Lepidolite(レピドライト)・・・まりあ◎シャクティというARTのこと。

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Lyc.と、成人への通過儀礼

2009-11-08 13:30:37 | ホメオパシー
スピリット・オブ・ホメオパシック・レメディー
Didier Grandgeorge
ホメオパシー出版

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本の著者であるD.グランジョージさんは、小児科医でもあるホメオパスです。
彼の著書を買ったのはRAHに入学する前でしたが、
子供達と、その成長過程を見つめ分析する鋭くも優しい視点に惹かれ
もう何度読み返したでしょうか・・・大好きな一冊です。
何度も目を通しているはずなのに、目は通しても腹までは落ちていなかったのか、
まだまだこの本を通して色々な事を学んでいます。
最近、また思い立って 本棚からこの本を引っ張り出す機会がありました。


来年の大仕事(?)が決まり、決まった当初は天にも昇るような
心地だったのですが
あっという間に現実に引き戻され
出来ないやりたくないこんな絵は駄目ワタシも駄目だ、という
自信ナイナイ&自己否定スパイラルに突入
自分を不快にする思い癖や行動パターンは誰にでもあり、
それに気づいて、感じて、距離を置く、ということを
学んできたわけですが・・・・酷く巻き込まれました。
根深いパターンは手を変え品を変え?事あるごとに立ち現れます。
人生、不思議とそういうことが起きるようになっているもんなのですね。


そんな、物事に対する反応は 病気の症状と同じ。
それは、現れ感じきることで あたかも水蒸気のように解放されていき
解放されるごとに その根っこにあるトラウマや思い込みもまた
緩んでいくものなので
本当は とてもありがたいことなのです・・・・が
修行が足りないもんで ついつい悶々としてしまいます


そんな中で思い立ったレメディーはLyc.(ライコポディアム/ヒカゲノカズラ)
肝臓、消化管、体の右側に親和し、午前&午後4時頃に悪化。
大変保守的な性格で
頭はいいのですが自信がなく、責任を負うことを嫌います。
昇進したとたんに仕事を辞める。結婚を迫られると逃げ出したくなる。
能力がありながらも自信のなさから、そこそこのポジションに
留まってしまうビジネスマン。
人にどう思われるかを大変気にし、見栄っ張りですが内心は酷く怯えています。
大人なら、性的にパートナーを満足させられるだろうか・・・と
不安のあまり不能になったり
子供ならば、オネショしたら怒られる・・・と心配のあまり
オネショを繰り返すこともあります


レメディーをとりつつ、先述のグランジョージさんの本を
読み返してみました。
彼は、Lyc.さんの精神についてこう書かれています。
(※と太字はまりあがぶりえるによるものです)



『失ってしまった権力、威厳、そして高潔さを取り戻したいと思っています。
しかし、それをするのに必要な自信がありません。(中略)
・・・・・肝門(門脈を含む肝臓通路)の素晴らしい説明をしており、
それは、スピリチュアルな信心の入り口を持つ通路に相当します。
(※Lyc.は肝臓のための優れたレメディーです)
横隔膜の上部に到達するには、すなわち物質世界を去り、より大きな見解に
向かって上昇するには、肝門を通過しなければなりません。
一度、この通路が造られ、霊性が見つけられたら、
その“気難しい”人間の性質は、和らげることができます。
その十字架(※横隔膜と肝臓通路で形造られるクロス、でしょうか)は、
成長と信心の強力なシンボルです。
成長するため、私たちは、信じなければならず、
自信を持たなければなりません。そして、それが、Lycopodiumに欠けている
ものです。

この人は、思い悩みすぎており(中略)・・・・口唇期、肛門期に
とどまっており(中略)よって、社会に参加していません。
)』





位置的に言えば、肝臓は第3チャクラと関係します。


ファミリー・部族・生存(第1チャクラ)を目的とすることから
自己の確立・快楽・創造(第2)を目指し
第3では集団から離れ、自分のアイデンティティーを確立することが
テーマです。
そこでは批判や拒絶への恐怖心とも向き合い、
その上で、自己も他者も尊ぶということを学びます。


肉体的物質的には、私はとっくのとうに成人し、
何十年も社会で働いてお金も稼いできましたが
これからやろうとしている絵の発表は、もっと目に見えないところの、
大きな意味での自分の役割に基づいた・・・・
という意味での 2度目の社会参加、なのでしょう。
まるで、アボリジニーの成人式でもあるバンジージャンプのように
恐怖を伴うけれども、さけては通れない
精神と体と魂が一体となるための通過儀礼であるのかもしれません



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