緑豊かな大都会、ブカレスト。ビルの5階以上にまで幹を伸ばす街路樹も珍しくありません。
そして、とりわけ6月は、そこらかしこの街路樹が白い小さな花をつけ、これがまた甘い香りを漂わせるのです。
街歩きで通りかかった『ナポレオン3世広場』、ここも香りに包まれていました。
この日は気温が32℃にまで上がり、散歩のおじいさんに「暑いですね。」と挨拶すると、「まだまだ暑くなるよ。今年の夏はうんと暑くなる予想だ。」と。
広場の真ん中にあるモニュメントがなにを意味しているのか、一緒に中央部分に足を踏み入れ、歴史を紐解いたりもしました。
淡黄色の花は菩提樹、ルーマニア語名tei、英語ではlinden、10m以上にもなる高木。ルーマニアではteiのお茶が人気、というわけで街区でも花の房を集めている人がいます。
少し郊外に行くと、ショカータ。これも独特の爽やかな香りで、甘みを足してジュースにします。
どこでも見かけるこの木、ドライブ中に、花房の採取に足を止める人も多いです。
大都会だけれど、自然も身近。小鳥のさえずりで目覚める初夏の朝も、季節の楽しみ。
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