3月17日 メモと雑感

3月とは思えない寒い日が続いている。
でもとてもいい天気で、青い空と山と海がとてもきれい。

授業は相変わらず手探り。
中級会話の授業は今日が3回目だったのだけど、
レベル差がかなり大きいことに気づいた。

日本語の授業を複数受けていて、
基礎的な聴解力、会話力が身についており、
中級の授業についていける学生と、
私が担当している中級会話だけ受講していて、
かつ以前受けたはずの初級会話の半分くらいを
忘れてしまっていて、授業についていけない学生と。

学生たちの学習歴や目的、目標をぜんぜん知らないので、
みんながどんな気持ちで授業に来ているのか知りたいな。
機会をみつけて話しかけてみようと思う。

あとは、両方のレベルの学生が「授業に来てよかった」と
思ってくれるにはどうしたらいいか。

レベル別の課題を課すとか、復習10分授業前にいれるか…。
あとは、予習できるようにプリントを配布したり。
よくできる子には、作文とか話す時間をとったり、
もう少し難しめのチャレンジを提供できたら。


地震については、大学の研究室で見る
ネットで知ることしかできなくて、
だから、日本にいるのとは全然情報量が違うんだろう。
こちらは、驚くほどに毎日が平穏で・・・。

でも、私もいつ地震の被害者になる可能性はあって、
だからそういった意味で私も「当事者」で、
できることをできる範囲でやっていきたい。

3月13日 韓国生活

2月28日、韓国にやってきた。
間をおかず、3月2日から授業開始。
とはいえ、2日～8日はオリエンテーション期間だったので、
授業の本格開始は9日から。

部屋は大学提供。
前の住人がどんな使い方をしたのかしらないが、
壁紙がやぶれ、ドアのガラスが一部割れ、
浴室のペンキはぼろぼろだった。

こんな部屋には住めないと大学に抗議、
リフォームを要求したところ、
新しい部屋に引越しすることになった。
新しいアパートでの生活は7日から。
今は、掃除したり、生活に必要なものを買い揃えたり。

授業は、少ないクラスで6人というのが1つあるが、
それ以外は基本的には30人弱の大き目のクラス。
プロジェクターとスクリーンが教室にあるので、
それらを使った授業ができる。
が、今まで使った授業をしたことがないので
（そんな恵まれた環境にいたことない）
新しく準備が必要。


地震については、たまたま一緒にいた同僚のもとに
かかってきた電話で知った。
それがなかったら、おそらく翌日まで知らなかっただろう。
（今、家にネットもテレビもないので）

東北出身の知人にメールを送ったところ、
知人は無事だったが、知人の家族の行方がわからないという。

こちらは、何事もないかのように、平穏な青い空である。
今、わたしにできることは、募金。
韓国からでもできると思うので、探してみようと思う。