Lepidolite(レピドライト)・・・まりあ◎シャクティというARTのこと。

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ホメオパシー的「死にたい」ちゃん

2009-10-08 13:23:18 | ホメオパシー
今日はベリーダンスのレッスンの予定でしたが
台風上陸中、電車も運転見合わせのため残念!
レメディーの復習がてらPCに向かっております。
・・・って、書いてたらましたが。
今日の日記長いです。お忙しい方はまた遊びに来てくださいませ~~




最近、胃腸の調子があまり良くなかったので
レメディーを摂ってみました。
相談会で出してもらったレメディーか、
先日のスパイラルセラピーかわかりませんが
好転反応がメンタルに出たようで、
ここのところ胃が痛む日々が続いていて・・・
胃、どちらかというと夜に悪化、強迫的考えに取りつかれる、
ただれているような感じ、というところから考えてみました。


胃・消化器に親和性のあるレメディーは沢山あります。
食べ過ぎたり、飲みすぎたりした時にはNux-v.(ナックスボミカ/マチンシ)
脂っこい肉や乳製品を食べた後の胃のもたれにはPuls.(ポースティーラ/西洋オキナグサ)
などがよくヒットするのですが
今回はまず、ポピュラーなArs.(アーセニカム・アルバム/ヒ素)の30Cを。
「夜に悪化」「焼けただれるような感覚」「神経質で落ち着かない」「右側の症状」
そして「死に関する強迫的妄想に取りつかれている」というキーワードがあります。
あんまり明るそうな人じゃないですね(笑)


そうしたところ、日中の胃の不快感はおさまりましたが、
強迫的考えは輪をかけ・・・・
そして、とった次の日はまっ黄色な下り物が1日続きました。
急性疾患の場合はとても早く症状が動きます。が、
慢性的に抱えていた心や体の滞りは
解けるのにやはり時間がかかります。
出てくるということは・・・まだまだ出るべきものがあったんだなあ、と
しばらく様子を見ることに。苦しいですが。


そのようにして2日ばかりを身悶えするように(笑)過ごし
とにかく泣くわ泣くわ夕飯の支度をしながらも泣いていた。
手を離してしまえば楽になるとわかっているのに
しがみついてるんだなあ・・・アタシも誰かにしがみついて泣きたいなあ。
と、思った時に浮かんだのがBism.(ビスマス/蒼鉛)。←変換が大変


ホメオパスから出されたことはないのですが
在学中資料を読んだり講義を聞いた時、あっこれ凄く自分に合いそう!と
思ったレメディーで、自分でとってみたこともありましたが
その時は印象に残る変化はなく、そのまま忘れていました。
「著しい精神の苦悩」「自殺という言葉を口走る」「しがみつく」「嘔吐」「孤独を怖れる」
など、Ars.にも似た強迫観念っぽいレメディーですね。
見た目も疲労と苦悩の色が濃く、
胃癌など重度疾患の方にもよく使われます。
違いは、Bism.は冷水や冷たさで好転、動きで悪化、というところでしょうか。
それから、Ars.は死ぬことを異常に恐れますが、
Bism.は自殺をほのめかしたり、実際に試みたりします


「死にたい」という思いについては 以前のブログにも書きましたが
自分の内側を見つめるうちに、「死にたい」ちゃんには色々なタイプが
あることがわかってきました


無意識でありながらも、「死にたい」と漏らすことで、「生きたい」と
訴える人もいます。「死なないで!」と誰かに言ってほしいのですね。
前述のPuls.(ポースティーラ)でしょうか。同情心が厚く甘えんぼさんで、結構したたか!?
慰められると好転
します。
ただ、その人の言葉を真に受けて「死なないで!」と言ったが最後
あなたを親だと思い込み延々と甘えてくる可能性があります(卵から孵化して
始めに見たモノを親だと思い込む雛のようだ)。
ですので、今辛いんだな、甘えたいんだな~と考えつつ
「まあまあ、とりあえず美味いものでも食べに行こうか」と
誘ってみましょう
カウンセラーならば、「こう言っているけど、本当は何を訴えたいんだろう?」と
考えながら、クライアントが自分で結論を出せると信じて待つ、と
いうことになるのでしょうか・・・・
私は自分の中から何度も出てくるこの声に辟易していましたが、
ああ、甘えたいんだ、とわかった瞬間すごく楽になりました。
「一緒にいて」「アタシを見て」とフツーに訴えても聞いてもらえないから、
ヒネクレて最後の手段に出たんですね、私のインナーチャイルドちゃんは。
ゴメンナサイです


「死にたい」と漏らすことなく突然飛び降り自殺をする人は
Aur.(オーラム/金)です。
リーダーシップをとることに長け、子供ならば優秀でクラスの人気者
だったりします。が、失恋や仕事の失敗などの挫折でポッキリ折れて
鬱になったりします
物質的なことに目が行きがちで、情緒的には未成熟な傾向があり、
人に甘えたり助けを求めることが苦手なようです。
ある意味孤独な人。
成熟とは、「全く人に頼らない」ことではなく
「困った時はお互いさま」がわかるということでもあるのですが・・・
RAH時代の講師・バーミューラン先生は、かつてゴールドラッシュで沸いた米国で、
その後の大恐慌時に
優秀なビジネスマンの多くが失業し、飛び降り自殺者が相次いだことを
例にとって話されて、とてもわかりやすく感心したのを覚えています。
恐慌はDepression、鬱という意味でも使われます。
常に上昇していくことを求め、下降、下り坂を嫌うAur.が
落ちて死ぬことを選ぶ、のは皮肉なことですが
最も確実に死ねる方法を選ぶのがこのタイプの人なのです。
それだけ、他の選択肢が見えなくなっているということでしょうか。。。。


Bism.も「死にたい」ちゃんの一人です。
早いうちから困難な人生を送り、そのためかいつ何が起こるかと
ビクビクして、独りではいられず、誰かにしがみつきたいと思います。
死ぬのが怖くてそのように振る舞っているのだと思うのですが
にもかかわらず死にたいちゃん
さらに深くみると、権威喪失、切腹、にも関係しており、
生き恥をさらすよりは死を選ぶ、という日本の武士精神にも
深く関係している・・・という説もあります。
生きることを「恥」とするのは今考えるととんでもなく
不自然なことで・・・・しかし、自殺者(とくに男性)が増加している昨今、
Aur.もBism.も今の日本人には必要なレメディーの一つかもしれません。
レメディーをとることで、多くの人が
いつもと違う視点で物事を捉えることができるようになります。
一人でも多くの方が、死を選ぶ前に
なりふり構わず周囲に助けを求める、という選択肢があることに
気づくことが出来れば良いのですが・・・


ちょっと話が逸れましたが、私も病気で2回切腹しておりますし
(今思い出しましたが、私は母の「切腹」によって生まれました)
小学校の頃はよく乗り物に酔っては吐いていましたし
凄く神経質な子供で しょっちゅう胃が痛いと訴え
父に背中をさすったり押したりしてもらっていました。
苦悩する傾向も・・・「楽に生きる」よりも大切だと思っていることが
あるんだろうなあ・・・そう考えながら昨日、レメディーをとりました。


そうして更に泣いた後、ふと思ったことは
「自分は、こういう色々な体験や、感情を味わい、楽しむために
生まれてきたんじゃなかろうか」・・・・
そう思えてから大分楽になり、その晩は大分リラックスして
過ごすことができました。
※これはあくまでも私個人の体験です。ホメオパシーでは、レメディーとその人の
関係性によって、最も必要な働きが起こります。



機が熟した時(由井学長はそれを「病が熟する」と表現されたことがあります)
レメディーの助けを得て、自ら体得(文字通り、体全体で納得した感覚)した
新しい視点は、人や本から教わったものより、何より強力だと感じます。
同じように、最高のタイミングで触れた人の言葉や行いもまた、
深く私達を動かしますが
熟していない果物は食べても美味しくないように
熟して柔らかくなった心や体でなければ、人のどんな言葉も行いも
受け入れることはできない・・・
熟させる、というのは 介抱することにも似ている。
いつか解放するんだ、と自分に約束して
時には人の助けを借りながら、自分を「成熟」させていきたいものです
ああ、人は 鞭打たれて大人になるのではなくて
介抱されて、成熟して、美味しい実を結ぶんですね。 


あとで気づきましたが、昨日は13の月の暦的にはポータルデイ
(空から降り注ぐエネルギーがいつもより多くなる日で、
魂と心、体と自然、宇宙との調和が取れるように働く、と
いわれています)だったのでした





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