カサゴ・マハゼの飼育と生態観察日記

 不覚にも万年ビギナー・アングラーに釣られちゃったお魚たち
 (飼育期間…カサゴ:11~翌4月/マハゼ:9~翌6月)

カサゴ飼育90日目

2019年02月23日 01時08分21秒 | 飼育日記
水温:15~16℃(ヒーター設定温度:15℃)
 
餌:サーモン・カツオ・ブリ・安マグロなどの切り身を、4~5日に1回(50g:2水槽分)

濾過フィルター:3ヶ月以上、清掃無し

水槽水:1年以上、換水無し(自然蒸発分を、随時追水(水道水)のみ)


設備:60cm水槽/上部濾過フィルター/エアレーション/ヒーター/水中モーターフィルター
 水中モーターフィルターは、濾過より水流を作る目的が強い。
 ただ、大抵の時間を底でじっとしてるカサゴには必要ないと思われる。
 60cm水槽・上部濾過フィルター・エアレーション・ヒーターで、1万強という安設備
 隠れ家や人口海水を含めても、2万弱の予算で可能だろう。
 カサゴ達は釣りで捕獲したものだし、餌も人間の飯の端っこを切って与える為、これもお金がかからない。 















2019.02.16に、第二水槽のカサゴ1匹がになりました。
今年はかなりいい加減で手抜きな飼育をしてるのですが、かなりカサゴ達が頑張ってくれています。

 第一水槽:10匹(2018.11.26)
 第二水槽:07匹(2018.11.26)06匹(2019.02.16)
冒頭にも書きましたが、水槽水の入れ替えも、濾過フィルターの清掃も全くしていません
カサゴの適水温が13~18℃で水温が低い為、細菌などが増え難いからこそできる飼育です。
ただし、pH値は酸性に傾き、比較的無害な硝酸も増える為、耐性が低いカサゴは痛みます
固体差があると思いますが・・・2月唯一落ちたカサゴも、どちらかで痛んだ可能性がありますね。


また、、、


第一水槽の一匹のカサゴが、ちょっと白っぽく鱗が痛んでいる。
第二にも一匹同じようなカサゴがいます。
酸性の影響なのか? 硝酸の影響なのか?
狭い水槽で隠れ家などに体をぶつけて、人間で例えれば内出血のようなものなのか?
ちょっと、判断できないのよねぇ。。。




別の第一水槽の一匹のカサゴですが、とても痛そうですね。
縄張り争いで大きいカサゴが小さいカサゴを追い払う際、尾鰭に噛み付くのですね
閉鎖された水槽空間だと、こういう事故は頻発してしまうのは避けられないので対処が難しい事故です
呼吸も普通で餌も喰らう為、しばらく放置したまま一ヵ月後。。。


鱗が剥がれた尾鰭周辺部が、全部無くなってしまいました。
泳ぎ難そうですが、呼吸も普通で餌も喰らいます。

残念ながら落ちてしまうだろう・・・と、1ヶ月前に予測してました。
天然魚はタフですね。


最後に、お食事タイムの間隔なのですが、、、
海中界のナマケモノである彼らは、あんまり動きません
「いや、自然界に居た時は違う!!!」と、彼らは抗議するかもしれませんが
いきなり捕獲され、水槽に連行されてから1ヶ月位は、水槽の前を横切るオイラの影に怯えていたのですが
今は、もう完全に慣れてしまい『失われた野生』って感じ
例えば、餌投下後、底に落ちた食べきれない切り身を回収するのだが、

 オイラ「お前の腹の下に切り身がある、ちょっとどけ」と、ピンセットで突いても、、、
 カサゴ「うぜ~なぁ~」と、のそのそ移動するくらい、なんか舐められてます

そんな慢性的運動不足なカサゴさん達なんで、2~3日に1回だと喰いが悪い時がある。
その時食べないと、さらに次の2~3日後まで、最長6日間空いてしまう。

なんで、これくらいの間隔が良いのかな?と思っています。
4~5日も空くと、お腹パンパンになるまで荒喰いしますね
 

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