まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

清水寺①:大切な命・・・

2006年12月30日 | 京都市東山区

木曜日(28日)、清水寺へ行きました。毎年発表される今年の漢字を見るために、年末は必ず行くことにしています。

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今年の漢字は「命」。生まれた命(悠仁さま)、絶たれた命(いじめ)など、ひとつしかない命の重さを痛感した年でした。毎年清水寺の貫主さんが12月12日の漢字の日に書かれます。

漢検 今年の漢字サイト http://www.kanken.or.jp/event/index.html

書が展示されているのは、本堂です。(拝観料300円)今年は、本堂の奥に置いてあり、本堂の中に入ることが出来ました。

この日の京都はいい天気で、午前中は、青空が広がっていました。翌日は初雪でしたけど。(^^;)

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新・世界七不思議の候補地にもなった清水寺。この舞台が釘1本も使わずに建てられているなんて、すごいですよね。舞台を見上げたまじくんが「これ、ホテル?」と、言ってました。

清水寺には、舞台のほかにも見所がいっぱいです。

「三重塔」の左手に「隋求堂(ずいぐどう)」があります。ここでは、胎内めぐりをすることができます。胎内めぐりとは、地下に造られた霊場を、仏の胎内に見立てて参拝することです。真っ暗な中を大数珠をたよりに巡り、梵字が刻まれた石を廻して願い事をします。

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小学生以上行くことができます(100円)が、4歳児のまじくんは「怖くない!大丈夫!行きたい!」というので、一緒に行くことにしました。

「まじくん、願い事は?」

「お願いしたいことない・・・」

(@@)なんだか、新鮮な答えです。とりあえず、以前、キツネさんにお願いしたかったことは、サンタさんが叶えてくれたしね・・・。

「じゃぁ、お母さんは、まじくんの風邪が治りますようにって、お願いするわ。」

「ほな、まじくんは、おばあちゃんの足が治りますようにって、お願いするわ。」

階段を下りると、そこは想像以上に真っ暗でした。足元も見えず、ひたすら大数珠をたよりに、ゆっくりと歩きました。私たちの後にいたカップルがつぶやきました。

「本当に暗いね。2人きりなら怖いけど、でも自分たちのほかにも、人がいると安心するね。」

・・・確かに、そうでした。私もまじくんと2人きりだと、とても怖かったですが、同じ道を辿っている人々がいると思うと安心でした。全く見知らぬ人なんですけど・・・。

うーん、なんか深いです。随求堂のご本尊(菩薩様)は、どんな願い求めにもすぐに随って、叶えるよう働いてくださるお母さん仏さんだそうです。まじくんの風邪も、おかげさまで投薬なして回復しています。叶えてくれたのかな?

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音羽山 清水寺公式サイト

http://www.kiyomizudera.or.jp/index.html

清水寺拝観料:大人300円 小・中学生200円。駐車場:参道を上がったところに、市営駐車場があります。(800円)*3ヶ日は24時間営業ですが、料金は1,000円になります。

この後は、清水寺や参道の見所を紹介します。