2012/03/03

お雛祭桃の節句なんですが、桃どころか梅もまだチロホラしか咲いてませんわ。
旧暦でゆくと三月三日は新暦の3月24日で、その頃なら桃も咲咲いてくれるかも知れませんね。
新暦を採用した明治初期以前から行われていた行事は、旧暦でする方が季節感とシックリするような気がしますなぁ。

そうはいっても世間では新暦の日付で事が動いててまして、3月4日になると雛あられや菱餅は綺麗に姿がなくなります。
旧暦のお雛祭にも雛菓子を用意してくれている昔気質の和菓子屋さんはホントに少なくなりましたねぇ。
ま、節句を旧暦で祝うのが少数派になったから、買いに行く客も少ないやろうから仕方ないんでしょうがね。

ウチは基本的には新暦と旧暦両方の顔を立ててますが、やはり世間の風潮に流されつつありますねぇ。
そんな事でカミさんは昨日から今日に掛けて、桃の節句に付き物のばら寿司作りに大忙しです。
隣の長男宅と一人住いの次男宅の分も併せて、粳七合＋糯米五勺で炊いた飯を半切りに入れて奮闘してました。

酢飯の上にネタを飾ったチラシ寿司ではなく、全て混ぜ込んで上に錦糸玉子とピンクのソボロが載った小倉長浜流。
当然味もアマイはウマイの長浜伝統の味、祖母も父親も翌日これを蒸して食べるのが好きでしたなぁ。
仏壇のお飯さん(オッパンサン)もバラ寿司、アナゴも入って精進や無いけど仏さんの好物やったから、まぁ良かろう。

私はひたすら邪魔をせんように、ダイダイの最終採り入れとフキノトウ摘みなどしておりました。
縁側で日向ぼっこして休憩しようと思うと雲が日を遮って、細切れにしか日向ぼっこ出来なかったのが残念。

収穫はダイダイがポリバケツ2杯、こう大量にあるとママレード職人も大変でっせ。
フキノトウは16個も出てまして、初物からやと50個以上採れ、これだけあると春の苦味を堪能できますね。
今年は寒かったから生育が遅く、例年のように見逃して花が咲いてしまったのはまだありませんわ。

そうそう、ブログの記事がYahooの地域情報に取り上げられ、アクセスがエライ増えてるんです。
このHPもそのオコボレで、何時に無くカウンターが良く回ってるみたいですね。
過去何度かこういう事があったんですが、こんな超マンネリHPでは中々常連さんにはなって貰えませんなぁ。