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明日のモニタリング銘柄(11.26.07)

2007-11-24 11:09:23 | 明日のモニタリング銘柄
NYダウは薄商いの中、クリスマス商戦への期待と、サブプライム対策基金の計画の進展?とやらを理由に、またこのところの下げの値頃感から181.8ドルの反発をし、シカゴ日経先物も大証のイーブニングセッションの終値より230円高で終わっております。

為替は一時107円半ばまで落ちましたがその後ドルが買い戻されております。原油、商品、そして金が値を戻しているのに呼応して、特にオーストラリアドルが上昇しております。この為替はテクニカルには、ドル・円、ユーロ・円、そしてカナダ・円がOSC他の分析から、月曜日に反発を示す形となっております。

こうした状況から、ひとまず、来週の月曜日は上げて始まるようですが、NYダウの上げ理由は、単なる期待感からのようであり、これが来週も続くのかどうかは疑問。OSCはこれだけ上げても-2%の43%です。今年のクリスマス商戦は期待はずれに終わるとの見方が優勢であり、これで下げ止まったとはとても言えない状況かと思います。

ということで、資源・原油関連銘柄の動きに特に注意しながらの、明日のモニタリング銘柄です。

1.6255エヌ・ピー・シー
 新興市場ではまずこれに注目。3300円という木曜日の安値を意識しての参戦。9月に2000円を割り込むなど、出来高が少ないと一気に下に持って行かれることがありますが、逆にそこがチャンスかと。

2.2138ウェブドゥジャパン
 高く始まりすぎると見送りも。195K程度だと妙味あり。来期はほどほどの決算予想であり可もなく不可もなしといったところ。

3.3823アクロディア
 もう一度この株。売りが出尽くしていれば、寄り付きからじりじりと上げていくはずですが、地合が良くても揉み合っているようならまだ出尽くし感はないのかも知れません。

4.2126GCAホールディングス
 すっかり安定感が出てきているようですが、明日は、一旦高く始まった場合は、一押しを待った方が良いかと思います。出来高が急増した時の高値掴みの方々が大勢控えております。戻り売りを仕掛ける人々です。そう言う意味では下げてきたからと言ってまだ買いにくい銘柄かも知れません。

5.8058三菱商事
 資源関連としては物産よりもこちらを注目。出来れば前日比マイナスに押されたところで買いたいところですが、3000円超で始まるでしょうね。

6.6432竹内製作所
 ユーロ高やらシティの目標価格引き下げやらで、ついに4500円台まで売り込まれております。出来高を伴ってのこの下げっぷりに「敬意」を表して明日のモニタリング銘柄に推挙します。14日のように高く始まりすぎたら押し目をじっくりと待つこと。

7.9110新和海運
 船舶からは再度これを。結構売り込まれておりましたが、そろそろ外国勢の換金売りも峠を越えたのではないかと。769円が抵抗線となるのかどうか?

8.6457グローリー
 もう一度3000円割れがあるようなら。このところの下げは円高で欧州向けビジネスへの影響を懸念してのものかと。

以上です。持ち越しは地味な7718スター精密のみ。地味銘柄にしては21日の出来高は凄かった。チョイと不可思議ですが、面白い動きの株です。

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