Daily Bread 日々の御言葉

聖書の御言葉をあなたに

「聖書各駅停車」
創世記からはじめて黙示録までをゆっくり走ります。

今日の御言葉 20081231

2008-12-31 | Weblog
12月31日(水)
今週のテーマ「賛美」
今日のテーマ「神を賛美せよ」
■聖書 詩編150:1~6(6)
■聖句 「息あるものはこぞって主を賛美せよ。ハレルヤ」。(6)
■解説
最後の詩篇は詩篇全体の頌栄です。「頌栄」とは、三位一体の神に対する礼拝における賛美の定型句であり、最後にアーメンで終わるものです。「神(彼)を賛美せよ」(ハレルーフー)という言葉が各文節に現れていますが、最後の節は、神(フー)ではなく「主(ヤーベェ)を賛美せよ」となっています。詩編の最後を飾るにふさわしい大合唱が天と地を一つにつなぎ、新しい天と地の到来を告げています。
★新しい年が希望に輝く年であることを信じ、主を賛美します。

今日の御言葉 20081230

2008-12-30 | Weblog
12月30日(火)
今週のテーマ「賛美」
今日のテーマ「主の御名を賛美せよ」
■聖書 148:13~14(13)
■聖句 「主の御名を賛美せよ。主の御名はひとり高く/威光は天地に満ちている」。(13)
■解説
昨日に続いて詩編148編からです。天にあるもの、地にあるものへの賛美の呼びかけのあと、最後は「主の慈しみに生きる人」、「主に近くある民」、「イスラエルの子ら」へ賛美の呼びかけがなされます。この3つのものは同格名詞であり、主に贖われて一つとなった選民と異邦人を現しているようです。
★全ての者が一つとなって主の御名を賛美することができますように。

今日の御言葉 20081229

2008-12-29 | Weblog
12月29日(月)
今週のテーマ「賛美」
今日のテーマ「ハレルヤ」
■聖書 詩編148:1~5a(1)
■聖句 「ハレルヤ。天において主を賛美せよ。高い天で主を賛美せよ」。(1)
■解説
「ハレルヤ」はハレル・ヤーで、「主(ヤー)を賛美せよ」という意味です。詩人ははじめに「天において」(1)と天上にある全てのものが主を賛美するように呼びかけ、7節では「地において」と地上にある全てものにも主を賛美するようにと呼びかけています。今日の詩編は讃美歌8番の原形であり、アシジのフランシスコの「太陽の賛歌」を思い出させます。
★天にあるもの、地にあるものとともに主を賛美いたします。

今日の御言葉 20081228

2008-12-28 | Weblog
今週のテーマは「賛美」です。

12月28日(日)
今週のテーマ「賛美」
今日のテーマ「命あるかぎり」
■聖書 詩編146:1~2(2)
■聖句 「命のある限り、わたしは主を賛美し/長らえる限り/わたしの神にほめ歌をうたおう」。(2)
■解説
詩篇146編は、150編までの5つの「ハレルヤ詩編」と呼ばれるものの最初のものです。主題は「主に信頼する者の歌」で、「讃美歌」14番の原形となっています。作者のように命の続く限り、主を賛美する人は幸いな人です。
★この一年を振り返り、心から主を賛美いたします。

今日の御言葉 20081227

2008-12-27 | Weblog
12月27日(土)
今週のテーマ「祈り」
今日のテーマ「生涯、主を呼ぶ」
■聖書 詩編116:1~4(2b)
■聖句 「生涯、わたしは主を呼ぼう」。(2b)
■解説
116編は、死の不安や絶望的な苦悩から救い出された人の感謝の歌です。今日の聖句にある「生涯」は、直訳すると「私の日々の間」という意味で、「いつでもどんな時でも」といった響きがあります。3節には「死の綱」、「陰府の脅威」とあります。重い病気と戦っているとき、あるいは死を意識せざるを得ないほど弱っているとき、出来ることは極わずかですが、それでも「主の御名を呼ぶ」(4)ことはできます。私は病床にある未信者の方に、今日の御言葉でお祈りをしたことがあります。もちろんある程度信頼関係ができてからのことですが、どうしても主の御名を呼ぶ人になっていただきたかったからです。「主を呼ぶ」、「主の御名を呼ぶ」ことは主への信頼の姿であり、必ず主はその祈りを聞いて(1)、救ってくださるからです(6)。
★生涯、いつでもどんな時でも、わたしは主を呼び、御名を呼び求めます。それは主が聞いて救ってくださるからです。