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まろりんこの気まぐれ日記

趣味のダイビングやワンコ、好きなこと、日々のことを超~気まぐれに綴ります♪
最近は寺社仏閣巡り(ご朱印)話が多いです☆

そうだ、京都へ行こう♪第49回京の冬の旅その1

2015-03-16 17:27:00 | 日帰りお出かけ
今日の天気はのちのち
今日はぬくいわ~


今月18日まで特別公開されている
第49回京の冬の旅 非公開文化財特別公開
先週金曜日(3月13日)に行って来ました~

まず訪れたのは
東福寺 勝林寺
東福寺の塔頭である勝林寺。
東福寺の鬼門にあたる場所にあるので

毘沙門天様が護ってはります。

今回特別公開されているこの毘沙門天様、
凄~いお話がありまして…。
なんと、東福寺の屋根裏に数百年()もの間
誰にも知れず安置されていたのだ~
平安時代、定朝による作と言われる毘沙門天様
江戸時代に霊告により発見されたのだそうな
で、東福寺から鬼門の位置にある勝林寺のご本尊になりはったのです。

ちょうどその時、三重塔(か五重塔)を建てようと石で土台を造ってはったので
そこに毘沙門堂を建築。

これがその土台です。お話聞くと凄く興味深く面白いね~

も一つお話があって、
江戸時代に発見された時に
体内にミニ毘沙門様が居はるのも発見
その後、奥様の吉祥天様とお子の善膩師童子のミニ像も作られ
夫婦とお子3人の像を厨子に入れ
再び体内に戻したのだとか。
それが発見されたのが平成になってから
またまた数百年の時を誰にも知れず過ごされた体内仏毘沙門天様も
今回公開されています
前はミニ毘沙門天様だけが体内に入ってはったのに
今度は厨子ごと体内に入ってはったわけやから
取り出すのがとっても大変やったとか。


本堂は大檀那であった近衛家の大玄関を移築したもの。
近衛家といえば、まろりんこの愛読書「イシュタルの娘」に登場する近衛信尹公
いつ移築されたんやろ?信尹公も関係してたりするんかな~?

その他、明兆筆「瀧見観音図」も素晴らしいですよ~


頂いたご朱印です。金色
他に、銀色、紺に金字、黒に金字がありましたよ~。

詳しくはコチラ京の冬の旅 勝林寺


続いてはバスに乗って

智積院(ちしゃくいん)


収蔵庫にて、長谷川等伯親子の障壁画を観ることが出来ます
これが凄い素晴らしい

講堂にあるレプリカは写真OKですよ~

父、等伯の「楓図」の一部。


子、久蔵の「桜図」の一部。

絵が途切れている所は、
昔智積院が火事に遭った時に僧侶が切り取って持ち出したから。
そのお陰で、現代でも観ることが出来るんやもんね~

久蔵が25歳の時、この「桜図」を描き上げました。
立派な後継ぎが出来たと喜びもつかの間、
翌年久蔵は急死してしまいます…。
等伯は悲しみのあまりしばらくは筆を持つことが出来ませんでした…。
その翌年、久方ぶりに力を振り絞って描いたのがこの「楓図」なのです。
楓図の筆づかいの荒々しさにその思いが垣間見えるようです…

で、この2つの絵は
福山雅治の「アサヒスーパードライ ドライプレミアム」のCMに使われてたんよ~
ずっとどこのんやろ~?と思ってたけど、ここ智積院のやった

ちなみに、長谷川等伯親子も
先出の「イシュタルの娘」に登場しますね~


「利久好みの庭」…只今整備の真っ最中。
水張ったら綺麗やろうな~。

今回特別公開されているのは宸殿。
「婦女喫茶図」などが公開されています。
とても60年前に描かれたものとは思えない斬新なセンスの襖絵でした

詳しくはコチラ京の冬の旅 智積院




こういう風景好きやねん


金堂の、矢印の所にも智積院の紋の桔梗の柄が鮮やかに施されています


梅がとっても良い香り~


狛犬がとってもカワイイ


頂いたご朱印です
金堂のご本尊、大日如来様です。


まだあと2ヵ寺に伺いますよ~ 続く

特別公開は18日までやで~行く方は急げ~




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