私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

新鮮な野菜を求めて

2007-07-07 16:33:09 | Weblog
July 7, 2007

 何回も挑戦してはやめるという繰り返しだった「ぬか漬け」に、今回は妹の勧めもあって最後(?)の挑戦を試みることにした。といってもいたって簡単、すでにぬか漬け用に出来上がっているものに湯ざましを足すだけだ。つまりここまでは私が今までやってきたことに何ら変わりはない。要はこのぬか床をいかに長持ちさせ、おいしいぬか漬けが出来るように工夫することが出来るかということだ。
 ぬか漬けとなるとまず新鮮な野菜がほしい。ブログで触れたことがある図書館のそばで近在の農家の人たちが開いている店の野菜に勝るものはない。いつもは図書館に行くついでにのぞくのだが、今日は気持ちが野菜を買うついでに図書館へとなった。荷物を気にせずに野菜を買いたいので、カートを引いて出かけた。10時半ごろに着くとすでにかなりの人だかりだったが、ナス、キューリ、大根、トマトを買うことが出来た。
 図書館に返す本は、ジョゼフ・キャノンの『ロス・アラモス』上、下と『スパイにされたスパイ』だ。『さらばベルリン』を含めて続けて3冊キャノンの作品を読んだ。どれも面白かったが、『さらばベルリン』が一番良かった。ポツダム宣言前後のドイツを舞台にしたミステリで、この本を薦めてくれた友人が「思い出はセピア色」という表現を使われていたが、まさにその通りの本だった。この方が、春江一也という元外交官だった作家に『プラハの春』『ベルリンの秋』『ウイーンの冬』という3部作があると知らせてくれた。これらの本については次回に図書館のパソコンで調べることにして、佐藤正午『象を洗う』(岩波書店)、アガサ・クリスティ―『マン島の黄金』、両方ともハードカバーを借りた。まだ家にクリストファー・ライク『謀略上場』(ランダムハウス講談社)上、下、があるので、比較的楽に読めそうなこの2冊にした。
 アガサ・クリスティ―の翻訳されている長編は、今までに1度は読んだことがあると記憶しているが、短編にはほとんど手をつけていない。この本は、-クリスティー最後の贈り物―という副題が付いていて、表題のほかに9つの短編が入っている。1998年初版とあるので新しいものではないが、何となく本を探していて目の前にこんな本が現れると胸がときめく。訳者の中村妙子さんも大好きな翻訳者だ。本を読むのが忙しいという気分で読書はしたくないが、暇だから読書をするというほどではない。生活の一部に読書があるという状態が望ましいが、どうだろうか。帰宅してまずぬか床にナスとキューリを漬け込んで、やれやれ。お茶を飲みながらブログを書いています。

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