まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

お祝いのおすそ分け・・・

2008年03月26日 | ふるさと富山

F1000622昨日は、まじくんの保育園の卒園式(修了式)でした。毎年、保育園からかわいい紅白のお饅頭を持ち帰ってきました。

以前、ふるさとの富山の知人で小学校のPTA会長をしていた方のお話を思い出しました。

【ある保護者からの提案】

学校のお祝行事の時に配られる紅白のお饅頭に関して、子供も好きではないし、毎回処分に困る。 どうせなら子供の好きなお菓子などにしたらどうか?昔の子供なら、お饅頭も御馳走だけど、いまどきの子供はあんこが嫌いな子も多い!
ほとんどの保護者が饅頭反対に賛同する中で 「でも?そもそもなんでお饅頭を配るの?」そんな疑問がわいてきたそうです。
確かにお祝にお饅頭は、日本の古き良き習慣。でも、大きなお饅頭は、ひとりで食べるのは大変だし 日持ちもしない・・・。そこで、家族で分け合って食べることになる。 すると学校の行事に参加しなかった祖父母や 、両親、兄弟などと、学校での様子や子供の成長を話しながら食べることができる!

そんないい事があったんだ!!!と、いう考えに至り、結局その後もお祝い行事には、お饅頭を配ることが継続された、というお話です。

お祝いのお饅頭は、たぶん田舎になればなるほど大きなお饅頭になると思います。 私が子供の頃、学校で配られたお饅頭も手のひらぐらいのサイズでした。そして、ご近所から結婚のお祝いや還暦のお祝いなどでいただくお饅頭は、ぞうり(@@)?って思うほど大きかったです。世代を超えて同居家庭の多い富山では、特に大きいのかもしれないですね。

昨日まじくんが保育園から頂いたものは、卵より小さいサイズの紅白のお饅頭でした。「あんこ嫌いやから食べへん!」と、言っていたまじくんも、おばあちゃんと半分こして嫌々食べました。(^^;)

F1000624ところで、 先日、富山に帰省した時に、友人からお土産を頂きました。富山の名物、細工蒲鉾です。これはお土産用のかわいいミニサイズですが、そもそも細工蒲鉾も、お祝饅頭と同じ考えですよね。大きな蒲鉾(50センチぐらいのもあります)は、家族だけでは食べきれないので、ご近所などにおすそ分けします。蒲鉾なのに、鯛のしっぽじゃ失礼かな?なんて気を使い、結局、家ではしっぽや端ばかり残ってしまいます。(^m^)今では、大きなお饅頭や細工蒲鉾を配る習慣も減りつつあるのでしょうけど、よくよく考えれば、うれしいことを分けあう、いい習慣ですね。

そういえば、私が京都に嫁いだ時、ご近所に小さな鯛のかまぼこを配りました。その後「おいしい鯛のかまぼこを生でそのまま頂いた」という話を聞いて、なんとなく違和感を感じたものです。新鮮な魚が簡単に手に入る富山では、かまぼこって保存食みたいな感じで、そのままというより、炒めたり煮たりっていう方が多かったからです。でもでも、考えてみれば、今時のかまぼこって、生食でも十分おいしいし、着色料にも気を使っているのでしょうね。


京都桜ウオッチング(3/26)六孫王神社

2008年03月26日 | 京都市南区

今日の京都は、雲のち雨だったんですが・・・降りそうで降ってこないです。とりあえず、降る前にと、午前中に六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)へ出かけました。

六孫王神社は、JR京都駅八条口より西へ徒歩約15分ぐらいの所にあります。六孫王とは、平安時代の中期、清和天皇の六男を父として生まれた経基のことですが、皇室では六男の六と天皇の孫ということで六孫王と呼ばれていたそうです。15歳で元服し、源の姓を賜わり、先例に従い臣籍に加えられたとあります。当時、現在の社地に住居があり、臨終に臨み「霊魂滅するとも龍(神)となり西八条の池に住みて子孫の繁栄を祈るゆえにこの地に葬れ」と遺言されたのが六孫王神社の始まりです。

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鬱金桜(うこんざくら:淡黄緑色の八重桜)の名所としても知られていますが、鬱金桜が咲くのはまだまだ先のことです。今日は、鳥居をくぐった所の大きな桜の木が咲きはじめていました。

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幹はそれほど太くないのですが、空いっぱいに枝が広がっていて、とてもきれいです。最初は何本も木があるのかと思っていました。

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毎月、第一日曜日にフリーマーケットが行われています。近くの東寺さんも第一日曜日は「ガラクタ市」をやっていますので、立ち寄ってみるものいいかもしれません。 

六孫王神社 http://www.rokunomiya.ecnet.jp/index.html