アウェイセレッソ戦は２－２のドローでしたが、なんとも惜しい試合でした。

相手は自動昇格に向け、
ホームで１万人以上のサポーターを背にしたセレッソ大阪。
それに対峙し、もう少しで勝ち点３を手にできた山形。

よくやったという気持ちが大きいですが。
もう少しで勝てた、という残念な気持ちもあります。


前半開始早々、大黒選手らしい反転シュートが出て
調子ももどってきたように見えました。

モンテはディエゴ選手の代わりに大黒選手でもあり、
前線からプレスをかけに行くというよりは、
５バック、３ボランチ的な陣形で、
ブロックを作って守ってました。

球際へも厳しく、タックル数がリーグＮＯ．１という言葉の通り
今日は、松岡選手を筆頭に、よく足が伸びて効果的。
ボールも奪えたり、セレッソの攻撃を遅らせたりしてました。

大黒選手は前線で起点になるプレーが目立ちました。
こんなプレーもするんですね。
予想外によかったといっては失礼かもしれませんが
チームの中でよく機能していたと思います。

セレッソはタレントぞろいですが、
球際にそれほど厳しくもなく、
昨日、たまたま浦和対新潟戦の一部を見ましたが、
浦和の球際への強さ、タックルはさすがで、
今日の山形はそれに勝るとも劣らず。

セレッソは何か個で戦っている印象で、
戦略をモット練って、連携がよくなれば、
まだまだ強くなれるチームのような気がします。

セレッソの先制点は、ＣＫではじいたボールを
クロスで入れ、それを玉田選手が見事に決めました。
山形のほうは，皆ボールを見ていて、
あの素早い玉田選手に反応できませんでしたが、
これは玉田選手をほめるべきでしょうね。


後半、アルセウ選手からの浮き球が大黒選手に入り、
それに素早く反応し同点ゴール！
あのホットラインが出ましたね。

その後セレッソも攻め込みますが、
山岸選手のスーパーセーブも何本も出てゴール決まらず。

その後川西選手がボックス内でソウザ選手に倒されＰＫ．
これを大黒選手がしっかり決め２－１に逆転。

時間的にも終盤に近くなり、
大黒選手に代え林選手が入る。

いつもなら松岡選手あたりは
７０分前後に交代するということで走り回っているはずでしたが、
いつも以上に頑張って、最後のほうでは、ふらふらになりながら
今にも倒れそうでしたが、交代は無し。
川西選手も同様。

ロスタイム４分ということでしたが、
その４分にゴール前のごちゃごちゃした場面から
山村選手に決められゲームセット。

勝ち点３が手元からするりとこぼれ落ちてしまいました。
なんとも残念。

選手たちは、時間を有効に使おうと
懸命に考えてプレーしていました。
交代枠があと２つ残っている中、
松岡選手は交代時間限界以上に見えました。

監督はサブに入っている選手を出さず、
あれほど疲れた選手にプレーを続行させたわけですが、
それでよかったのかどうか。


今日は３－６－１の布陣を敷いての守備がはまり、
大黒選手の活躍などいい材料がでて、
選手全員がハードワークして戦っただけに、
最後の場面が残念。
何とか交代枠をうまく使い、時間も使い
勝ち点３を取ってほしかった試合でした。

次はホームで松本と戦うわけで、
布陣はどうするのかわかりませんが、
だんだんとチームの状態も良くなっているようなので、
ここではすっきりと勝ちたいですね。
今日のような選手の頑張りに期待したいですね。


にほんブログ村