力強いヴォーカルとグランドピアノが晴れ豆の空間に響きわたる。
7枚目のオリジナルアルバム『いちばん小さな海』レコ発ライヴは「約束の日」と題して第1部はアルバムめぐり『ナイルの一滴』、そして第2部がレコ発ライヴ。1日でまるまる2枚のアルバムを全曲演奏するのだから、終わったときはかなり疲れた様子でした。
曲への想いはすべてチラシに書いておいたからよく読むように、とお知らせがあり、別のチラシにはこれまで晴れ豆でブッキングを担当していた角野さんの話も詳しく記載されていた。それは、ツアータイトルの「約束の日」の由来について。
前半はピアノ弾き語り、ライヴで聞いたことがあったけどタイトルがわからなかった曲があって、おぉっこの曲だったのか、というのが『消えた日』と『夏の終わりに』。
後半は嶋崎史香のヴァイオリンも加わって、『想い出の翼』でレコーディングに苦労した話(レコーディング中に眠くて眠くて、ドラムセットの陰に隠れてスタジオで一時間眠ったら、眠気はとれたが今度は頭が真っ白になってどうしようというときに、シマフミがスタジオに遊びにきて何とかレコーディングできた、というエピソード)をして、曲の入りで一度ピアノがあれれっとなって自分でハードルを上げたりしながら、見事に唄いきりました。
前のアルバム『星カンムリ』は全曲シマフミと2人で作ったけれど、今回は2曲に厳選したと言ってました。また『Baby』はここ晴れ豆の楽屋でレコーディングしたという裏話も。
『まっすぐブルース』では「へっぽこギターなんで皆さんのサポートが必要です、ピアノでやるの難しかった」と言いながら、会場と一体になって掛け声があり、シマフミソロもあったりして、盛り上がりました。
ライヴの曲順はアルバム収録順、もしかして第1部も同じだったのかな。
アンコールの2曲も素晴らしい歌でした。
セットリスト
1.唄の舟
2.恋と盲目
3.消えた日
4.夏の終わりに
5.蒼い夕暮れからの手紙
6.窓辺のコーヒー
ここまでピアノ弾き語り、そしてシマフミ登場
7.想い出の翼
8.千年酒
9.愚かさ故に
10.まっすぐブルース
11.一八〇〇秒の永遠
12.足跡
13.Baby
Enc.
最後の約束
あなたの行く朝(加藤登紀子)
1/16 代官山晴れたら空に豆まいて
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