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本州最北端の駅と温泉・・・下北駅と下風呂温泉を訪れました

2023-03-28 09:40:04 | Weblog


JR東日本が魅力的なチケットを発売しました。さっそく購入、「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」、3日間乗り放題で22,150円です。
できるだけ遠くに出かけようとが選んだ目的地は本州最北端の駅「下北駅」です。
東京駅・・八戸駅・・野辺地駅・・下北駅、東北新幹線、青い森鉄道、jr大湊線・・・通常料金なら往復37,000円です。

津軽海峡に面する最北端の下風呂温泉へ



 下北半島を代表する観光スポットは恐山と仏が浦でしょう。しかし、恐山開山は5月1日から、仏が浦への観光船の運航は4月下旬からです。そこで、選んだのが下風呂温泉です。はやりの「ゆったり温泉ひとり旅」です。

 下風呂温泉は室町時代から続く歴史ある硫黄泉です。江戸時代の旅行家菅江真澄が1794年35歳の時、同志社の創立者新島襄が幕末1864年21歳で、作家井上靖は昭和33年33歳の時執筆のため滞在しています。

なぜ新島襄が下風呂温泉に?

下風呂がもっとも賑わったのは、幕末から明治の初めにかけてです。幕府は1859年に横浜港・長崎港とともに函館港を日本国内最初の交易港として、外国船に開港したのです。津軽海峡を挟んで対岸にある下風呂は格好の汐待ち港となり、江戸から函館を目指していた新島襄の乗る帆船も二日間を下風呂に停泊したのです。
 函館へ渡った新島襄は、三か月後、上海に向かうアメリカ船で密航します。

湯元すぐの「さが旅館」に二泊しました

 あいにくの雨模様の二日間でしたが、持参した岩波現代文庫「新島襄」、毎日ワンズ「わが若き日 決死の日本脱出記」、岩波文庫「新島襄 手記・紀行文・日記」と、さが旅館の女将からお借りした「風間浦村史」と読書・温泉三昧の「ゆったり温泉ひとり旅」でした。

 最終日の朝にようやく晴れ間・・・湯元を点検する村の職員の方と立ち話、バス停でようやく新島襄も見たであろう函館に連なる「恵山(618m)」がうっすらと望め、旅の思い出となりました。







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