イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2010年12月05日 | Weblog
場所:加太沖
条件:条件:大潮6:15満潮
潮流:6:31上り最強3.3ノット 10:30転流 12:51下り最強3.5ノット
釣果:ボウズ

 昨日の朝はかなりの強風だったので釣行を1日延ばして日曜日の出船になった。
大潮なので釣れる時間が少ないがこれは昨日も今日も一緒だから仕方がない。昨夜は調子に乗ってワインをボトル一本飲んでしまったので起きることができるかと思ったが白だったのですっきり起きることができた。

 夜明けも遅くなって午前6時を過ぎてやっと回りの様子がわかるようになってきた。
波はほとんどなく快調に船を走らせていたが、田倉崎まであと少しというところでガタガタっと船が揺れて急に減速してしまった。えっ、エンジンが壊れたか!!と心臓が2拍ぐらい止まってしまった。エンジンは動き続けていたがスクリューを見ると何かがからみ付いている。よく見たらビニールシートだ。何かのロゴが入ってる。おとといの強風でどこかから飛んできたのだろうか。塩ビとかポリエステルというのは水面下を漂うのでやっかいだ。
 この少し前、携帯電話を持ってくるのを忘れていたことに気づいていたのでそれを見たときは血の気が引いてしまった。はずれなかったり、スクリューやシャフトにダメージがあったら遭難ということいなってしまう。
 レスキュー用のカマで一生懸命切り離そうとするがなかなかはずれてくれない。波はあるし、横を船がすっ飛んでいくしで水をかぶりながらも何とか切り離すことができた。しかし、横を走っていく船は冷たい。トラブッているのは見るとすぐにわかるはずなのにエンジン全開で横を抜けていく。別に声をかけてくれとは言わないが、徐行してくれと思う。



釣りのほうはまったくダメ。
オキアミをつけてのエサ釣りだったがまったくアタリがない。
潮が緩んできたのでカワハギも狙ってみたが前回と同じくベラの猛攻で終わってしまった。せっかくアサリを持ってきたが無駄であった。
最後の最後に小さなカワハギが掛かって、気力のタンクが空っぽになってしまった。12時に終了。

いきなりのトラブルからのスタートで出鼻をくじかれたが、流木ではなかったのでよかったと解釈しておこう。
釣れたカワハギはさばいてみると直径9センチのお皿にも余ってしまった。

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2 コメント

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大変でしたね (JOE)
2010-12-05 16:20:06
漂うゴミは怖いですね。

普通でも地に足がつかない釣りは怖いのに、こんな話聞くとますますびびってしまいます

ともあれ 無事処理できての帰還。なによりです。



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Unknown (イレグイ号)
2010-12-05 20:56:11
JOEさん、いつもコメントありがとうございます。
本当に大変でした。何とかシートをはずして船が動き始めたときは本当にホッとしました。本当に危険と隣り合わせです。

カワハギの肝和えは突き出しほどの量しかありませんでしたが、息子は美味しいと言って食べつくしてくれました。
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