Daily Bread 日々の御言葉

聖書の御言葉をあなたに

「聖書各駅停車」
創世記からはじめて黙示録までをゆっくり走ります。

今日の御言葉 20170116 コロサイ4:2~4 「奨励の言葉①」

2017-01-16 | Weblog
12月22日以来の「コロサイ書」の続きとなります。

1月16日(月)
現在のテーマ「キリスト者の成熟を願い」
今日のテーマ「奨励の言葉①」
■聖書 コロサイ4:2~4 (2b-3ab)
■聖句 「‥‥‥ひたすら祈りなさい。同時にわたしたちのためにも祈ってください。神が御言葉のために門を開いてくださり、わたしたちがキリストの秘められた計画を語ることができるように」。(2b-3ab)
■解説
コロサイの手紙を閉じるに当り、パウロは奨励の言葉を述べています。その第一は「ひたすら祈りなさい。‥‥‥祈ってください」です。「ひたすら」と訳されているギリシャ語は、城塞をしつように包囲攻撃する場合などに使われた語です。信仰を失わないで祈り続けることが奨励されています。勝利を信じて祈り続けることが求められています。同時にパウロは「わたしたちのためにも祈ってください」と言います。自分のための祈りではなく他者のための祈り、とりなしの祈りを求めています。しかも、パウロが祈って欲しいことは、投獄からの解放や裁判での勝利、健康のことや生活のことではなく、御言葉のために門が開かれ「キリストの秘められた計画を語ることができるように」祈って欲しいということです。「御言葉」はコロサイ1:5-6にあるように「福音」のことです。それは「秘められた計画」で1:9-23で述べていたことです。それは全世界の救いのための神の隠された計画で、キリストにあって、またキリストを通して明らかにされた奥義です。キリストが何者であり、何を達成したかに関するものです。投獄の身のパウロが、それを「語ることがでいるように。‥‥この計画を明らかにできるように」(3-4)と言うのです。ここに旧約の世界から新約の門を通って救われた宣教師パウロの覚悟を見るのです。
■祈り
24年と10か月祈り続けた人を知っています。わたしも信仰を失わないで祈り続けることができますように。キリストの秘められた計画を理解し、それを人々に伝えることができる者へと成長させてくださいますように。