УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

副業詐欺の見分け方

2017-05-12 17:21:11 | 怪しいチラシ、メール
なんか、もう毎日暑いんですが~、いまからこんなんじゃほんとの夏にどうなることやら・・・

でもって、最近私のところに来るスパムメールで一番比率が高いのは現在、副業詐欺関連です。
偽出会いサイト、偽支援サイトからも来ますが割合的にはやはり副業詐欺が毎日毎日律儀(?)に送ってきます。
たぶん、詐欺サイトを作る手間よりも副業詐欺の宣伝ページを作る方が手軽だから、だと思いますが。

そこで、怪しい副業詐欺の見分け方を、ここで一発まとめてみたいと思います。
副業詐欺は、もう大量にあり名前とか会社名なんかは大量に書き逃げ状態でいくらでもすげ替え可なので、仕事の名前とか会社名で検索かけてもまだ情報が出てこない場合の方が多いです。
というか、実際(=悪評)がネットとかに出回る前にさっさと副業詐欺サイトは店をたたんで、次の似たような別の副業詐欺に移行していますので。
でも、大丈夫(?)
いくら名前をかえても、相手の手口を知っていれば見分けは簡単なのです。

というわけで、いくつか見分けるポイントを列挙していきたいと思います。
が、前提条件として、まずネットでの副業はほとんどが詐欺である!んですね、残念ながら・・・
ネットで副業、を見たら詐欺と思え!って断定しちゃいたくなるほど、詐欺が多いんです。
いや、全部ではないとは思うけどね、でもかなり全部に近い。
まずは、その認識を持ってから内容を見てみよう。

まずは、その副業の勧誘の来た方法をチェック!
スパムメールから来るのはまず問答無用で副業詐欺!と思ってOK。
しかし、最近は巧妙になってきてネットのバナー広告に堂々と載せている副業詐欺サイトも多いのです。
というのは、広告料さえ払えばとりあえず見た目がエログロとかよほどの問題がない限り、すべて広告は問答無用で掲載されます。
ちゃんとしたサイトの下に出ているバナーだから、といってそれが大丈夫な副業詐欺である!とは、まったく言えません、というか関係ないのです。
以前は、新聞や雑誌がそのスタンツで、いくらでも怪しい広告を本誌に載せていましたが、最近はさすがに連帯責任を問われるケースが多くなってきて少し慎重になってきてはいます、まだまだですが。
ですが、ネットはまだその点「無法地帯」なんですね~。
特に、ネット上での「美味しい話」には要注意!でございます。
あとは、最近ではLineやフェイスブックなどから見知らぬ人が「お友達申請」してきて、その後さり気に勧誘してくるケースもあります。
が、その勧誘している相手もほぼグルというか、詐欺関連本人かあるいは関連から報酬を得ているようなケースがほとんど、なので基本知らない人からのお友達申請とかは受けない方がよろしいかと。
まぁこのあたりはご本人の危機管理能力にもよるかな?

で、実際にその副業詐欺勧誘メールの内容ですが、

まず大前提は、
誰でも、すぐ、短時間で、簡単に、大金が儲かる!!!
と宣伝しているのは、間違いなく99・999%以上詐欺です。
そういう話はありえないです、もしあるとしても、その情報は独占する事で儲けにつながるはず、誰もが簡単にすぐ儲かるを皆がやればすぐ、そのジャンルは崩壊して今まで美味しい思いをしていた人々の儲けは激減します。
そんな話をわざわざ、教えませんよね、普通。
そして、宣伝メールに何度も何度も、この「誰でもすぐ短時間で簡単に大金儲かる」をリピートしているのも間違いなく詐欺です。
なぜか、っていうとそれを書くしか「売り」がないからです。
実際に、誰がどうやって何してお金を稼ぐのか?が、最初の宣伝メールから読み取れない場合は論外です。
「一部の人だけが知っている美味しい情報」っていうのは幻想です。
もしあったら、そういう情報は独占している事に異議があるのであって、それを外部に出すということは、その情報を売り出すことで儲けようとする手段に他なりません。
それから、よくある手ですが「限定○○名!」とか「あと○○時間!」とかと、時間制限、人数制限で煽ってくるのも詐欺です。
そうやって人を焦らせて、冷静な判断をさせないようにする、これはネットに限らず対面でもそうだし、詐欺の常套手段です。

そして、大切なことは「宣伝メール(webページ)は隅から隅までじっくり読むこと」です。
特に、大体最後の最後の末尾の方に小さく小さく出てくる「特定商取引に基づく表記」は要チェック!!!です。
これが掲載されていないのは、100%詐欺サイトと確定!となります、法律上の義務ですからね。
でも、これが掲載されているからと安心するのはまだ早い!!
その内容、特に事業者名や、所在地がそこだけ画像処理されている会社は信用してはいけません。
なぜ、画像処理されているのか?っていうと、簡単にコピペされるのを防ぐためなんですね。
なぜ、コピペされたくないのか?っていうと、住所とか名前を簡単に調べられては困る、ってことなんです。
つまり、所在地が偽の存在していない住所だったり、短期のレンタルオフィスだったりレンタルマンションの住所だったりするケースがほとんど。
所在住所が明らかでないので、後々に問い合わせとか苦情入れようとしてもすでにもぬけの殻! にしたいためなんですね。
あと、もう一つチェックが必須!なのは、同じくおそらく巻末にこっそりひっそりとある「 表現及び商品に関する注意書き」
ここに真実の一旦が書かれているはずです。
大体、「誰でもすぐ簡単に短時間に儲かる!」と、散々大きく目立つように書いてありますが、これはあくまで「広告」であり「釣り」です。
真実は、その項目に書かれています。
まー大体「効果には個人差があります。効果や利益は保証しません」と書かれています。
いくら派手に宣伝していようと、実際に後日有効とされるのはこちらですので、要注意です。
さらにチェックする項目は返金について。
やはり「効果がなければ返金保証!!」とかと大きく宣伝していても、実際はこの巻末に小さく「クーリングオフは受け付けない、いかなる場合も返金はしない」と書かれているケースが多いです。
こちらも、いくら大きく派手に「返金保証!と書いてあったから」と主張しても、巻末の小さな返金不可の方が効力があるのです。
「当然購入者は、効果が出るとは限らないと承知であり、返金不可と承知して契約をした、読まなかった方が悪い」というのが詐欺会社の主張で残念ながら、一般社会ではそちらの方が有効とされます。
それから、大体最初の支払い値段は「二万円」前後のケースが多いですね。
このくらいの値段なら、もし詐欺だとばれても、詐欺だと訴えていろいろ手間や時間を取られるよりは「勉強代だと思って」諦める人が多いのです。
あまりにもこれが高額すぎると、まず最初から皆引いちゃうしね~、ちょっと冒険してみるにはちょうどいいお値段感なのでしょう。

それから要注意なのは、約2万円払ったあとも「これが詐欺だ」と気づかない人。
特に、人間って一旦金払うと「元を取りたい」心理が働いて、相手の「もうちょっとお金払えばもっと確実にもうかります」にすぐ乗せられやすくなります。
大体、こういう詐欺はバックマージンが控えていて、宣伝の時はまったくその気配を見せないくせに、金を払ったとたんに「実はもう少し・・・」「本当に儲けたいなら、」と話を重ねてカモを勧誘するんですね~。

という感じで、名前とか使うネタは違えど、詐欺の手法的にはほぼみな同じである、っていうのが私の今まで副業詐欺メールを見てきた感想です。
あとは、バリエーションって感じ。
例えば、今日来ていた迷惑メールから抜粋すると・・・

「おめでとうございます!
 あなたは今日から現金三万円をメールで受け取れることが決定しました!
 あなたは何をすることもなく、毎日15時に送られてくるメールをポチッと確認するだけで日給三万円をもらえる即金配達メール!
 限定150名で募集終了!!」
と来てますが、この広告の一番下にある「特定商取引法に基づく表示」をチェックしてみると・・・
「表現及び商品に関する注意書き 本商品に示された表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」
と、ちゃんと書いてあるのだね。

もう一つ・・・

「本当選に選ばれた暁には初期投資や毎月の固定費なども必要ありません。
 あなたは今回、“完全無料”全自動で月収30万円超稼ぐことができるのです。
 上部のカウンターが0秒になって募集が締め切られてしまう前に登録して頂いた方は確実に『本当選』させていただきます。
 ですので・・・
「今回こそ無料モニターに選ばれたい!!!」
というあなたは今すぐに下記にメールアドレスを記入し応募してください。」

もちろん、この広告の一番下にも小さく小さく・・・
「 表現及び企画に関する注意書き:
  本企画に示された表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」

と、書かれていますね~。
たぶんこういう副業詐欺には専用のテンプレートがあって、いとも簡単に数々の同じようだけど名前だけちょっと違う、写真がちょっと違うだけ、の宣伝を量産しているのだと思いますよ。
まぁ、断定していいのは・・・

「うまい話には裏がある」
につきますね。
皆さま、お気をつけて!!!
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