今日の御言葉（臨時版）20170801 詩編51：1～21「ダビデの悔い改め①」

8月1日（火）
現在のテーマ「詩編第二巻」
今日のテーマ「ダビデの悔い改め①」
■聖書　詩編51：1～21 (19)
■聖句 「しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を／神よ、あなたは侮られません」。(19)
■解説
詩編51は、昨日(詩編50)の実例のような詩編です。いわゆる悔い改めの詩編と呼ばれる7つの詩編の4番目のもので、「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください」(9)という句で知られています。ダビデが生涯における最大の罪（2サムエル11章～12章）を悔いて赦しを求めているものです。ダビデは「 あなたに背いたことをわたしは知っています」(5)と自分の罪を認めてます。「あなたの裁きに誤りはありません」(6)と主の正しさを認めてます。その上で「清めてください」、｢洗ってください」(9)、「咎をぬぐってください」(11)と嘆願しています。ダビデは、今日の聖句にあるように、打ち砕かれ悔いる心の人を、神は顧みてくださると信じたのです。事実、イザヤ66:22には「わたしが顧みるのは／苦しむ人、霊の砕かれた人／わたしの言葉におののく人」とあります。ダビデの偉大さは、主の御前に、偽ることなく罪を認めることができた点にあるのではないかと教えられます。
■祈り
罪を素直に認める心を与えてください。神の裁きを恐れるものとしてください。主の御前に砕かれた魂として下さい。