ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ブカレストのキャビネット・トイレ

2013-08-12 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
3~4年前から、少しずつ増えてきました、ブカレストのキャビネット・トイレ。公園や地下鉄駅を上がったところなどに設置。外のパネルを見て、緑色シグナルが出ていれば、使用可能、ボタンを押して自動ドアを開けます。(黄色シグナルは使用中、赤シグナルは清掃中)
 
自動でドアが閉まるので、ドアが閉まるまではパンツに手をかけず待機(この自動ドア、かなりゆったりと動くので、切羽詰っているときはじれったく感じることも)。
 
内部のボタンは3種類。真ん中がトイレットペーパー。一度押すと10センチくらい出てきます、3度までプッシュ可。シングルペーパー30センチで、うまく用が足せない人は自分のペーパーを使いましょう。また、ペーパーが品切れのときもあるので、自分のペーパーはいつも持っておくこと。
 
左端が、手を洗うための水。ここを押すと、最初2秒くらい水が出て、次に洗浄液が出ます、そしてまた水。右端が、手を乾かすためのドライヤー。至れり尽くせりです。

赤のドアロック解錠ボタンを押すと、ドアが開いて外に出ることが出来ます。そして自動的に閉まり、1分ほどの洗浄。この洗浄時間があるので、前の人が出てきたからといって、交代に個室内に入ることは出来ません。しばしお待ちを。
 
洗浄はキャビネット内を水で洗うらしく、すぐそのあとに入ると水浸し。でも、前の人の落し物が残っていることも無く、いちおう洗われていると言う安心感はあります。
 


ただしこのトイレ、便座は無く便器だけなので、女性が使用するときは空気椅子状態。少なくとも私が使用するときはその状態。ランナーで太ももを鍛えていてよかった、と思える瞬間です。
 
このキャビネット・トイレが、公園や屋外の公共の場所で一番きれいに保たれているトイレ。どの公園にも常設の建物としてのトイレは無く、プラスチックの箱型エコ・トイレが、大きな公園ならいくつかある程度。

ブカレストを網羅している地下鉄駅でも、公共トイレが設置されているところのほうが断然少なく、市内外出の折にはトイレの在りかをかならず頭に入れておいて、早い目に準備すべし。
 
困ったときには、レストランに駆け込むしかなし。または、大きなショッピングモールにも、きれいなトイレがあります。トイレ事情はその国ならでは、日本のように安心してトイレを使える国は、本当に有難い(しかもどこも無料!)。


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