私は7月上旬までに、ブカレストASE経済大学の日本語サマースクール(6日間連続で、午前は日本語の勉強、午後は日本文化関連のワークショップ)を終え、7月は少し呆けてしまいました。大学はこの先、10月の新学年開講まで、ず~っと夏休み。
子供たちの日本語家庭教師は継続中ですが、それぞれキャンプに行ったり家族旅行に行ったりして、やや飛び飛び。最初に教え始めてから1年が経過しようとしている子供たちには、「この夏にしっかり、平仮名を読み書きできるようにすること!」と、宿題。
専用マーカーで書いたり消したりを繰り返すことのできるミニ・ホワイトボードをプレゼントして、旅行にも持って行ってひらがなの練習をするように指示。ホワイトボードというのは子供たちの大好きな、遊び道具?
すっかり気に入ってくれて、「ママ=。これも持っていくの==。平仮名一覧表も。」、落書きに使わないよう、日本語専用にすることもしっかり指示。守ってくれるかな?そして、平仮名をマスターしてくれるかな?さらにこの先、カタカナ、常用漢字2386文字が待っているよ==。
子供たちは、一番小さな子は7歳(9月から小学校一年生)、大きな子は13歳(9月から八年生、それを終えると高校進学)、学年はバラバラですが、全員女の子で、みんな可愛いです==。
しかしながら、ここで弱点が暴露。「ヒロコは上手にルーマニア語を話すね。」と言ってもらうけれど、私のルーマニア語は周りの人たちから聞き覚えたもの。文法的にきちんと習ったことがないし、発音を直してもらったことも無し。
大人には何とか通用しても、子供には聞き取りづらいところも多々あり。訪問ボランティアを続けている小児病院でも、相手は赤ちゃんから高校生までの子供。十分な声掛けをしてあげられなくて、もどかしい=。
というふうに、ちょっと行き詰っていると、日本語を教えに行っているASE大学の厚意で、10月から1年間、「留学生のためのルーマニア語準備コース」に入れてもらえることになりました。
本来は、ここで1年間ルーマニア語を勉強して、大学進学に備えるもの。前半は、ルーマニア語全般を勉強し、文化や歴史などの講義もあり。後半の半年は、専攻による専門用語を学習するクラスもあり。
受講料は通年2500ユーロで、入学願書には最終学歴の卒業証明書(英文)の添付も必要。でもそれらを一切免除され、勉強できることになりました。
5月にすでに、前年度の文法・会話クラスを3回見学に行き、とても丁寧で優しいルーマニア人の先生で感激!私が日本語を教えいていることもあって、「僕の同僚だね。」と、受け入れてくださいました。さー、頑張らねば。
夢は、2020東京で、ルーマニア語でボランティアができたらいいな。
(記事中の写真は、ブカレストの街区に咲いている夏の花たち)
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