あの頃に還る @ 純米酒 三品（渋谷）

「最近、日本酒もよく飲むよ～！」と、久々に連絡をくれたのは、
なんとも懐かし～～～い！以前一緒に仕事していた先輩！！

新入社員として初めて配属された職場に居たその先輩は、
直属の上司でもなければ同じ部署でもないのに、一緒に仕事する時はいつも助けてくれたなぁ。

甘やかすんではなく、
自分一人で考えられるよう、行動できるよう、アドバイスして励ましてくれた。

もちろん、自分に対してだけじゃなく、誰にでも平等に優しい人柄で、
みんなからニックネームで呼ばれていて、自分も未だにそう呼んでしまう。

そんな先輩と、ひっさびさに一緒に飲むことに。

や～～～～～何年ぶりでしょう？！
でも
「変わってないっすねー！！」
「まっきーも、全然変わってないじゃーーん！！」と、以前とまったく変わらないノリ（笑）。


飲みに行く場所は、2人とも行きやすい "渋谷" を選んだので、
そしたらやっぱり 純米酒 三品 さん  かな♪


日本酒、その中でも "純米酒" に拘っていても、
優しくて若い店主の 坂嵜さん がいるこの空間は、きっと誰でも居心地の良くなると思うのだけど…

と言うまでもなく、すぐにカウンターに馴染んじゃうあたり、先輩、さすがデス。
んでも、ずら～～～っと一升瓶が並んだカウンタを見て、
「すごいね～、相変わらずだね～～～。」と反応してくれるのは、なんだか嬉しい♪

先輩は「最近日本酒を飲む」といっても、日本酒にハマったわけではないみたいで、
ビールも焼酎も飲むし、日本酒はよく頂き物の「吟醸酒」を飲むんだとか。 

なので「なんで純米酒なの～？」と、これまた日本酒トークに火がつきそうな質問を（笑）。

でも、そうならないのは、
やっぱり久しぶりに会った先輩との溜まりまくった話に盛り上がったからかなぁ。


おつまみは、いつも頼んでしまう 自家製ポテトサラダ 。


先輩リクエストの カジキマグロのお造り も良いですね～♪

私が「オススメですよ！」ということで頼んだ、これも定番の 自家製鶏ハム 。

ありゃ？気がつけば、いつもと同じようなつまみラインナップ？！（笑）

この日のメニューで美味しそうな
茄子とアスパラと木の子のいしる炒め も。

「いしる」っていうのは能登半島で古くから作られている魚醤のことで、
坂嵜さんが、じゅーじゅー炒めているあたり、んんんん～～～～～良いかほりが！


日本酒も私が頃合いを見計らって頼むことに。
最初に飲むのに良さそうな 風の森 笊籬採り から始まり、冷たいお酒は3種類ほど。



長珍 阿波山田65 純米 無濾過生原酒 。



よ右衛門 備前雄町70％ 。



3つの冷たいお酒を飲み終わると、そろそろ次はお燗を飲みたくなってしまう自分。
まだ「暑い日にお燗」という感覚の無い先輩だけど、
笑いながらもお燗飲もうよ、と言ってくれる。


最初は、温めても飲みやすそうな 天遊琳 限定 瓶囲い 。
会話を遮っても「これ！美味しいね！」と言ってくれる 
ちなみに、この蔵元さんの四日市は、坂嵜さんの田舎でもあるそう。

そうかー、そういう目で、先輩に興味を持ってもらえそうなのは、
いづみ橋 恵 かな！
今住んでらっしゃる所が近いから…という短絡的なチョイスだけど（笑）、 
「おおーー、これはさっきのと比べると辛い！」ってインパクトを与えたみたい。
覚えてくれるかなぁ。 


あとのつまみは、ちょびちょび系で 雄ししゃも と 酒盗クリームチーズ 。

だーいぶ出来上がってきたけど、まだまだ大丈夫そうな先輩を見て、最後にもう一つ。

今までのと、またちょっと違うものを飲んでもらおうかな…と、あれやこれや迷って
旭若松 を頼んじゃいました。（この写真の両脇もすんごい魅力的だけど（笑））

目を丸くして「面白い～！」と言ってくれたけど、
美味しかったかな？お口に合ったかな？
ちょっとした先輩の仕草は、また次に会うときの参考にしておこう。


とにもかくにも、この日は懐かしい人の名前がいっぱいでて、
思わず、新入社員からずっとあの職場に居た頃に戻ったかのような感覚になっちゃった。

自分は会社を変わり、昔のあの部署も解体されて、多くの人とは次第と縁が薄れていく一方で、
逆にもっと仲良くなってもっと深い付き合いができる人もいる。

たま～にしか連絡を取らない人もいるかもしれないけど、
こうやって、まだ繋がっていける先輩、同僚っていうのは
ずっと大切にしていきたいなぁ…って、改めて思ってしまった。
 

[ 純米酒　三品 ] 
東京都渋谷区道玄坂1-17-9 ヴィラハイツ道玄坂1F
03-3461-0887 
18時30分～23時 
定休日：土・日・祝日


[ 以前の日記 ]
・2012/4/26 おつまみちょこっと盛り
・2011/12/14 勇気は要らない♪