August 15, 2013
8月14日(水)
だんだんいろいろなことを理詰めで追っていくことが億劫になった。そこでこの頃頼るのは、自分の直感だ。直感は、間違っているかもしれないが、なんだか面白い。久しぶりで、友人と電話でお話をした。そのおり、今私が携わっている点訳のことに話が及び、ボランテイアについて、このところ私が抱いている直感的疑念をお話しすると、山形孝夫『砂漠の修道院』という本を推薦してくださった。日常的なもやもやした気持ちが、こうして私がまった知らなかった本へと飛躍していくことが、この友人との会話の楽しいところだ。早速あちこち調べてみて、アマゾンから新本を購入することにした。
古い本で、1987年に「新潮選書」で発刊され、その後1987年に「平凡社ライブラリー」から新しく出ている。図書館でも借りられるし、中古書もあったが、平凡社ライブラリーの表紙の写真が目に焼きついたので、この暑さを記念して(わけのわからない)、これを選んでみた。今月は忙しくて、楽しみにしていた映画「8月の鯨」を見はぐってしまったし、たまには新しい本を手にするのもいいでしょう。届くのが楽しみだ。時間が前後するが、昨日は暑い中、図書館に出かけた。いつもは本を受けとrたり返却したりするだけなのに、今日は点訳の校正刷りを持ちこんだ。こんな日に席があるはずはない。地下の社会人向けの場所もいっぱいで、仕方がなく隅の方の椅子に腰かけて、膝に置いて少し作業をした。ずいぶんはかどったと思って時計を見ると、まだ1時間しか経っていない。しかしこれが限界、届いていた本、ヨハン・テリオン『赤くほほ笑む春』(早川書房〉を受け取り、シランパア『若く逝きしもの』(筑摩書房)を、予約した。これは、先ほど触れた友人のブログにあったもので、ぜひ読みたいと図書館に予約したが、川崎の図書館にはなかった。そこで神奈川県の図書館を調べてもらうと、少し遅れるが取り寄せられるということだったので、予約させてもらった。私はもう図書館わらじです。
8月16日(水)
点訳でお近づきになった友人と、新宿でお昼を食べながら、忌憚のないおしゃべりを楽しんだ。ほぼ同年齢の方なので、戦争にまつわる話も、同じフィールドの中で出来る。リーフ型のチョコレートがいくつかまとまって個包装になっているお菓子をいただいた。カカオが健康にいいそうだ。パソコンに向かっているときのおやつにいただこう。
画像は、友人宅で育てられたゴーヤ。私もいただいた、新鮮であまり苦くなくとてもおいしかった。小ぶりなのもよかった。ゴーヤはやはりチャンプルがおいしいが、私は小林カツ代さんの本にある「ゴーヤ味噌チャンプルー」を作る。これが一番おいしいように思える。次にレシピを紹介する。
ゴーヤ味噌チャンプルー
材料:ゴーヤ1本、木綿豆腐1丁、豚こま切れ150g、卵1個、しょうが1かけ、塩小々、サラダ油大さじ1-2、A(味噌大匙1、みりん大さじ1、酒大さじ1)、しょうゆ小さじ1
作り方:ゴーヤは縦半分に切って、スプーンでたねとわたをこそげとり、薄切りにし、塩小さじ1をまぶして5-10分おく。水切りした豆腐と塩少々で下味をつけた豚肉を炒め、ショウガの千切りとゴーヤ、A を加えてさらに炒め、ゴーヤがいたまってきたら、とき卵を回し入れし、仕上げにしょうゆを混ぜる。
(小林カツ代『野菜をたくさんつかったおかず』)