新曲♪『おはなをあげる』

音楽と人の心つなぐピアニスト・まっみです


「おはなをあげる」という絵本があります。


作者は、ジョナルノ・ローソン。
カナダの詩人。

でも、文字はひとつもありません。


図書館で、
表紙の絵が素敵だなぁと思って、手に取って、

文字がないんだぁ・・・

と思いながらざっと目を通して、
もう一度始めのページに戻ると、


そこに描かれた
鳥のはばたき、車の走る音、人が歩く音が聴こえてきて、

文字がないことによって、
音が聴こえてくるんだぁ

と感激したのが出会いでした。


その後、先日の「絵本から聴こえるコンサート」の企画を
うりんこくらぶさんと相談している中で、

この絵本の話をしたら、共感してくださって、

コンサートに向けて曲を作りました


絵本を譜面台に置いて、
ページをめくりながら作りました。



鳥のはばたき

歩く足音

お花を「見っけ！」

お花の匂いをかぐ

女の子が「見っけ！」でもお父さんは歩いて行く

近くにいる音が気づく

ネコの歌

鳥のチュンチュン

お父さんが先に行っちゃう

広い景色

ジョギングの足音

鳥の鳴き声とはばたき

ベビーカーとジョギングが反対方向へ

「見っけ？」

鳥さんが死んでる・・・

お父さんは先に歩いて行く

鳥さんにおはなをあげる

おじさんが寝てる

おじさんにおはなをあげる

車の音

鳥の声

うれしそうな犬との出会い

ご近所さんに「バイバイ」

お母さんに「ただいまー」

お母さんにおはなをあげる

弟たちにおはなをあげる

鳥のはばたき


ストーリーに沿って、
聴こえてきた音をピアノで表現しました。

『おはなをあげる』


今までの作曲の仕方と違って、
あまり悩むことなく出来上がりました



　　　　　　　　　　　　　　　　

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