まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

2012・3 都市環境常任委員会(年限度分)

2012-02-22 19:28:43 | Weblog
今日からいよいよ常任委員会の審議が始まりました。

第4号議案   芦屋市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について

第7号議案   平成23年度芦屋市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

第10号議案  平成23年度芦屋市水道事業会計補正予算(第1号)

第11号議案  平成23年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)


(所管事務調査)
・市立芦屋病院改革プラン評価委員会の結果報告について
・地方公営企業会計制度の見直しについて

芦屋病院は近隣の皆さま、ご利用する患者さまなどのご協力を得て
現在立替中であります。
車でいらっしゃる方をはじめご不便をおかけしている事もあり 
計画値の修正が行われました。
自立した自治体として経営状況をしっかりと見据えることも大切であると
思いますが、同等に、医療の質や信頼度を数字から読み取り
判断する難しさを感じました。
また、地方公営企業会計制度の見直しは、私自身まだ勉強不足ですが
①民間企業の会計制度へ合わせ、同業種企業との比較が分かりやすいよう
②地域分権を踏まえて、自治体の自主性が反映できるよう
に改正が進められています。
改正としては、平成25年度からですのですが、
課題を先送りすることなく、注視していていきたいと思います。



明日から3月議会開会

2012-02-20 18:29:01 | Weblog
明日から3月議会が開会されます。
今議会は、平成23年度予算や事業に係る議案と
平成24年度の新年度に係る各予算と事業、本会議での質問では
市長の市政方針に対し、会派を代表する質問が予定されています。


傍聴はすべての委員会と本会議で行っていただけます。
市役所南館3階の議会事務局へお越しください。
また、市議会のホームページを通じてのライブ中継も行っています。
(ホームページでは、各スケジュールから1週間後に、録画をご覧いただけます)
芦屋市議会では、昨年より議会改革特別委員会を立ち上げ
より市民の方に分かりやすい議会運営に取り組んでいる最中であります。
どうぞ、今の議会の様子をご覧いただき、感想などもお寄せいただきたいと思います。

2月21日(火) 本会議(議案の提出など)
  22日(水) 都市環境常任委員会(平成23年度分の議案の審査など)
  24日(木) 民生文教常任委員会(平成23年度分の議案の審査など)
  25日(金) 総務常任委員会(平成23年度分の議案の審査など)
3月 2日(金) 議会運営委員会
  5日(月) 本会議(平成23年度分議案の採決・
            会派の総括質問:イーブンあしや・あしや新風会・創政くらぶ)
  6日(火) 本会議・予算特別委員会(会派の総括質問:公明党・共産党・新社会党)
  7日(水) 都市環境常任委員会(平成24年度分の議案の審査・予算分科会など)
  8日(木) 民生文教常任委員会(平成24年度分の議案の審査・予算分科会など)
  9日(金) 総務常任委員会(平成24年度分の議案の審査・予算分科会など)
12日(月) 委員会・分科会(予備日)
13日(火) 委員会・分科会(予備日)
14日(水) 委員会・分科会(予備日)
21日(水) 予算特別委員会
23日(金) 議会運営委員会
26日(月) 本議会(平成24年度分議案採決・予算採決)

働くことの意味・優しさの輪・芦屋(WAPの会)

2012-02-19 18:06:42 | Weblog
今日はやさしさの会・芦屋~ハンディのある子の暮らしやすい町に~
輪になろう芦屋親の会(WAPの会)主催のシンポジウムが
木口記念開会で行われました。

●基調講演
「地域で暮らし、働きたい」
講師:玉木 幸則氏(メインストリーム協会副代表)

●パネル討論
玉木 幸則氏 
河南 勝氏(エコールKOBE学園長)
藤川 喜正氏(阪神南障害者就業・生活支援センター)
西川 隆士氏(芦屋市保健福祉部障害福祉課主査)
小野 朗氏(WAP会員)
コーディネイター:遠藤 哲也氏(WAP会員)

WAPの会は、もともと障がいの子どもが暮らしやすい町を目指し
その保護者の方が立ち上げた会でありますが、年月とともに
子どもの成長し、その成長に合わせて「就労について」を
考える初めてのシンポジウムとなりました。

芦屋市での課題としては、中学校を操業してからの進路先の
選択しが極端に少ないとの声があります。
現在は、西宮など市外で高校の受け入れにたよっている状況にあるようですが
「働く」という観点からは、更に大きな課題があると認識しています。

障がいをお持ちの方の働き方としては
一般就労(月15万円程度の報酬で経済的にも自立可能)
福祉就労(報酬は3.4万程度であるが、社会との繋がりや居場所づくり的)
社会就労(一般就労と福祉就労の中間であり、NPOなどが勤務先)
があります。

「働くという意味」という課題は、すべての人に共通する問題
であると思います。
「お金を得るため」という定義は生活を行う上でその柱になると思いますが、
働くという社会参加をすることによって、感謝し、認められ、
そして生きがいを感じられるというお事が人が人として生きていくために
必要であるとのお話がありました。

ハンディを持ちながら働くという事は、私が想像しない壁も多くあるのだと
思いますが、仕事を通じて人と繋がる、人間として成長していくという
過程においては、同じであると思います。
障がいを1つの個性として、地域で普通に生活する
人それぞれ、その人に合った働き方をするが選択できる社会づくり
(障がいをお持ちの方も、子育て中の女性や介護をする方々など)
に取り組んでいきたいと思います。

今日の講師の玉木さんは、MHK教育テレビで毎週8PM~
「きらっといきる」のパーソナリティで出演中ですが、
冗談を交えながらも、ズバッと本音で語るお話には
笑いっぱなしでした。有難うございました。

平成33年度までの長期財政収支見込み

2012-02-17 21:25:03 | Weblog
今日は行財政調査特別委員会が行われ
平成22年度から33年度までの長期財政収支見込みについての説明がありました。

収支見込みは、平成25年度以降の前提となる経済指数について、最近の市税収入などの
動向を踏まえ、今後の伸び率を仮定し、平成24年度3月補正後予算見込み額
及び平成24年度当初予算見込み額をベースとして作成されていました。
(新たな新規事業費などは除かれているので、その都度、審査することが必要)

●歳入 22年度は約323億円だか徐々に減額し、33年度は約235億
・個人市民税の所得の伸び率・・・25年度を2.0%、26年を1.7%、27年度以降を1.0%
・固定資産税の価格変動率・・・
 (土地)25年度以降は据え置き
 (家屋)27年度、30年度、33年度は△7%とし、その他の年度は据え置き

●歳出 22年度は約318億円、33年度は約235億円
・人経費・・・各年度の4月1日時点のものを推計。25年度以降定昇率1.58%、ベア0%
・扶助費・・・25年度3.2%、26年度3.3%、27年度以降3.1%
・投資的経費・現時点における今後の見込み事業、過去5年間の投資的経費をベースに
       一定額を計上

●基金残高見込み
基金とは市の貯金にあたるもので、どの程度あればいいのか?
については、いつも議論が分かれます。
芦屋市では平成22年度では約173億円ありますが、近年、歳入に対し歳出が上回っており
これを「基金」で賄う運営を行っています。
見込みでは、33年度には29億円まで減少するとされています。
近隣市からみると多い蓄え(基金)があり、これを毎年の行政サービスに
使用するべきとの意見がある一方、震災などの突発的な出来ごとに対応する為に
市税程度の積み立てを行うべきとの意見があります。

芦屋市では、阪神淡路大震災の復興・復旧事業で多額な借金をしましたが、
市民の方の財政難に対するご理解・ご協力により歳出を抑えているのと同時に
一定の基金が積み立てられていたおかげで、なんとかやりくりすることが
出来ていると考えます。
今後の今後の労働人口の減少、万一の場合の備えなどを考えると、
いとうまいは、これからも、出来る限り基金の取り崩しには慎重にすべきだと思います。




HAPPY DAY

2012-02-15 23:23:59 | Weblog
今日は議会改革特別委員会と広報編集委員会が行われました。
どちらも、市民の方に議会の動きなどわかりやすく伝えていく、
また住民さんの声をいかに市政に反映していくか、
についての取り組みを行っている最中です。

議員はそれぞれの想いを持ち議会に参加しており、合意点を見つける事は
難しいと感じますが、「市民の幸せの向上」という同じゴールを持つことによって
進んでいくことが大切であると考えます。

今日はHAPPYが多い一日になりました。
多くの方との繋がりに感謝したいと思います。

HAPPY1・昨日の議員研修会で、新しい議会の在り方についての講座を受けて
    今日の委員会はいつも以上に真剣で前向きな意見が多かったように感じました。

HAPPY2・プライベートでの勉強会で、楽しく有意義な時間を送りました。
    今日はエネルギー供給の在り方についてがテーマであり、すぐに
    芦屋の市政に反映するというテーマではありませんが、長期的な施策としては
    大切な課題についておいしいお食事を交えながら取り組む事が出来ました。

HAPPY3・勉強の中で、働く女性の先輩として尊敬する方と久しぶりに
    お会いする事が出来たほか、新しくお知り合いになった同年代
    との交流に感謝です。

HAPPY4・私の友人がママになりました。
    予定日より少し早かった出産ですが、元気で大きな男の子でした。

HAPPY5・幼馴染と久しぶりに駅でバッタリしました。
    息子さんがお受験をするという事で忙しそうにしていたのですが
    見事、志望校に進むことになったようで、嬉しそうなパパの顔でした。

HAPPY6・先日通販で念願であった「ミシン」購入していましたが、一部部品が
    納品予定の前に届きました。残念ながら議会が始まりますので
    当分ミシン遊ぶ時間はないのですが、何に挑戦しようかとドキドキです。

市民福祉につながる議会改革

2012-02-14 19:24:10 | Weblog
今日は来週から始まる議会で提出される議案と平成24年度の予算についての
説明会が行われました。
年度末にあたり各会計事業の補正予算や、新年度にむけての予算など
多くの議案数でありました。 いよいよ始まります。

また、議員研修会が行われました。
「新しい地方議会と議員の役割」
講師: 江藤 俊昭氏(山梨学院大学法学部 教授)

芦屋市では、前任期末に議会改革に取り組むことを議員間で確認し、
今任期(平成23年6月~)から議会基本条例の制定を含めて、
議会改革に取り組んでおり、現在月に2回程度特別委員会が開催されています。
この取り組みは、地方分権・地域主権が進められる中で、
議会の権能を高め、より市民に開かれた議会の在り方の検討と
そのルールづくりが目的とされています。

話は戻って・・・
・強いリーダーを望む、おまかせ民主主義からの脱却
・国の議会と地方議会のちがい(院内閣制と2元代表制)
・議会の決議責任の再認識⇒説明責任⇒議員間討論の必要性
(議会の決議にも基づく行政執行と長期的な責任)
・議会基本条例制定による住民自治の現実
・人格を持った議会と機関協議主義
(議員個人の枠を超えて議会としての決定と行政との切磋琢磨)
・総合計画と市民福祉の実現
・行政改革と議会改革の違い(効率性の向上と権能強化)
など多くのキーワードを頂いた講義となりました。

また、江藤先生は研修後に議会改革特別委員会との意見交換の場も
提供して下さり、より実際の場で課題となる問題などに対して
アドバイスを頂く事が出来ました。

個人的に、ともすれば「議会の存在意義」を明確にするための議会改革
を目指しているのでは?と不安に思うこともありましたが、
今日の研修会を通して、最終目的は「市民福祉の向上、市民幸せ」の
為に、しっかりと機能する議会の必要性を再確認できたと思います。

議員個人の想いと現実とのギャップに疲れてしまう切実な想いや
それぞれの議員の想いが強いためになかなか1つになりにくい議会と
いった壁に対しても「よりよい選択や施策」を見出す
という思いによって実現性が見えていくるようにも感じました。

議会改革については、いずれ市民の方々のご意見なども伺う
機会があると思います。しっかりと市民・議会で意見交換ができるよう
その土台づくりに励んでいこうと思いました。


余談ですが、今日はバレンタインディです。
先日、❤型の氷を作れるトレーを購入しました。
今日はグラスに注いだ赤ワインに小さな❤を浮かべながら
ちょっとリラックスです。

多すぎる芦屋市の計画の市民の役割

2012-02-13 20:10:34 | Weblog
来週から3月議会が開会されますが、先立って今日は都市環境常任委員会で
「第9次芦屋市交通安全計画について」
「環境処理センターについて」
総務常任委員会で「文化振興基本計画について」
の報告と質疑が行われました。

芦屋市では「総合基本構想」という今後の芦屋の姿を示したものが
施策の柱となり、総合計画が立てられます。
この計画は、まちづくりから福祉、市民参画などすべての項目が網羅されています。
この基本構想・基本計画を元にそれぞれの所管で
「○○基本計画」が作られ、更に「○○実施計画」と施策を実行するための
計画が作られています。
(今日の安全計画は兵庫県の計画に基づいて作成されていますが・・・)

どれも私達の生活に関係するものであり、大切なものであると
考えますが、多くの計画には「市民の役割的」なものがそれぞれ述べられています。

市民参画が進められる中においては、行政への関心を高めてもらうと同時に
自分たちで出来る事、まちづくりに参加することは不可欠ですが、
改めて、計画の中に市民の役割という文言を入れる事により
その認識を高める効果が期待されるところだと思います。

役割の多くは、常識的に考えて当たり前の事であり、役割を行うために
生活を180度変える!という内容ではありません。
例えば「地域のイベントに積極的に参加する」「交通ルールを守る」等です。

今日は続けて計画についての委員会がありましたので、
これだけ様々な計画が多いと、仕事をしながら、子育てをしながら、
その役割を覚えていけるだろうか??と少し不安に思いました。

せっかく計画の中で市民参加がうたわれている点においては
高く評価するのですが、いかに市民の方に認識してもらうか、
どのように積極的に取り組んでもらうか、ここが最も重要であると
考えますが、計画がちょっと多すぎて・・・・
きめ細やかな施策を行う為には、詳細な計画が必要ですが、
職員の方にとっても、計画を執行するのではなく、計画を作成するのが
仕事になってしまうのではという思いも含めて、
そのバランスが難しいと感じました。




あしや新風会 学校給食の視察

2012-02-10 13:16:17 | Weblog
去る8・9日に会派で中学校給食の視察に三重県の桑名市と亀山市に
お邪魔をして参りました。

芦屋市議会では12月議会において、「中学校給食の実施を求める請願書」を採択し、
どのようにすれば、事業費を抑えながらも、いかに生徒の体づくりに役立ち、
早期に導入することが出来るのかなどを調査する目的でありました。

どちらの市でも丁寧にご説明や施設の見学の機会を頂戴し
大変に感謝いたしております。有難うござい間ました。

初日に訪問した桑名市での視察報告です。

桑名市における中学校給食実施について

●給食実施の経緯
市町合併による市民サービスの均等性
桑名市は平成16年12月に市町合併を行ったが、合併以前の幼稚園から
中学校までの給食実施業況は自校方式・給食センター方式・未実施とバラバラであり、
合併後の市民サービスの均等性の確保及び保護者の要望なども踏まえ、
旧桑名市立中学校の給食実施に向けた取り組みを始めた。

●中学校給食検討委員会への諮問
平成15年9月に「桑名市の中学校給食実施に向けての方向性について」の検討を柱とし、
①中学校給食の教育的意義について
②中学校給食の実施の基本的な方向について
③中学校給食の実施の具体的な方策について
④生徒、保護者等の意向等の把握の方策についての4事項を諮問
翌平成16年5月に提出された答申では、
①食育の必要性に鑑み、給食は生きた教材として期待出来る
②昼食提供の手段としてだけでなく「望ましい食習慣を身につけるための
 学校教育における食育の核」として位置づけられるべき
③ランチルームの設置、給食と家庭からの弁当の併用、適温での給食の
 施設の設置についての検討の必要性が述べられた。


●中学校給食実施検討委員会の設置と実施方針決定
平成16年7月に実施検討委員会の設置を行い、同年12月に報告書が提出された。
報告書では、「保護者は早期の給食実施を強く望んでおり、ランチルームの
整備には多額の経費と時間を要することから、まず教室での給食から
開始することもやむを得ず、段階的に整備していくことが望まれる。」
と述べられている。
この報告を受け、平成17年9月にデリバリー方式により学校給食法に準拠した
中学校給食の実施方針を決定

●中学校給食の全校実施
・民間業者から搬入されたランチボックスを衛生的に適正な温度管理に管理する為、
 普通教室を配膳室に改修整備の実施。
・平成18年8月から生徒・保護者・関係者を対象に試食会を行い、
 10月から2校で試行開始。
・平成19年6月から残りの5校での給食を開始し、同時に学校給食用牛乳を導入し、
 「完全給食」として実施。


●予算・人員配置
平成23年度予算額 149,610千円
中学校給食委託経費(給食調理等業務、給食予約申し込み、給食日収納業務)
*配膳室に改修整備時には、約1600万円を使用

所管: 学校教育課 保健給食係 7人
    うち管理栄養士 3人(幼稚園・小学校・中学校専任)
  
●食率の状況
・(H18.10~H19.5)試行時 72.3% 対象生徒数 1.015人(2校のみ)
・(H19.6~H20.3)    69.4% 対象生徒数 3.448人
・(H20.4~H21.3)    69.5% 対象生徒数 3.445人
・(H21.4~H22.3)    64.5% 対象生徒数 3.438人
・(H22.4~H23.3)    62.9% 対象生徒数 3.423人

     
●その他
・献立により喫食数が変動する(魚の献立時には低下する)
・給食時間は配膳5分、喫食15分で、弁当時同様
・給食費のコンビニへの支払い手数料(100円)は、業者と協働開発を行い、
 業者負担
・月に2回程度しか保温ランチボックスを使用していないため、
 おかずは冷えていることが多い。(ごはんはまあまあ暖かい)
・業者選定の初年度はプロポーザル入札であったが、次年度からは随意契約


●桑名市中学校給食の実施方針について

給食・・・・・・学校給食法に基づいた「完全給食」として実施
選択制・・・・・学校給食と家庭からの弁当との選択制
給食費・・・・・保護者負担費用は食材費として「一食250円」をお願いしているが、
        市の補助として300円/食がある。
献立の作成・・・市の「栄養所要量の基準」に基づき、教育委員会の管理栄養士が
        2種類の献立を作成
食材の調理方法・市の物資選定基準に基づき、産地地消を原則として委託業者に
        おいて食材調達を行う(市の管理英栄養士が立会い、指示、検査を行う)
調理等・・・・・委託業者は国及び市の衛生管理基準に沿った調理場で調理し、
        ランチボックスに盛り付け、配送ボックスに入れて、
        各学校の配膳室に配送
給食の配送・回収・学校の配膳室に運ばれたランチボックス等は配膳員(業者・常駐)
         の手からクラスへ生徒によって運ぶ。
         誰が何を予約したか確認できるよう「喫食者名簿」を配布
給食回数・・・・土・日・祝日・長期休業日・学校行事の日を除き、
        約180日/年の実施
給食費の前払制・①1ケ月単位で献立表から食する日数(回数)を決めて、
         給食費を前払いで調理業者へ「コンビニ」から支払う
        (給食費は定額支払い5.000円/20食分)
        *生活保護、就学保護対象者は、後日給食費を返還
   ②きゅうしょくの予約・変更・取消し申し込みは、
        ・家庭のパソコン・携帯電話を使用しインターネットの
         ホームページから行う方法
        ・専用マークシートを使用する方法
        *予約は前月の15日、変更は前月の20日が締切り
食物アレルギー・・日々の献立表に食材料を明記。
         詳細は、学校を通して教育委員会栄養士までお問い合わせ


●芦屋市の販売弁当状況
・各学校が業者と契約し、サイズを変えて400円と350円の暖かい弁当を販売している。
・利用者が多いのは山手中学校であり、精道中学校は低い。
・弁当を購入するのに抵抗を感じる生徒がいるようで、全生徒同じ食事を望む声がある。


●視察を終えて
・桑名市の場合は市町合併時の給食施策の違いがあり、市内において
 給食センター方式とデリバリー方式と異なった方式が取られているが、
 芦屋市においては、新しく始める事業であるので市内で統一した方式を
 採用する必要性がある

・「給食費の前払い」のシステムについては、画期的であり、中学校だけでなく、
 効率性を高める為にも小学校での導入を検討する価値がある。

・給食の早期導入を重視するのであれば、初期投資の少ない、
 選択制の民間業者によるデリバリー方式が適している。しかしながら、
 芦屋市全中学校で既に販売弁当を実施しており、選択制の給食の位置づけを
 検討する必要がある。

・ランチボックスのボリュームについては、各クラス2食分のご飯が余分に配膳され、
 工夫が見られるが、生徒の食べる量についての差は大きい。

・「学校教育における食育」としての給食実施についての課題として、
 A/ 食を選ぶという観点からの選択給食の是非
 B/ 魚の摂取量の低下から魚を柱とした献立の検討
 C/ 生徒自らが、料理するといった積極的な食育には繋がっていない
 D/ 学校と家庭での食育の連携の在り方の検討



井筒たかお(前)加古川市議の公選法裁判 大阪高裁

2012-02-03 21:07:05 | Weblog
昨年の夏ごろに、井筒たかお(前)加古川市議が2009年の衆議院選挙における
公選法に違反したとされる事件(文書違反)に対する裁判について
お知らせをした事があります。
神戸地方裁判所の判決は、
「求刑通り罰金50万円、公民権5年間の停止」であり、
この判決に不服申しだてをし、今日は大阪高裁で第1回目の裁判が行われました。

高等裁判所の裁判というのは、原審(神戸地方裁判所)での判決に対して
異議がある点を述べ、裁判対象の事件の真相を明らかにするものであるようです。

・市民派議員(党に属さない議員)が国政選挙へ参加する市政
・日本の選挙法(べからず法)と国際人権規約とのバランス
・投票を呼び掛ける為の議員の意思表示
・同じ行為をした者に下した判決(公民権停止3年)との判決の差
などについて、神戸裁判所の判決に対する異議申し立てが行われました。

前にも述べたかも知れませんが、私達が選挙を行う上で、
これは選挙違反か否かと迷った際に、選挙管理委員会に問い合わせをすることが
あります。
選挙管理委員会からの返事として、時には「違反にならないようにしてください」
という事もあり、選挙法の曖昧さが浮き彫りになります。

また、市民・国民の私達が「投票する」行為を行うためには
もっと情報公開が進まなければならず、これまでのような「べらかず法」では
限界があること。

国際人権規約では「何人もおそれを感じることのない選挙でないといけない」という
規定がありますが、井筒さんをお手伝いした一般市民の方も逮捕・拘束された
強制的な事件の扱い方にも問題があると感じます。


今回の裁判は、市民参加の一歩である選挙に対して、多くの市民や議員が参加を
躊躇する結果を導いてしまうものであると思います。
言論の自由に対してどこまでが公選法に違反となるのか?

余談になりますが、日本では「酒の席では政治の話と宗教の話は禁止」
という言葉があります。これは、協調することを大切にしている日本文化の1つで
あると考えますが、わたしは、お酒の席でざっくばらんにそれらの話をすべきであると
感じています。例え、自分の意見と異なっていても、
「こういう考え方がある。こういうものの見方がある」と
他の方の考えを勉強するよい機会であり、わだかまりがある発言に対しては
酔っ払っていたので・・・と逃げ道もあると思います。(事なかれ主義でしょうか?)
が、グローバル社会の中で、自分たちに馴染みのない
政治の在り方や宗教を語ることは相互理解に繋がるように思います。

怖いからしない、話さないという方向性でなく、
積極的に挑戦する、その結果やりすぎて、または、思いに至らず
ルール違反としたとするならば、
また挑戦できる余力を残して、反省させることが、前に進むために
大切であると感じます。昨今の閉塞感もこのあたりに通じるのでは??

この裁判の判決は早く来月3月9日の予定です。

閉会中の特別委員会

2012-02-02 20:58:08 | Weblog
昨日は、わたしの所属する「議会改革特別委員会」
今日は「行財政調査特別委員会」の他に、議会運営委員会や代表者会議などが
行われました。

●議会改革特別委員会は、市民の方に分かりやすい&親しみやすい議会を目指して
 議員間討論を行いながら、議論する項目を1つづつ話し合い、芦屋市議会に
 取り入れられるものを決めています。
 これまでに、本会議の一般質問時での一問一答や議員から当局に質問するだけでなく
 より深い議論が行えるよう当局側からの反問権の実施や、議会報編集委員会との
 連携により、新しく紙面構成を変更予定の議会報で各議員の議案に対する賛否の
 好評などが決定されています。
 原則限界は一致により新しい取り組みを行う事や、同じ課題に対しても
 取り組み方の姿勢が微妙に異なる事から、なかなか目に見えてパッとしないとも
 感じますが、先人議員さん達の考えた議会運営も悪くなく、今あるルールを
 活用しながら、新しい取り組みを行うといった地道な作業だと感じています。

●行財政調査特別委員会は、芦屋市行政改革推進懇話会と行政改革実施計画に
 対するパブリックコメントの結果についての報告がありました。
 「行政改革推進懇話会」は、諮問に対し答申を出すのではなく、
 行政や経営などの有識者や民間経営者などに自由に意見を述べてもらう事を目的を
 して行われました。大まかな意見としては
 ・長期的財政収支見込みでは、基金を取り崩すことを前提とした財政運営となっているが
  一定の段階で基金を取り崩すことなく収支のバランスが取れる目標計画をたてる必要。
 ・収支の均等がとれない事業を自治体が担うことにより、市民に安心を提供することに
  つながるが、事業を継続するプラス面とマイナス面をもっと市民に明らかにした上で
  ビジョンや方針を示す必要がある。
 ・行政改革を進めるには、受益者のみでなく、市民全体に対する改革提案という
  視点で判断することが必要である。
 ・行政改革のようにマイナスばかりでなくプラスの改革も必要であり、
  「組織の活性化と人材育成」が重要である。
 ・待機児童の解消策としては、保育所・幼稚園は民間に任せるなど既存の枠組みの
  中でも取り組み可能な余地があり、できるところから進めるられるべき。
 ・確実に目標を達成する為には、市長のリーダーシップはもとより、職員の
  意識改革が最も重要である。
 ・市民参画は、行政の押し付けにならないよう、市民の側にそって参画を
  促す仕組み、市民協働の場が必要

 パブリックコメントについては、通常のパブリックコメントへの投稿人数・
 件数に対して大幅に伸びており、546人から581件のご意見がありました。
 そのうち、約91%のご意見がシーサイドタウンと潮芦屋(一部)で導入されている
 「パイプライン」(24時間自動ごみ回収機)の存続に関するご意見でした。
 その多くは、パイプラインという付加価値があるので、この地での住居を
 決定した。高齢社会が進む中で、現在の利便性を重視すべき。
 ゴミを収集する事になった際のインフラが不安などのご意見がありました。

 「パイプラインについては、7000人程の方がサービスを利用しており、
 毎日の生活に直結する問題であるので、簡単に廃止・存続を決めるのではく
 メリット&デメリットや経費などの情報を広く示す事によって審議すべきである」
 との委員の意見に賛同するものでありました。