4月30日(木)
現在のテーマ「新たにされた民の賛美と礼拝」
今日のテーマ「正義の樫の木」
■聖書 イザヤ61:1~11 (3b)
■聖句 「彼らは主が輝きを現すために植えられた正義の樫の木と呼ばれる」。(3b)
■解説
61章は「シオンの回復と繁栄」についての預言です。当然背景にはバビロン捕囚からの解放と神殿の再建があります。しかし、それだけではなく終末的な救いとシオンの回復も視野に入っています。今日の聖句はそのために働く人々の姿を表わしています。「樫の木」はいつも青々としていているところから生気と強さを象徴しています。「正義(ツェデク)」は「まっすぐな行い」、「誠実な行い」といった意味です。捕囚という苦難の中で、主は自らの栄光を現すためにそのような人を植え、「正義の樫の木」を通して神殿を再建されるのです(4)。エズラやネヘミヤ、ゼルバベルや預言者ハガイ、ゼカリヤなどが第2神殿における「正義の樫の木」です。5節には「他国の人々」もその業に参与することが記されています。第2神殿はローマのテイトゥス将軍によって破壊されました。今、メシアを迎えるための新しい神殿(エクレシヤ)の完成が待ち望まれています。そのために働く「正義の樫の木」を、主は既に植えておられます。最後に、シオン回復の業は「良い知らせ」がもたらされるところから始まります。61章が良い知らせをもたらすメシア預言からスタートしているのはそのためであり(1)、ルカはイエスの誕生によってそれが実現したと理解しました(ルカ4:18-19)。キリストこそが新しい神殿の土台、隅の親石(ルカ20:17)です。
■祈り
主よ、わたしも「正義の樫の木」としてください。いつも生き生きとした信仰を持ち、主の業に参与する者としてください。
現在のテーマ「新たにされた民の賛美と礼拝」
今日のテーマ「正義の樫の木」
■聖書 イザヤ61:1~11 (3b)
■聖句 「彼らは主が輝きを現すために植えられた正義の樫の木と呼ばれる」。(3b)
■解説
61章は「シオンの回復と繁栄」についての預言です。当然背景にはバビロン捕囚からの解放と神殿の再建があります。しかし、それだけではなく終末的な救いとシオンの回復も視野に入っています。今日の聖句はそのために働く人々の姿を表わしています。「樫の木」はいつも青々としていているところから生気と強さを象徴しています。「正義(ツェデク)」は「まっすぐな行い」、「誠実な行い」といった意味です。捕囚という苦難の中で、主は自らの栄光を現すためにそのような人を植え、「正義の樫の木」を通して神殿を再建されるのです(4)。エズラやネヘミヤ、ゼルバベルや預言者ハガイ、ゼカリヤなどが第2神殿における「正義の樫の木」です。5節には「他国の人々」もその業に参与することが記されています。第2神殿はローマのテイトゥス将軍によって破壊されました。今、メシアを迎えるための新しい神殿(エクレシヤ)の完成が待ち望まれています。そのために働く「正義の樫の木」を、主は既に植えておられます。最後に、シオン回復の業は「良い知らせ」がもたらされるところから始まります。61章が良い知らせをもたらすメシア預言からスタートしているのはそのためであり(1)、ルカはイエスの誕生によってそれが実現したと理解しました(ルカ4:18-19)。キリストこそが新しい神殿の土台、隅の親石(ルカ20:17)です。
■祈り
主よ、わたしも「正義の樫の木」としてください。いつも生き生きとした信仰を持ち、主の業に参与する者としてください。