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天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

小川榮太郎著『永遠のOと日本人』で語る特攻生き残り山本卓眞氏「戦友に合わせる顔ない」真摯に受け止めを

2014-07-20 18:29:15 | 日記
今日の日記は、札幌別宅で今読んでいる小川榮太郎著『「永遠のO」と日本人』(幻冬新書2013年刊)で書かれている富士通会長だった山本卓眞氏が、戦後生き延びて85歳の時に講演で語った大東亜戦争への彼の遺言です。添付した写真は、その著書の表紙です。
この著書で書かれている事には、私も強く共感しました。その多くの項目の中でも、特に、陸軍航空士官学校出身の少尉で、1945年には満州に配属され8月15日に特攻出撃が予定されていたが終戦の為生き残こり、戦後富士通の会長になった山本卓眞氏(2012年1月没)の最後の渾身を込めた遺言に、私は思わず感涙しました。以下にその言葉を引用・掲載します。
『「あの戦争には戦う意味があった。自存自衛の戦いであるばかりでなく、東亜解放の戦争だった。それゆえにこそ精根を込めて戦い、どれだけ優秀な戦友たちが率先して死んでいったか。それが、今や、日本の戦争犯罪、従軍慰安婦、南京虐殺など、なかったことがまことしやかに世界中で宣伝されている。日本人自身が自信を失い、自分たちの歴史を若い人たちが全く知らない。こんなことでは、戦友に合わせる顔がありません。死んでも死に切れない思いで一杯であります。・・」そのように語った時の山本卓眞氏の表情を私は忘れられない。・・高齢で亡くなってゆく彼らの世代の「死んでも死に切れない」思いを、我々はどう受け止めたらいいのか。』
この著者の小川榮太郎氏は、私より10歳以上若く戦後の悲惨さ(注:昭和30年生まれが最後世代:当然安倍首相も含まれる)を全く知らない世代です。この彼が、戦争の行き証人の切々たる遺言を、日本国民に問うているのです。やはり、韓国や中国の国家指導者の大東亜戦争に関する歴史を歪める捏造宣伝を、日本人は決して見逃すことはできないと、私は強く確信しました。
だから、まず最初に、日本軍の強制連行従軍慰安婦を認めた河野談話を安倍政権は完全に破棄すべきです。それが、戦争で亡くなった尊い英霊に報いることになるからです。この山本卓眞氏の遺言を、安倍政権は真摯に傾聴して、必ず実行してほしいと今強く願っています。

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