日本で日本語教師

東海地方で、日本語を教えている。

4月30日 豆乳ラーメン

2008年04月30日 17時02分25秒 | 中国
人の味覚ってかわるものだなあと思う。
昔はあんなに豆乳がだめだったのに、
最近はお気に入りですらある。

熱々の絞りたてを学食で安く売っている。
お値段は1.8元。
砂糖をいれるかいれないかは選べる。
わたしは砂糖なしが好きだ。
そのまま飲んでもいいし、料理にも使えるから。

今日は豆乳ラーメンをやってみた。
インスタントラーメンを豆乳でゆでるだけ。
ラーメンについてるスープ類は使わず、
ほんだしと味噌で味付けした。
具に茶卵(味付け卵)と野菜も入れてみた。
味は、というと、結構どころか相当うまい!

げええ、と思われた方もいらっしゃるだろうが、
本当においしいんですぜ。
健康にもよさそうだし、おすすめである。
だまされたと思って、みなさまもおためしあれ。
本当にだまされた!ということになっても
責任はとれませんが。


明日はメーデー(労働節)。
そこから3日間の連休だ。
本来なら日曜日をいれて4連休になるはずだが、
なぜだか日曜日は金曜日の振り替え授業がある。
じゃあ木曜日の授業の振り替えはどうするんじゃ、
と思ったが、
「木曜日の振り替えはありません」
「とにかく金曜日の授業だけしてください」
ということらしい。
どうしてそういう半端なことをするかなー。
意味不明。


昨年まではメーデーを基点に
一週間ほどお休みだったらしいが、
今年から4月(清明節)、
5月(労働節)、6月(旧暦で端午節)の
連休に分割されたらしい。

バドミントンしたり、
××市に残っている古い家屋を見に行ったり
就職活動用の履歴書を作ったり、
たまってるメールの返信をしたりする予定。

あとは、エマールで
セーターの洗濯でもしようかな。

4月26日 デジカメ

2008年04月27日 00時28分37秒 | 中国
2年前までフィルムカメラを愛用していたのだけど、
それが壊れてしまい、それ以来カメラは持ってない。

だが、この刺激に満ちた変化の激しい中国の姿を
カメラに収めたいと思い、デジカメを買うことにした。

電化製品は断然日本製品だ、と固く信じている私は
2月に帰国したときに、買って帰ろうと思っていた。
が、それをある知人に話したら、
古いが使ってないデジカメがあるので、
ただで譲ってくれると言う。
たいしたこだわりもないので、
ありがたくそのデジカメを譲ってもらうことにした。

が、やはりというか、なんというか、
しばらくの間使われてなかったという
そのデジカメは壊れていった。
動作確認もせずに私にくれたのかしら、
と知人をちょっぴり恨めしく思ったが
ただでくれるというその気持ちが、
ありがたいことなのだ。
恨めしく思うのは筋違いである。
たとえ、その処理が面倒だとしても。


というわけで、そのデジカメは
中国の私の部屋にほうってあったのだが、
思い切って中国で修理に出してみることにした。
こちらでは、携帯、PC、カメラ、
DVDプレイヤーといった電化製品はじめ、
靴やかばん、服(これは修理と言わないか)など
数々の修理店が軒をつらねている。
アヤシイが、それを利用してみるのも面白そうだ。
それに、そもそももとがただなのだし、
本当に直ったらもうけものである。

かくして、××市で最大規模を誇る市場に向かい、
目に入ったカメラ修理の店に入る。

修理のお兄さん(以下、「修」)
 ;「多分直るだろう」
私:「いつまでかかる?」
修:「多分2日あれば大丈夫だろう」
私;「いくらかかりそうだ?」
修;「わからん」
私;「では、150元以下だったら直してくれ。
   それ以上だったら、直さないでくれ」
修;「わかった」

という会話をかわし、カメラを預けた。

さて、2日後。

修:「多分、150元で直ると思う。
   まだ直してない。3日後に来てくれ」

さて、3日後。

修;「難しそうなので、北京に送った。
   3日後に来てくれ」

さて、3日後。

修:「他にも故障箇所が見つかったらしい。
   安く直そうとしたら、時間がかかるんだ。
   大丈夫だ。修理がおわったら電話するから、
   電話番号を教えてくれ」


・・・・・・この展開。どうにも信用ならない。
はたして私のカメラは
修理しようとしてメタメタに壊されたか、
闇に流されてしまったのではなかろうか。

とりあえず、明日、もう一度修理屋に行く予定。
らちがあかんかったら、中国の人に頼んで、
交渉してもらうしかないな。



ーーーーーーーー
※追記 4月30日 
結局、カメラは修理できなかった、
と言われて返ってきた。
一体、北京まで本当に送られたのか
(直せない言い訳だった可能性あり)、
こっそり使える部品だけ抜き取られていないか、
そもそも本当に私のカメラなんだか、
非常に気になったが、確かめる術もないし、
もう失うものは何もない。
それどころか、これ以上何かするのは面倒だ。
というわけで、そのまま引き取って帰ってきた。

しかも直せなかった言い訳が
「メモリカードが入ってなかったから」
とのこと。
本気でそう思ってるのか適当な言い訳なのか
知らないが、この台詞を聞いた時点で
もうこの修理屋は信用ならんな、と思った。

まあ、それなりに繁盛しているようだったので、
もっと簡単な故障だったら直してくれたのかも。
もしくは中国人と一緒に行けばよかったのかも。

何はともかく、今後、
自分の大事な家電製品を中国で直すことは
決してしないだろう。

4月20日 青島へ行ってきた

2008年04月20日 22時48分03秒 | 中国
今週末、青島へ行ってきた。

都会であることに驚き、
パン屋さんの多さに驚き、
青島ビールのおいしさに驚き、
ジャスコの品揃えの豊富さに驚き、
ジャスコ内のビアードパパの存在に驚き、
9時を過ぎても人通りが絶えないことに驚き、
カルフール前の不買運動を呼びかける集会に驚いた。

楽しかったなあ、青島。
××市も、空気がきれいで海があって、
渋滞がなくて、いいんだけどさ。
やっぱり、都会は選択肢が多くていいな。

4月15日 YouTube復活

2008年04月16日 00時00分53秒 | 中国
YouTubeが見られるようになってた!

最近朝のニュースで、
チベット関連のニュースをよく見る。

今日やってたのは、
チベットの生活水準がこの50年で
いかに向上したか、というものだった。

チベットのニュースを聞くたび、
学生時代に知り合った
チベット出身の留学生のことを思い出す。

彼はどうしてるだろうな。

4月14日 お買い得です

2008年04月15日 02時13分49秒 | 中国
学生の作文から。

>>>>
先週の火曜日は嫌な一日でした。
それは、電気としてのなべを使って、
(鍋型の電気調理器のことだと思われる)
だから、学校に罰金を納められたからです。

(中略)

(同じ寮の)ルームメートはなべをつかいました。
(大学寮では)なべは禁制品ですから、
学校は使わせないです。
それで、私は
「なべをよく置いて、他の人にみられない」
(鍋をしまって、他の人に見つからないように、
 の意味だと思われる)
と言いました。

(中略)

つくえのうえに紙がありました。
紙の上に
「禁制品としてのなべがあるからなべをとって
(取り上げて、の意味だと思われる)、
 二百元のばっきんをおさめる」
と書きました。

(中略)

なべは禁制品です。
もし気をつけないと事故を起こるかもしません。
二百元をつかって、きょうくんを買いました。
お買い得です。

※()内は筆者註
>>>>

思わず、最後の2行に笑ってしまった。
こちらの学生にとって、
200元は日本での2万円くらいに相当する。
それでもお買い得だといった女子学生に
ハナマルをあげたいと思った。

4月11日 製造年月日

2008年04月12日 00時01分34秒 | 中国
朝ごはんに買ったパンの製造年月日が
3月31日だった。
ちなみに、品質保障期間は7日間。

売っているものは全て疑ってかかるのが
大前提であるにもかかわらず、
きちんと確認せずに買ってしまったよ。


舌のつけ根に口内炎ができた。
こんなとこにもできるんだなあ、と感心した。
そしてその話を人にしたら、
その人はここ十年、口内炎とは無縁であるという。
人それぞれなんだなあ、と感心した。


38元で売られてたかんざし。
それを20元にまけてくれ、と交渉したところ、
38元だってギリギリなんだ、
他のデパートでは60元で売ってる、
30元なら売ってやってもいい、
これ以上は1元もまけられん、
とか言ったわりには3分後には25元に。
もうちっと粘ったら20元になったかもな。


今日は、こんな一日でした。

4月8日 文化理解

2008年04月08日 21時45分48秒 | 中国
私は2年生の会話、聴解、
そして文化理解の授業を担当している。
会話は韓国でも受け持っていたので、
これまでの積み重ねもあり、
なんとか納得がいくものを
提供できていると思うのだけど、
文化理解の授業が今なお手探り状態。

まず教科書がひどかった。
おそらく、日本の中高生向けの
社会科の教科書を何冊か選び、
そこから適当に切り貼りしたものなので、
日本語学習者を想定したものではいのだ。
語彙が難しい上、内容も非常に幅広く詳細である。

そりゃ、フォッサマグナの由来だの、
北海道の石狩炭田の位置や歴史だの、
愛知県の岡崎平野の農業の特色だのを
知らないより知ってたほうがいいだろうが、
どうして日本語を学び始めて
やっと1年経ったくらいの学生に
そんな内容を日本語で教える必要があるというのだ。

というわけで、後期からは日本から持ってきた
教科書を使っているのだけど、
使いこなしきれてない。
教科書の課題をこなすだけになっていて、
何かを得た達成感がないというか、
ただ情報を仕入れてるだけ、というか。

この文化理解の授業の目的・目標を
教師の私が描ききれてないのが原因だ。
この授業で何を学生に得てもらいたいのか。
会話や聴解の授業ならはっきり説明できるのに、
文化の授業ではあいまいなのだ。

文化を理解するってどういうことなんだろう。

4月6日 バドミントン

2008年04月07日 01時49分08秒 | 中国
先月から近くに住んでいる人たちで、
一緒にバドミントンを始めた。
街中にあるデパートの5階にスポーツクラブ?があり、
そこにバドミントンコートもある。
他に、卓球台やテニスコートもあった。

バドミントンをしてる他の中国の人を見ると、
10代、20代よりも40代くらいの人が
多い気がする。
服装からして気合が入っていて、
最初はかっこうだけかと失礼なことを思ってたが、
どうしてどうしてお上手である。

ちなみに卓球天国だけあって、
卓球をしている人もものすっごく真剣だった。
明らかに日本の旅館にある卓球台で戯れる
宿泊客とはわけが違う。

コートは1面あたり、1時間で50元。
ラーメンの10倍くらいの値段で、
中国的には安くないだろう。
でも6、7人でやっているので、
レンタルラケット代や羽代をいれても
20元くらいになる。

バドミントンは、高校時代にやったっきり。
意外に走りまわるので、けっこうな運動量だと思う。
夢中で動き回って、楽しくて、疲れも心地いい感じ。
そのあとビール飲むビールもおいしい。

2週間ほどまえ、
あることについて、決着がついた。
いや、決着と言うと語弊があるな。
ここからスタートだから、
スタートラインにやっと立てた感じかな。

中国にいても日本にいても
どこにいてもご飯を食べて夜は寝て、
小さいことに驚いたり笑ったりイライラしたり
ほっとしたり救われたりにやついたり落ち込んだり
舞い上がったりショックを受けたりしてる。
それでも、毎日無事に過ごせて
自然に笑えるようなことがあって、
ありがたいことだなと思う。

さあ、明日は月曜日。
一週間、がんばりまっする。


4月1日 けんきょに

2008年04月01日 23時42分46秒 | 中国
先生、先生と言われて、
持ち上げられることに、
慣れてしまわないように。
裸の王様になってしまわないように。

授業は、私のものではなく学生のもの。
学生のために何ができるか、何をすべきか。
学生への尊敬の気持ちと、謙虚さを
つねに持ち続けなければ。

そして文化を、国を、そこに住む人を
一口でくくり語ることの怖さを
つねに意識し続けなければ。

私の仕事は「日本語を勉強したい」という
彼ら・彼女らの存在なければ成り立たないことを
忘れてしまわないように。

忘れてはいけないと思うけれど、
どうしても忘れてしまうこと。
自分は気をつけていると思っていて、
その実、忘れがちだということ。
時々、意識して思い出さなければいけない。

明日は、聴解と会話の授業。
授業に行くのが怖いというくらいの
緊張感を持っているくらいが
ちょうどいいのかもしれない。

4月1日 つまようじ

2008年04月01日 23時33分45秒 | 中国
夕ご飯は学生と食べに行った。
注文したなすの炒め物の中に
爪楊枝が入っていた。

食事中、口の中に魚の骨みたいなのを感じ、
茄子の炒め物なのになぜ?
と思って外に出したら、爪楊枝。

「うわあ、爪楊枝が入ってた」
と言って一緒にいた学生に見せた。
学生たちは顔をしかめていたけど、
驚いてはいなかった。

爪楊枝自体は別にいい。
これが使用済みのものではないことを
ただただひたすら祈るのみである。