METALTEACHER Blog

メタル好きの高校教師がいろいろ書いております。

MISSING YOU

2010-06-28 20:15:07 | 日記
3年前に担任をやっていた時のクラスの卒業生が、先日、バイクの事故で亡くなった。
先週の土曜日、たまたま新聞を読んでいたら、見覚えのある名前が載っていて、年齢も、住所もそいつっぽいと思ったので、住所録で確認したらやはりそうだった。
こういう結末は一番困る。
クラスの教え子の中にはいろんなヤツがいて、もちろん立派になったヤツもいるけど、例えばイラストレーターを目指してそのまま消息不明のヤツとか、風俗にハマっているヤツとか、結婚して離婚したヤツとか、まあ人生いろいろって感じだ。
だけど、音信不通かもしれないけどとりあえず生きてる、あるいは生きてるだろうってことで、今も心のどこかでつながりを感じているわけですよ、クラスの教え子だった全員に対して!
でも、死なれちゃうと、もう二度と会えないんだよな。
生きていれば、立派な実業家になっていたかもしれないし、立派なヤクザになっていたかもしれないし、芸能人になってサインの1枚でもくれたかもしれないし、モンスター・ペアレントになって俺を糾弾していたかもしれない。そんな未来の姿に出会うことが、(それがどんな未来であったとしても)俺にとっては密かな、そしてとても大きな楽しみだったのに。
話はちと変わるかもしれないが、今年はHM/HR界で大物の死去が相次いでいる。ロニー・ジェイムス・ディオなんかは、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思わなかったが、チャンスを逃すと来日しないまま亡くなってしまうケースを考え、「LOUD PARK 06」で彼の勇姿を拝んでおいたのが本当にラッキーだった。
今後、HM/HR界の創生期を担った大物たちが、続々とそのキャリアを終焉させていくことだろう。だから「見られるうちに見とけ」というのは分かる。オジーだって、エアロだって、これが最後のチャンスになるかもしれないし。
だ、け、ど、俺よりもずーっと若い20歳の教え子が、まさか俺より早く逝ってしまうなんて、想像できるわけがない。心の準備なんか、するわけがない。だから困っているわけだ。
明日の通夜には、同じクラスだった連中も集まってくるだろう。こんな形で再会などしたくなかったよ。

GO!GO!7188 LIVE AT CHIBA LOOK!

2010-06-11 20:19:26 | 日記
普段、ほとんどメタルばかり聴いているくせに、今まで一番ライブに行った回数が多いバンドだったりする。まあ、地元に来てくれるからってのもあるんだけどね。

ただ、今回はいまひとつノリ切れなかったところがあったなあ。それが、アルバムをチェックしていなかったが故の情報不足によるものなのか、あるいは彼らに対する忠誠心の減退によるものなのかはわからない。
とにかく、オープニングの「Go!!GO!GO!Go!!」の掛け声でいきなり置いてきぼりを食っちまった俺。
セットリストは新曲からのナンバーが中心、と思われ(ちゃんとチェックしておりません)、知っている曲は5、6曲。まあ、俺の一番好きな「浮舟」を演奏してくれた時はホッとしたけど、彼らにはもっと「情念」を伝えて欲しいんだよなあ。
MCも少なかった。もっと笑かしてくれるかと思ったのに、1曲終わったら、すぐに次の曲に移っちゃうんだもん。もしかして、今までよりも「曲を聴かせる」ということに力点を置いているのかな?
でも、パフォーマンスはすばらしい。演奏は激しく、かつタイト。だからお客さんも盛り上がる。つーか、客のノリが前より激しくね? 途中でモッシュピットまで出来ているじゃんかよ。

何だかんだ言って、今後も注目していくだろうけどね。子供がもうちょっと大きくなったら、彼らのライブぐらいだったら連れて行ってもいいかな。「LOUD PARK」は無理だろうけど。