意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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提言  98  失業保険と年金の統合案

2011年09月12日 | 提言
赤熊は気付かなかったのですけど、去年、失業保険が改定されてます。
・・・どうやら、対象者が広がっているみたいですが、保険料が少し上がっているみたいです。(

まぁ、そのあたりは良いとして、ちょっと手続きを調べてみたら色々と面倒臭そう。
だいたい、自己都合でやめたときに待機期間が3か月と7日って何よ?(会社都合・・・リストラとか倒産した時のことらしい。この場合、失業保険が割かしすぐに貰える)
会社都合だろうが自己都合だろうが、失業は失業なのですからお金に困ることには変わないし、すぐにでもお金を支払わないと生活が成り立たない人だっているだろう。
しかも、貰える期間も3ヶ月(90日)と短い場合もある。(勤続年などで変化)

もちろん、財源がない・・・というのはわかるし、すぐに転職できる人に対して失業保険を支払うのは無駄でしょうから待機期間を付けるのはわかるが、さすがに3か月以上の猶予はないでしょう。
待機期間は1ヵ月ほどでしょうし、受給期間は半年はないとさすがに厳しいはずです。

制度的に改定すべきでしょうね。
うーんと考えてみた結果、財源がないというのがネックなんですよね。
財源をどっからか調達しないといけないわけです。

となると・・・年金と失業保険を統合しちゃえばいいかもね。

赤熊は提言73 年金は保険料・税方式の2段式に!!提言75 年金・口数にして一元化を提唱してます。
そして、この制度を使えば解決できるよね!!

簡単に言えば、ひと月あたり15万円貰いたければ、一口1万5000円とすれば、10口分の年金支払いから払えばいいわけです。
ただし、ペナルティとして1から2口くらい多めに減らすべきでしょうが。

要は、失業保険を使えば使うだけ将来貰うはずの年金額が減少する仕組みを作れば良いってわけです。

イメージ的には生命保険(終身保険)の一部解約といったところでしょうか?
これなら失業保険を受ける・受けないは本人の判断でいいのですし、無駄に受給すれば将来貰うはずの年金が少なくなるのですから、失業保険の無駄な受給を減らすこともできるわけです。
何か月ももらいたいというのなら それもまたよしです。

もっとも「失業保険じゃないだろう!!」というツッコミは無視させてもらいますけど。
でもまぁ、保険という制度でどうしようもなくなっているわけですから、廃止してもいいと思いますね。

だいたい、せっぱつまっている失業者の今の状況下において、将来の困窮になんぞ構っていられない。
明日のパンより今日のパンですよ。
どうせ失業中は年金の保険料を支払うこともできないでしょうし。
未来は未来で別の手で対応すべきです。

ただ、無制限に年金保険料を失業時の給付に充てていては将来的な困窮は免れないのは事実でしょうから、やはり一定の制限を加えるべきでしょうね。
もっとも、提言73 年金は保険料・税方式の2段式に!!を取り入れていれば、80歳以上に対して税方式で年金を全員一律貰えるようにしてれば考える必要はないでしょうね。

そうそう、生活保護の前のセーフティネットにも使えるね。
一時的に貰っている人に対して抜け出そうとするインセンティブにはなるし、財源の一部にもなるかもね。

そこは別としても、所管はどちらも厚生労働省なのですから統合も簡単でしょう。
まぁ、天下りのポストが少なることで反対する官僚もいるかもしれませんけどね。

フム、こういった社会保障関係は赤熊が制度設計をしたほうが上手くいくようです。

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