ルーマニアの金山、ロシア・モンタナでのマラソン大会を無事に走り終え、翌朝。ブカレストへ、主催者手配のチャーターバスでブカレストへ帰る日。
当初の予定では、午前中フリータイム、正午出発予定でしたが、急遽9時半出発に変更。金鉱博物館まで少し距離がある(約2キロ)ので、みんなでバスで行こうという作戦になったから。
ところが、博物館前まで来てみると、見学は出発時間の決められたグループツアー(=少人数のグループにガイドがついて説明を受けながらまわる)のみ、次回の出発は11時とのこと。待ち時間が1時間以上あります。
見学するか、このまま出発するか、みんなで多数決となりました。他に特に立ち寄るところのないこの場所、私は前回来た時にすでに金鉱博物館を見学しているし、余裕をもって早く帰りたいな=。ほかの人も早い目に帰りたいという意見の人がほとんどで、博物館見学を取り止め、即出発することに。
きちんと事前に金鉱博物館のグループツアーの時間を調べていれば、こんな無駄はなかったけれど。その場で物事を決めるのに慣れているルーマニア人、下準備は無し。
ブカレストに向けて出発してからは、途中立ち寄り休憩地をどこにするかで、さらにもめました。所要2時間ほどで到着するアラドに立ち寄り、時間をとって遺跡見物をし、その後一路ブカレストに戻る、という案。
これには運転手からクレームが付きました。4時間に一度、45分間の休憩をとることを義務付けられているので、アラド~ブカレスト間でもう一度45分間の休憩が必要だ、というのです。
ロシア・モンタナ~ブカレスト間の時間的なほぼ中間と言えば、コジアあたり。湖畔にはレストランもあるし、ちょうどいい休憩場所はここ。ここで1時間ほどゆっくりしても、ロスなく進んでいくはず。
「アラドを見物しコジアでも休憩」派と「コジアでゆっくりしたい」派に分かれて、意見交換。もめたけれど、主催者側のバス係が取りまとめてくれました。
「これは観光ツアーのバスではない。マラソン大会往復のランナー輸送のためのバスだ。」とのことで、アラド観光は無し、時間的に都合よく運行できるコジアでの一度の大休憩となりました。
団体行動でバスで移動するとき、休憩ポイントが事前に決まっていないというのは、私にとっては不慣れなことでびっくり。日本のバスツアーだと、1.5~2時間おきに、きっちり休憩するためのドライブインが決まっているものです。
休憩ポイントがこんな調子だから、トイレポイントは誰かが「トイレに行きたい!」と言い出してから探すというもの。ちゃんと間に合ったからいいものの、もしかして「野原で用を足してください。」なんてこともあるのかな。
とにもかくにも、早く出発し無駄なくバスが走ったおかげで、まだ日の高いうちにブカレスト帰着。みんなでワイワイガヤガヤ、楽しかったバスツアー、終わり良ければ総て良し♪
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