私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

「上高地帝国ホテル」

2013-08-03 10:48:01 | Weblog

August 3, 2013

以前、妹が日にちを限定して通年で借りていた信州のホテルに、毎年招いてもらった。このホテルでは、契約している宿泊客に対して、オプションイベントで、長野県のあちこちの観光地へのバスツアーがあった。妹夫婦は大抵上高地を選び、私も同行させてもらった。ほとんど旅行もしない私の生活の中で、この旅の思い出は大きい。

今朝、朝日新聞の土曜特版「be」を開くと、「上高地帝国ホテル80周年」という記事が目に入った。ツアーバスはこのホテルの前で止まってくれる。ここから河童橋まではすぐなので、ホテルのラウンジで、妹夫婦と3人でコーヒーを飲んだりして、残りの道のりを歩いてのぼったものだ。3人で、橋の手前から穂高連峰をスケッチしたのも懐かしい。長く生きていると、いいこともあれば悪いこともある。心の中で涙することもある。そう、私はそんないいこと、いい思い出があってこその今なのだと、強く思う。

8月、点訳の会はどこもお休みだが、引き受けた点訳は続いている。私の点訳データを校正の方に送る締切日はまだまだと思っていると、早々と済んだ方の校正が回ってくる。今回私は理数の点訳の会に入ったばかりで、いろいろと戸惑うこともあり、若い友人にうるさく質問してご迷惑をかけたりしているが、こうして次々と他人の校正が届くと、、「習うより慣れろ」の言葉通りの現実を経験している。少し無理だと思って引き受けてしまった感があるものの、 種類が違うのでそれぞれ勉強になり、何かこの8月で、 何歩も先に進んだような気がする。一歩前進二歩後退、なにやら懐かしい文言が頭をよぎる。

画像は、バスの中からスケッチした「上高地帝国ホテル」。 このころブログを書いていたかどうか定かでないが、この絵も載せたかもしれない。下手なスケッチだが、赤い屋根が印象に残ったことを覚えている。


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