マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

「作り手ムーブメント」を教育に生かしていくという動き、変化を与える行為者になるということ

2016年03月02日 | 放課後スクール

昨夜は放課後スクールの発表会。

これまでの活動内容や作品が展示され、

夕食をいただきながら、

親御さんと共に「これまで、そしてこれから」について話し合いました。

 

そして放課後スクールのディレクターが、

スライドを用い、Maker Movement(作り手ムーブメント)」について説明。

「作り手ムーブメント」とは、使われていなかったり、捨てられたり、壊れた電子機器やプラスティックやシリコンなどを用い、組み立て再び創造するというムーブメント。「作り手ムーブメント」という言葉を造ったデール・ドーファティ(Dale Dougherty)氏は、「私たちは誰もが作り手になれるんです」と強調し、「作り手ムーブメント」を教育に生かすことで、子供達が、「個人の人生とコミュニティーに変化を与える行為者になる」ことができるでしょうとしています。('Maker Mindset :作り手のマインドセット'より)

 ドーファティ氏のこのTEDスピーチ(日本語版)、「何のためとかお構いなしに夢中になって創ってしまう人々」の例なども紹介されていて、見ているだけで楽しくなります。何だか周りに転がっているものを掴んでとにかく何か創り始めたくなりますよ。(笑)

 

 

放課後スクールでも、

この「作り手ムーブメント」に大いに乗りましょうということなんですが、

スライドショーの後は、

各ブースでアクティビティー。

 

まずは、歯ブラシのブラシ部分を切りとったものに、

振動する電池を取り付けて。

昨夜は全く写真が撮れなかったのですが、

こんな感じのもの。

(写真:Crafting a Green Worldより)


これ、ワイヤーを繋ぐと、振動で立ったまま動くんですよ。

これらを使って、迷路や相撲などさせて勝ち負けを競いました。

 

子供達大興奮。

「歯ブラシに向かってこんなに叫ぶことがあるなんて想像したこともなかった!」

という高学年の女の子に、親御さんも笑いの渦。

 

 

中に、この歯ブラシ先端に、ピンをつけたり、ワイヤーの接続を変えてみたり、

重さのバランスを変えてみたり、とものすごい集中力で黙々と実験している子もいて。

普段、学業的には「落ちこぼれ」の子なんですが、

これまでクラスで接する中でも、

端々にちょっと目を惹くような工夫やアイデアを見せてくれるんですよね。

こういう子たちが、興味を深め力を発揮できる場がもっとあればと切に思います。

 

 

「作り手ムーブメント」の根幹にある、

「私達は、与えられた出来合いのモノを消費するだけでなく、自らも作り手」

と言うコンセプト。

確かに、子供のひとりひとりが、そう感じ動いていくのなら、

世界も変わっていくでしょうね。

 

 

 

 

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昨夜は7時に発表会が終わり、帰宅して皆で夕食を食べた後、

NPO活動が9時に終わる長男を30分車を走らせ迎えに行ったんですが、

帰り、事故があったようで、大渋滞。

30分かかる帰り道が2時間! 長男隣ですやすや、結局11時帰宅。やられました。

 

今日は、これから往復2時間の場へ出かけてきます!

渋滞にひっかかりませんように。


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