意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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提言  69  赤字企業対策・税金貯金

2011年01月06日 | 提言
法人税の5%減税より、雇用者の人数で減税をしたほうが早いんじゃね?というのが赤熊の意見だけど、赤字企業が多い状況ではあんまり意味ないよね・・・。

というわけで赤熊の経済対策案の第2弾。
赤字企業を減らす方法を考えました。

景気を良くする!!
超完璧!!!!

・・・・冗談です。
まぁ、国や行政ができる範囲では、これか時代にそぐわない規制を緩和するくらいしかないんです。
もっとも、それが税収増につながるのかというと別ですが。

そもそも赤字企業って不可思議だよね。
一時的な赤字ならあり得るでしょうけど、毎年赤字なんてありえへんわ。
赤字でどうやって企業運営しているのでしょうね。
まぁ、生活費なども経費で上げて最終的に赤字になっているのでしょうけど。
赤熊はそういう企業(小さな企業が多いでしょうけど)は無視すべきだと思います。
そういうところに、力を入れても労が多いわりに報われないでしょうから。
なので、赤字と黒字を繰り返す企業に対して何らかの手を打つべきです。

黒字になると納税するわけですけど、納税というのは国民の義務だけど納税したからと言ってメリットがなく、赤字で納税しなかったからといって目に見えてデメリットもあるわけではない。
その上、赤字でも潰れるわけではないから黒字になろうというインセンティブが働かないのです。
利益も出てないから納税額も増えないし、減税してもあまり意味がない。

ということは、黒字企業・・・納税をしている企業に対して、何らかの特典を付けたほうがいい。
いろいろ考えたんだけど、一番うれしいのはこれでしょう!!

納税額に応じて国がお金を給付する。

企業には波があります。
良い時もあれば悪い時もある。
良い時は良いでしょうが、悪くなると資金繰りが悪化します。
この資金繰りというのが一番厄介で、たとえば納品と代金の入金にタイムラグがありますから、支払いに間に合わなければ黒字であっても倒産するのです。
そういう時は銀行などの金融機関から借りられればいいのでしょうけど、だいたいそういう状況は不景気の時に起こるので、金融機関は貸さないどころか貸し剥がしに走るわけです。
それで闇金に手を出す企業経営者もいて問題になってます。
商売やっている人たちが一番頭を悩ませるところなのです。

ならさ、これを解消・軽減してあげたらいいんじゃね?

納税額の一部を積立てておき、申請すれば、無審査で給付するようにすればいい。
赤字で納税できないときは、この積立額を下げればいいわけです。
要は税金の一部を貯金するって感じです。

いつでも引き出せるとなれば、これほど便利なこともないでしょう。
一時的に資金繰りが悪化している企業にとっては大助かりだし、闇金から借りなくて済むしので闇金の勢力を弱めることができるのです。
ついでに言うと、これを金融機関の審査基準にすれば審査が簡単になります。
もっというなら、この情報を金融機関に売ってもいいよね!!

積立額をどのくらいにするかで色々と議論はありそうだけど、この制度ができれば結構便利でしょうね。
納税率は上がるでしょうし、闇金対策にもなってるし。
これらの対策費用と考えれば、安いものでしょう。
とりあえず、1%ずつ積み立てるところから始めてみてはいかがでしょうか?

2011.01.10 追記
法人税収入は2010年度は大きく減っており6兆円くらいです。
その前くらいまでは10兆円強ですね。 → 資料
なので1%を積み立てるとしても1000億円!!
これくらいなら何とかなるレベルの金額です。

また、この内の一部は引き出せないようにして、倒産時に従業員の給与や借金返済に備えて連鎖倒産させないようにした方がいいでしょう。
残れば事業者に与えて次の事業のための資金にすればいいと思いますね。
・・・あれ、赤熊が経済対策したほうがいいんじゃね?

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