埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

衝撃のワンポイントレッスン

2009年05月28日 | からだ
AEコースでのワンポイントレッスン。

20分くらいだったのだけど、こちらも情報量たっぷり

一言でいえば「衝撃」。

譜読みを始めたばかりの曲で、今までの経験から
「絶対無理をしそうな、体が痛くなりそうな予感」のする曲を持っていた。

私は、譜読みのときにいちばん、あちこちの痛みが出てくる。

それは、まさに「精神的なことが筋肉に翻訳されて」起きている緊張だった。

それがなくなって、うまく弾けちゃうんだから、
今まで考えもつかなかった練習なんだから「衝撃」。


ちなみに、私は物事にめりこむ&真面目なタイプです。


・オクターブは、手首や指先で弾こうと思わない。
 しっかりした胴体があって、その胴を中心にして、肩甲骨や肘から、どういう幅で動いていくのかを味わう。

・客観的に弾く。
 「ガイシュトリヒ シュピール ラーム(ドイツ語)」精神的に音楽を楽しむ空間。
 一生懸命取り組むことで、その空間を押し殺してしまう。
 (先生)「その楽しむ空間を殺してまで、一生懸命弾いてどうするの!」
 …ホントですよね

・体は一度感覚を覚えたら、絶対にできるようになる。
 体が緊張していることによって、体が感じるはずのことを感じられなくなってしまう。
 「一生懸命弾かなくていいの。ガムでも噛んで不真面目に練習すればいいの。
  そのほうが体が覚えてくれるんだから。」
 …そんなこと初めて言われたぁ

・「エンド ゲイニング」目的至上主義
 目的に直接的に向かっている。
 「この気持ちじゃ、体を緊張させるよ。弾けるようになる過程を見ないと」

・連打は「連打」と思わない。
 ふりかけを、振る感じ
 その場面の雰囲気を感じて弾く。
 できるようになったらやめる。
 「1回できても、まだまだ!なんて思って練習を続けるから体がおかしくなるの」
 …え!やめていいの

・体が安心できる状態で練習をして、初めから音楽的に練習する。
 いろいろな位置で座る場所を試す。
 私の場合、もう少し深く座ったほうがいい。
 …ちょうど、きのう読んだ本に、
  優位感覚でいう「視覚」は、イスに浅く腰かける傾向があると書いてあった。


このあと、私の練習の仕方が変わったのは言うまでもないでしょう。

それまでメトロノームを必ず使っていたのに、メトロノームなしで、だらだら弾いてみた。

そしたら、弾けるのね
一生懸命練習していたよりも、ずっと簡単に!

それを続けたら、ある程度のテンポに上げても弾ける。

鎖骨と肩甲骨を感じてない練習で、あちこち痛みがきたのに気付いて、
感じて練習をしていくと、
練習が終わったら、体がスッキリ!

そして、一生懸命になってしまう生徒たちにも
「適当にの~んびり練習したらといいよ」なんて、言えちゃう。
 
 


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