アメリカ南部でオーロラ発生

１０月２４日の夜、アメリカの南部の州で、美しいオーロラが発生、話題となっています。

オーロラが見られたのは、アメリカのミシガン州、ミズーリ州、アラバマ州、アーカンソー州など南部の各州で、赤や緑の幻想的なとても美しいオーロラです。

アメリカでは通常ここまで南部の地域でオーロラは観測されません。太陽黒点の爆発により、地球方向へ向かったＣＭＥに起因している可能性が極めて高いと思われます。今回それが見られたということで、こうした現象を「極めて珍しい出来事」として米メディアに大きく報じられました。
ちなみに、オーロラが見られたアラバマ州ハンツビルは北緯３４度に位置しており、日本では大阪市付近の緯度に相当します。

オーロラは、太陽フレアから発せられたプラズマ粒子が地球に到達し、地球磁場との相互作用で現れる現象で、漆黒の夜空を色鮮やかな幻想的な世界に変えます。

頻発するＣＭＥによる太陽嵐が、人工衛星や送電網に及ぼすリスクが懸念されるところです。

ミシガン州マーケットで、夜明け前に出現したオーロラ