ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

夏休みの悲劇

2013-09-03 | ルーマニアの新聞記事より


 9月15日まで夏休み中のルーマニア、ブカレストの公園で悲劇~2区のテイ公園で、4歳のヨヌット(Ionuţ)君が野良犬に脚と頭を噛まれ、命を落としました(9月2日)。
 
メディアはブカレストに野犬が6万5千匹いて、毎日25人の人が噛まれて病院で手当てを受けている、と報道。2006年1月には、駐在の邦人も野良犬に噛まれて失血死した事故がありました。
 


そのたびに野良犬殺処分か保護か、でおおもめ。野良犬の札処分を行っていないこの国、ブカレスト市当局は“それなりに”野犬捕獲に乗り出すのです。一匹ずつの去勢・避妊手術代金にも、大きな予算を組んでいます。動物愛護団体はいっせいに反対するけれど、野犬殺処分法がいよいよ法制化されるかも。
 
4歳と言えば可愛い盛り。6歳のお兄ちゃんも噛まれ、一緒に公園に来ていたおばあさんが112番(ルーマニアの救急)通報したそうです。なぜおばあちゃんがもっとしっかり孫達を見ていなかったの、と言う人もいるけれど、失われた命は戻ってきません。ヨヌット君を偲ぶ集まりが、次の日曜日に公園で行われます。

マイダーリンのコメント:
「ヒロコはブカレストに8年居て、まだ野良犬に噛まれていないよね。これは幸運だ。」~確かにそれはいえるかも。時々囲まれたり吼えられたりして怖い目をするけれど、周りに誰か居て、追っ払ってくれます。

野良犬に囲まれても、決してパニックに陥らないこと、大声を出さないこと、こちらがそんな様子を見せると、犬たちはさらに攻撃的になるそうです。野良犬に噛まれた際に駆け込む病院はこちらの記事から~どの病院にも手当てが出来る薬が置いてあるわけではないのです。


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