何なのか。そして、悲劇を避けるための最良策は何なのか…。
最近、物騒な事件が多いですが理性をコントロールする事の難しさですかね。。。
