私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

「樹林」

2013-07-18 09:07:22 | Weblog

July 18, 2013

点字がご縁で、3人友人が出来た。その中のお一人の、私にはいろいろな点で先輩に当たる方と、新宿の「京王プラザホテル」の中にあるポピュラーなレストラン「樹林」で、ランチをとりながら、おしゃべりをした。75歳を過ぎてから知り合った方なので、友人の過ぎ来し方は何も知らない、そしてうかがうたびに、お子様方をはじめ、ご家族の曇りのない、私の立場からいうと華麗なご環境に、驚く。でも私と友人を結びつけている糸は、もっと別のところにある。イデオロギーとまで大げさな言葉は使いたくないが、生活信条の「核」のところで、一致している。これは大切なことだと思う。安心してお話が出来る、ということだろうか。『医学大辞典』の点訳でご一緒しているので、仕事の進め方で、アイデアを頂戴したり、疑問点を話し合ったりするのも楽しい。というわけで、だいぶ長くこの場をお借りした。昼間すいていたのに、席をたつ頃には、入り口に待ち人が何人かいて、こういった場所の人の流れの移り変わっていく様を見せられた気分だった。友人がご縁のある北海道の、ここ限定の「じゃがポックル」というお菓子をいただいて帰宅した。ブログを書きながらポリポリ、おいしい。

家に入る前に郵便受けを覗くと、横浜の友人から、最近訪れられたバルト三国のお土産があった。本当に私って、自分では何も差し上げるものがないのに、いただくばかりで恐縮だ。 でもありがとうございます。お土産は、杜松(ねず)で出来たバターナイフ、この友人のブログを見て図書館に予約し、今2冊目を読んでいる、スウェーデンの作家、ヨハン・テリオンの本の中にに出てくる「ジュニパーの茂み」という言葉のジュニパーが、この杜松に当たるそうだ。セイヨウネズは、 北半球の寒い地域に分布するヒノキ科ビャクシン属の針葉樹だという。毎朝使うもの、大切に使わせていただこう。

ここまでは昨日の話、今日は、朝早く、近くのコンビニから、預かっていた物語の一部の点訳したものを、校正の方にメール便で送る。昨日寝る前にきちんと揃えておいたものを、もう一度見直して、封をした。私はオッチョコチョイなので、必ず何かを入れ忘れたりする。若い頃はそんなことがあっても、すいませんで再度送ったり書き直ししたりして済んでいたものだが、歳をとってからは、そういった間違いが、自分の心を暗くするので、何度も何度も見直す。若い頃と同じような失敗でも、こうも違うものかと、改めて、その年齢、その立場にならないと何事も実感できないのだと悟る。今日はまだ午後から夜まで1日は続くが、いったんここでこのブログは終えます。

画像は、妹のメールから。


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