まいまいニュース

芦屋市市議会議員 いとう まい のブログ

09年 3月議会を終えて・男女共同参画推進条例

2009-03-31 19:16:40 | Weblog
議会を終えて一息ついたところですが、
多くの議論が行われた3月議会を少し振り返りたいと思います。

まず、個人的に大変にうれしかったのが、
「芦屋市男女共同参画推進条例」の制定です。
芦屋市の広報でも掲載されていましたが、難しくて解らないという
声もあるようです。

男女平等を目的として、男女共同参画事業を進めようとするもので
「男女差にとらわれる事無く、個々の人権が尊重され、
自ら選択した人生を生きる」ことを目指した理念条例となります。

日本において初めて女性の参政権が認められたのは、わずか64年前です。
男性と女性とで生活が営んでいるのですから、
当然に意思決定の場にも女性がいるべきであると思いますが、
昔は、女性は嫁に行き、嫁は単なる働き手として扱われた歴史があります。
時代は進み、男女均等雇用法などの改善も見られますが、
未だに女性の地位のおいては差別があるのが実態だと考えます。

働く女性も、主婦も、未婚女性も、離婚経験女性も
人権があり、人間としての生活が充実されるように願います。

2008年末の世界経済フォーラムは男女平等指数を発表しており、
残念ながら日本は、1年前よりも順位がさがり、91位から98位と
なっています。
この要因としては、女性の政治分野や経済分野での男女の同一賃金の
遅れが述べられています。
フランスなどではパリテ(男女同数制)が憲法に付加されており
政党は候補者の男女同数制にしなければならず、
この憲法の後押しにより、男女共同参画は大きな転機を
迎えたように思います。
これを考えると、今回の条例制定は理念条例でありますが、
次に繋がる大きなステップになると考えます。

懲罰委員会・戒告処分

2009-03-30 19:22:17 | Weblog
3月27日は本会議に先立ち、畑中議員の懲罰委員会が
開催されました。

先日のブログにも掲載を致しましたが、
総務常任委員会中に「ちゃんとせい アホ」との発言に対し
地方自治法第132条の「品位の保持」に反するとして
議員から出された動議に対しての委員会開催でした。

●過去5・6年の間、同様の発言があるが懲罰動議がかけられていない
●委員会翌日に当議員から発言の取り消し要望と反省の言葉がすでに延べらている
●同議員は平成13年にも同様の発言により動議が起こり、
 出席停止になったのにも関らず、同じような言動が見られる
●言葉は議員にとって大切なものであり、取り消しを求めることにより
 発言自体がなくなるわけではない
●職員は反問権がなく、職員の人権も考慮し議会運営がされるべき
などの意見が出されました。

ある議員からは、発言事態は好ましくないものの、
事前の職員とのやり取りの後、委員会運営の連絡不足の為に起こった
発言であるとの意味の意見も述べられましたが、
結論としては一番軽い「戒告処分」に落ち着きました。

懲罰委員会は同じ議員同士で行うため、もちろん気持ちの良いものでは
ありませんが、お互いに言動を見つめなおし
品位ある議会が保たれることはとても大切であると考えます。
また、同時に委員・議長などへの連絡&報告はもスムーズは議会運営には
必要である事と、日常の言動も大切であると感じました。





芦屋市新消防庁舎竣工式 

2009-03-29 23:22:30 | Weblog
今日は晴れわたる空の下、消防庁舎の竣工式が行われました。

財産区・工事事業者・芦屋・関係者と多くの方が
集まった盛大な式となりました。

この消防庁舎は財産区の方の協力を得て事業費が賄われており
芦屋市民の安心・安全を守ることとなります。

新しい消防庁舎は環境にも配慮がされており
他の議員も言われていましたが、
屋上緑化、太陽光温水パネル、排気ガス装置など
これからの公共施設のモデルケースとなる建物だと感じています。

また、デジタル指令装置があり、
言語障がい者からのメールによる119通報や
発信位置情報・災害時点の決定を短時間で正確に把握することができ
より迅速な対応が可能となります。
また、救急搬送時の病院情報、地図情報、気象情報など
多くの情報を一括して把握できます。

新消防署の施設場所など多くの議論があったようですが、
芦屋市は阪神淡路大震災を経験しており、
この災害救助拠点の重要性を他市よりも認識していると感じますので
今日の門出は大変にうれしく感じました。

消防もマンパワーであると考えますので
病院同様、ハコモノ以上に人との連携による活動が
必要不可欠であると思いますので、職員の方、また消防団員の方の
益々のご活躍を期待したいと思います。


高速道路1000円の恩恵

2009-03-28 23:15:33 | Weblog
今日から本格的に開始された週末の高速道路1000円の
恩恵を今日は受けてきました。

大変にお世話になっている方が、岡山県赤磐市でし議会選挙中という
ことで、朝5時に起きて応援に行ってきました。
帰り道はひたすら山陽道を利用し出口を通過するときに
「ポーン、料金は1000円です」
の響きはやはり嬉しいものでした。
往復時間がずれていたこともあり、渋滞に巻き込まれる事もなく
楽しいドライブとなりました。
2年間の限定割引ということですが、今年は時間を作って
波乗りに行きたい!と想像を膨らませると同時に
環境問題の観点からは逆行しているのでは??とも
頭が行ったり来たりの状態でもあります。

さて、問題の選挙ですが・・・
市長選が市議選を巻き込む形で行われていたようですが、
4年前に町村合併を行った赤磐市では
議員定数を26人から22人に削減し、
これから行うインフラ整備、広域でのゴミの焼却所建設などが
焦点となっていたと思います。

場所が違えば選挙の戦い方も異なり、ここではまさに地域の
代表としての選挙戦であるなど、勉強することも多くありました。

気がづけば、「いとうまい」は昨日の議会終了で4年任期の
ちょうど半分を終了したことになります。
2年前に「いとうまい」に期待をして1票を投じてくださった方の
期待を裏切る事無く、後半の活動を行いたいと
今日の応援を通じて心を引き締めることが出来ました。

病院再生に向けて!

2009-03-27 20:05:17 | Weblog
今日は、懲罰決定や職員の勤務時間その他の勤務条件に関する決議など
お知らせしたいことがたくさんありますが、
最もお知らせしたいこととしては、
病院事業に地方公営企業法の全部適用が可決となったことです!

多くの市民の方から、独立行政法人や全部適用など
難しいことは良くわからないけれど、
病院の存続を望むと同時に良質の医療提供を望む声を聞いておりましたが、
この望みが実現する第一歩が今日決定されました。

今回提出されている議案が否決となれば、
多くの病院医師が病院を去るであろうとの推測が容易であり、
その先には、病院閉鎖という言葉も見え隠れしていた状態であり、
今回が病院存続のためには最後の決議であったと考えます。

議案に対して、いとうまいも要望を踏まえての賛成討論を
いたしました。
地域医療の充実、高齢化社会が直面する慢性期医療、
病棟の耐震化問題など多くの課題が山積みではありますが、
その土台作りとなる大きな前進であると考えます。

長らく病院に関して議論がされる中、不安な想いで病院に
入院・通院されていた方には、胸を張って
「良質な医療提供を行います!安心して病院にきてください!」
とお伝えできる日もすぐそこにあると考えます。
本当にご心配をおかけいたしました。

また、多くの現場スタッフ・職員の方には苦境の中にあっても
市民の命を守るために、前に進むことを忘れずに来られたことに
敬意を表したいと思います。

今日の感動を忘れずに、多くの方の気持ちを忘れずに
市民の大切な命と、その命を守れる芦屋市の環境の保持のため、
私も病院と一緒に一歩づつ前に進んで行きたいと思います。

まだ、感動が覚めやらない中でのご報告でした!




議会運営委員会

2009-03-26 20:49:12 | Weblog
今日は明日の本会議の日程調整のための
議会運営委員会が開催されました。

長かった3月議会も明日で一区切りというところですが
明日は、通住日程の前に懲罰委員会の開催もあり、
いつもより長い1日となりそうです。

大切な議案の数々の賛否が明日決定されますが
一昨年の10月に病院運営形態についてはじめて意向表明がなされ
昨年の6月から議案としてあがってきている
病院問題も明日には決着が付く見通しです。

この問題は、将来にわたる芦屋市のアイデンティティにも関する
ものであると考え、それを担う責任を認識し、決断したいと
考えます。


都市計画審議会 3月

2009-03-24 20:16:21 | Weblog
今日は都市計画審議会が行われました。

都市計画区域マスタープラン等見直しの諮問をはじめ
多くの諮問についての議論が行われました。

報告事項のでは
●潮芦屋地区のまちづくりについて
●緑の保全地区の指定について
がありましたが、

潮芦屋地区のまちづくりについては多くの
意見や要望の声があがりました。

中でも、「フリーゾーン」の土地利用方針や位置づけでは
現在兵庫県企業庁では「宿泊型施設」としての用地として
位置づけられていますが、
建設物の種類制限が「近隣商業地域として建ぺい率が80%、
容積率が300%、建築物の高さ制限がなし」とされていることには
危惧せざる得ないと考えます。

すでに多くの住民が生活をしている南浜町などでは、
ビーチでの花火騒音やバーベキュの悪臭問題が起こっている他、
キャナルパークでも、ジェットスキーやモーターボートの騒音問題が
あり、芦屋市の住民は海洋性レクリエーションよりも
静かな住宅地として町のあり方を望んでいると考えます。

潮芦屋のランドマークとなる不特定多数が宿泊する施設建設により
これから開発される涼風町の住民への影響や
「滞在型の施設」という位置づけは大きく解釈を行うと
「マンション」もこの範囲に入るのでは?という疑問の声も
あがりました。

心強く感じたのは、芦屋市としても、
「市民の方の声を吸い上げた」まちづくりを行いたいとの
回答が帰ってきたことでした。



●潮芦屋のマリーナ(フリーゾーン)土地利用の市民意見募集
少し先になりますが、4月13日~5月12日の予定で
芦屋市による意見募集の機会があります。
地元の方はもちろん、芦屋市のまちづくりとして
多くの方のご意見が寄せられることを期待したいと思います。

*意見募集の詳細は、4月の「広報あしや」でお知らせできる
 予定のようです。
*潮芦屋の開発については、開発は兵庫県の企業庁が
 行っている為、市民の声を集約して企業庁へあげることになります。

予算特別委員会と代表者会議

2009-03-23 21:10:36 | Weblog
今日は予算特別委員会があり、
平成21年度予算に係る14議案に対して
討論と手の上げ下げが行われました。

一般会計、国民健康保険事業、老人保健医療事業、介護保険事業、
後期高齢者医療事業、三条津知財産区共有財産、病院事業については
賛否が分かれましたが、委員会では全議案可決となっています。
これらの議案に対しては、他の議案と共に27日に行われる本議会で
最終的な決定が行われる予定です。

その後に行われた代表者会議では
「畑中俊彦議員に対する懲罰動議が提出されたことによる
委員会設置等の協議が行われました。

この懲罰動議は去る3月11日の総務常任委員会において
畑中議員が当局に対し「ちゃんとせい アホ」という品位の保持に
反する発言を行ったことに対して提出されたものです。

委員会は同じく27日で設置され、運営の流れが説明されましたが、
わたしにとっては、初めての懲罰動議が提出され
いったいどのようなものになるのか、
あまり想像できませんが、行方をしっかり見守りたいと思います。




ねんきん定期便 開始!

2009-03-22 18:52:19 | Weblog
4月からねんきん定期便が自分の誕生日に配達されるようです。

ねんきん記録を定期的に確認できるよう、国民年金・厚生年金の
現役加入者の方に配達されます¥。

●封筒の色にご注意ください
オレンジ・・・年金記録に誤りのある可能性の高い方
水色・・・・・それ以外の方

●用紙の色にもご注意ください
青色・・・・・必ず回答を御願いします。
       「ねんきん特別便」に未回答の方や58歳になられる方
       誤りのある可能性のある方
白色・・・・・誤りの可能性のない方で、ご確認後、訂正がなければ
       回答していただく必要はありません。

まだ、未解決な年金問題もあると思いますが、
自分の年金記録が確認できることは大きな安心に
繋がると思います。

解らないことがあれば
「ねんきん定期便専用ダイヤル」
0570-058-555

晴天!連休中日

2009-03-21 21:44:17 | Weblog
お天気に恵まれている連休ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか?

テレビを見る限りでは、一般高速道路に先立ち、
本州~四国間の高速道路代が1000円となり多くの人が
春の連休を楽しんでいるようですねぇ。

私はと言えば・・・
昨夜、これまたテレビで「餃子」の食べ歩きの番組を見ました。
その直後からずーっと餃子が頭から離れず
夢にも出てきたほどでした。
もちろん、今日のお昼は餃子とラーメンを食べました。
カリッとした餃子を食しながら
昨年の「毒餃子問題」を思い出しました。
その後、解決には至っていないと思うのですが・・・

不況時には
「アン・ポン・タン」の外食産業が人気があるということで
安全・安価・単食(はっきりした食べ物)という意味だそうですが
餃子の売り上げもあがってきているとの報道が少し気にかかりました。