椎間板ヘルニア 闘病日記

単なる疲労性の腰痛と思っていたら、実はヘルニアでした。闘病の様子をありのままに綴りました。

S医師より手術を勧められる

2009-02-26 21:15:23 | 腰痛発症!
翌日、S医師の特診を受けた。

S医師はMRIの画像と問診(これまでに受けた内容とほぼ同じ)を行って、あっさり、「手術をお勧めします」と告げた。その理由として、

・MRIの画像より突出しているヘルニアがかなり大きい
・この1週間で麻痺が急速に進んでいる。(既に左足で片足立ち不能)
  →ほっとくと足が動かなくなる。そうなると手遅れ。

そう告げられて、あっさり、「お願いします」と答えてしまった。
何よりも早く治ってすっきりしたかったのである。

S医師は「この病院では手術はやってないから、うちに来る?」、「それとも近所の病院を紹介しようか?」と言い、私は、「せっかくだから、先生のところでお願いします」と、電車で30分ほど離れた所にあるS医師が整形外科部長を勤める病院で手術を受けることが決まったのであった。

入院するにしてもベットの空き状況の都合があるからと言われ、2-3日以内に入院日程を連絡しますと言うことになったのであった。

経過観察2

2009-02-25 19:55:31 | 腰痛発症!
相変わらず腰には痛みはないのだが、左足に痺れは出たままだった。痛みはないので、足を引きずって歩くことを除けば、何とか日常生活は送ることが出来ていた。

先に病院に行って3日後、再び病院を訪れた。自分自身は病状は平行線だと思っていたのだが、主治医は、3日間で麻痺が進んでいるので、余り状態は良くないとの見解であった。この時点で、左足1本での片足立ちは踏ん張りが利かないため、出来なくなっていた。これには、自分自身が驚いてしまった。

その病院には週1回でS医師と言う脊髄疾患では有名な先生の特診が行なわれていた。たまたま翌日がS医師の特診日だったこともあって、主治医はセカンドオピニオンって事で、S医師にも見て貰いましょうということになったのであった。

経過観察1

2009-02-25 19:09:16 | 腰痛発症!
ヘルニアだと診断されたものの、腰自体の痛みは鎮痛剤と安静にしていた成果もあって、殆どなくなっていた。

結局、会社を早退してから土日を挟んで10日ほど自宅で安静に過ごした後、医者からは無理をしないようにとの条件付で仕事復帰することとなった。

腰の痛みは引いたので、痛みで座っていられないことは解消したのだが、左足先の痺れのためか、ずいぶん足を引きずって歩いていたため、周囲からはかなり「大丈夫?」と声をだいぶ掛けられてしまった。

周囲に余りに心配されたため、会社の帰りに病院に寄って、上手く歩けないことを主治医に伝えてみた。主治医は麻痺が出ているかも知れないので、くれぐれも無理をしないで、3日後にまた来院するように指示してくれた。

診断結果

2009-02-24 15:49:22 | 腰痛発症!
MRIを主治医の先生と一緒に見ながら説明を受けた。
素人目にも明らかにヘルニアが飛び出しているのが分かった。これだけのヘルニアの割には現れている症状は軽いとの説明であった。

確かに左足は痺れはしているものの、激痛がある訳でもなく、痺れのせいか、歩く時に若干足を引きずらなければならない程度の症状であった。

ヘルニアは大きいけど、安静にしていれば引っ込むから、出ている症状も軽いので当面様子見ということになった。

<画像説明>
下から3番目の椎間板から下から2番目の椎間板へ垂れ下がるようにはみ出しています。
写真のほぼ中央の白く写っているのが神経ですので、かなりの神経圧迫と言われました。

MRI

2009-02-24 15:43:17 | 腰痛発症!
MRIはこの時が初体験であった。ヘルニアに関してのHP等々で予備知識はあったのだが、正直、狭さはともかくあのうるささには参ってしまった。30分弱の所要時間であったが、人によっては耐え難いものであるとつくづく思った。自分も出来ればもう2度とゴメンだと言う気分であった。

MRIは提携先の病院で撮影したので、写真を持ってそのまま主治医の所見を聞くべく、病院へ向かった。

痺れが!

2009-02-24 15:35:50 | 腰痛発症!
家でひたすら安静にすること3日間。朝目覚めるとすっかり腰痛は解消していた。

しかし、なんと左足が膝から下の外側、特に足先の親指が痺れている!!!

これが自分がヘルニアだと自覚した最初であった。痺れはしているもののこの時点では歩くことに支障はなく、腰の痛みが引いたので、ずいぶんと楽になったように感じた。

これは間違いなくヘルニアだとの自覚の元に、先に行った会社の近くの病院に行ったところ、医者も「やっぱりね」って感じで、直ぐにMRIを撮るべく、撮影の予約を行なった。


座っていられない。。。

2009-02-23 20:55:59 | 腰痛発症!
今回の腰痛が発症して4ヶ月が経過していた。腰は痛くて重かったが、まあ我慢すれば日常生活には支障は出ていなかった。

しかし、ついに限界がやって来てしまった。会社での仕事はデスクワークが中心なのだが、椅子に座ると、「ずしーん」と腰が重くなってしまって、5分と座っていられなくなってしまった。

「これはまずい」と流石に自覚して、その日は早退して、会社の近くの病院に行って見ることにした。

その病院で、これまでの経過を説明したところ、4ヶ月も痛みが続くのであれば「ヘルニアの疑い有り」と言われ、まずは要安静を言い渡された。鎮痛剤(ボルタレン)で痛みが引いたらMRIを取りましょうと言うことになった。

翌日から仕事も休み、家でひたすら安静にすることとなった。

再度整形外科へ

2009-02-23 20:49:30 | 腰痛発症!
別の病院に行こうと思いながらも、結局どの病院が良いかも判らず、結局最初に行った近所の整形外科に行って見た。

問診で中々回復しないことを訴えると、足の痺れの有無を聞かれたが、この時点では全くそんな症状はなかったので、「ない」と答えた。ヘルニアの症状は出ていないので、もう少し鎮痛剤(ロキソニン)を飲んで、リハビリ(腰の牽引と電気マッサージ)で、経過観察をすることになった。

リハビリには4-5回通ったが、腰の状態は一向に改善しなかった。

鍼も効かず。。。

2009-02-23 20:40:53 | 腰痛発症!
「別の病院へ行って見よう!」とは思ったものの、いざ行くとなったら「どこへ行こうか?」との迷いもあって、中々実際に行けなかった。しかし、腰の痛みは一向に回復していないので、通っている整骨院で鍼をしてみることにした。

鍼はこの時が初体験だったのだが、思ったほど痛くもなく、鍼が終わった後は若干腰が軽くなったようになって、少しは効果が実感できた。しかし、その効果も1日と続かず、翌日にはまた腰にずっしりとした重い違和感が出てきた。

結局、鍼治療は2回行ったが、目に見えた回復は見られなかった。

もう、こうなると、いよいよ他の病院へ行って見ようと思うようになってきた。


整骨院にて

2009-02-09 08:42:32 | 腰痛発症!
鎮痛剤も効かず。。。こうなって来ると頼みの綱は整骨院のマッサージ。この頃は、行ける時はなるべく整骨院へ行こうと、仕事を早めに切り上げて週に1-2回は整骨院へ通っていた。

整形外科で、「ヘルニア」ではないと言われていたのと、足に痺れや痛みの自覚症状がなかったので、この頃は「ヘルニア」とは全く考えていなかった。

マッサージを受けると、その時は痛みが和らぐので、「これを続けて行けば」って気持ちが今にして思うと強かったのだと思う。

しかし、整骨院通いが2ヶ月を経過してもより悪化はしていないものの、腰の痛みは一向に改善していなく、相変わらず、座った後の背が低くなったような感覚は続いていた。

この頃になってくると、周囲が「別の病院に行ってみたら?」と言ってくるようになっていた。自分自身も一向に回復しない腰痛にだんだんその気になって来ていた。