まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:「鴨川をどり」を見てきました!

2008年05月01日 | 催し物・ニュース

今日から京都の先斗町で「鴨川をどり」が始まりました。せっかくなので、初日に行ってきました。

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公演は午後から1日3回、1時間15分です。観覧料は、普通席(2階):2,000円、特別席(1階):3,800円、茶券付特別席(1階)4,300円です。普通席観覧+お抹茶525円にすることもできます。当日発行の普通席を買おうと思ったら「よかったですね、特別席が1つだけありますよ。」と言われ・・・そんないいお席じゃなくてもと思いましたが、そんなにラッキーならと、贅沢しちゃいました。 

P1110396開演の1時間前から開場しているので、早めにいき、まずは茶席にてお抹茶を頂きました。お菓子は、鶴屋吉信さんのおまんじゅうで、先斗町の紋章の千鳥の焼印がありました。お茶席は、立札式(椅子点)で、芸舞妓さんが点ててくれます。(全員ではありません)残念ながら写真撮影ができないですが、お菓子を入れたお皿を持ち帰ってくださいとのことでした。普通のお皿?だと思っていたのですが、家に帰ってよく見たら、お皿の裏に「鴨川をどり」の文字がありました。

お茶を頂いた後は、舞台を楽しみました。こちらも同じく、撮影ができません。座った席は、1階の一番後ろ!でも、十分舞台を楽しめました。「鴨川をどり」は、明治5年(1872)東京遷都後の京都の繁栄を願って開かれた第1回京都博覧会の余興として都をどりと共に上演されたのが始まりで、今年で171回目です。

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第一部は舞踊劇で「ばさら姫」という演目です。わかりやすくいえば和風ミュージカルです。大坂夏の陣の後、豊臣家が滅亡して間もない頃、豪姫(前田利家の四女で、のにち豊臣秀吉の養女となる)が、八丈島へ島流しになった夫の宇喜多秀家との思い出を偲ぶお話です。若い頃の2人が、当時流行した「バサラ風流」で町中を闊歩する楽しく華やかなシーンがあります。バサラとは、派手を極めて見栄を張り、自由闊達にふるまうことで、当時入ってきた南蛮文化への憧れもあり、バサラ熱が高まっていたそうです。

P1110379第二部は舞踊ショーです。「菓子可笑し」という演目で、京名物のお菓子をテーマにした踊りです。ここからは、演奏も生で行われます。踊りもそうですが、太鼓や三味線、笛の音も楽しく、唄もとても素晴らしいです。私は思わず、唄のお姉さん?に釘付けでした。

全体で1時間15分の公演中、場の替わり(全部で10回)が早く、テンポがいいので全く飽きません。衣装も舞台も美しく、見ている方も華やかな気分になりました。(写真は、幕です。幕だけでもすごく綺麗です)また、見に行きたいと思います!公演終了後、歌舞練場の前には、出演していた舞芸妓さんが出て来て、お客さんと記念撮影をしたりと賑やかでした。

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今回は着物で出かけました。座席もそれほど窮屈でなかったです。場所柄着物姿の人が多く、中には、舞妓さんもいました。近くで見れるのはうれしいけど、後ろの席の人は、舞妓さんのカツラが邪魔で舞台が見にくいのでは?(^m^)

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そういえば、パンフレット(600円?)の中に、芸舞妓さんへの質問コーナーがあり、クレンジングは何を使っている?という質問がありました。どの方も「普通のもの・・・」という答えで、いわゆる「舞妓さん用」なんてものは使ってないのですね。よく「舞妓さんご愛用」なんていう商品見かけますけど・・・。(^m^)

先斗町歌舞練場 http://www1.odn.ne.jp/~adw58490/index.htm

この後は、先斗(ぽんと)町の様子などをご報告します。次のブログにて。