Daily Bread 日々の御言葉

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今日の御言葉(日曜版) 20170108 箴言31:1~31 「アグルとレムエルの言葉」

2017-01-08 | Weblog
1月8日(日)
現在のテーマ「アグルとレムエルの言葉」
今日のテーマ「主を畏れることこそ」
■聖書 箴言31:1~31 (30)
■聖句 「あでやかさは欺き、美しさは空しい。主を畏れる女こそ、たたえられる」。(30)
■解説
箴言の最後、31章前半は「マサの王レムエルが母から受けた諭しの言葉」で、王(政治をつかさどる者)への教訓が述べられており、後半は「優れた妻」についての美しい歌となっています。聖句は後半部から取りました。13-19節には勤勉な妻が称賛され、20節では「貧しい人に‥‥手を伸ばす」優しさが、25-26節では威厳と気品があり、いつもにこやかで、慈しみ深いことが、27節では彼女は一家の中心でありることが記されています。余りにも完璧な妻の姿が描かれており、真似ができないと嘆く方もあるかもしれません。しかし、最も大切なことは「主を畏れる」ことであると作者は教え、妻への報いと賞賛を宣べて箴言は終わっています(31)。箴言のはじめが「主を畏れることは知恵の初め」(1:7)と言って子への諭しで始まり、「主を畏れる女こそ、たたえられる」と言って妻への賞賛で終わることで、父(夫)、妻、子という最も大切な人間関係を支えるものが「主を畏れる」という神との関係にあることを示唆して箴言は閉じられているのです。
■祈り
主を畏れ、家族を敬い、良い人間関係を築くことができますように。