ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

振込手数料をまけてくれる銀行

2013-05-02 | ルーマニア・ブカレストの日常


マラソン大会の申し込みとともに必要なのが参加料の支払い。その方法は大別して3種類。

1)オンラインでクレジットカード決済
2)銀行振り込み 
3)現地で支払い
 


このうち面倒なのが、銀行振り込みの場合。ルーマニアの銀行にはATMはあるけれど、それは現金自動払い出し機としての機能。自分で操作して相手方に振り込むことのできる自動振替機ではありません。自分で記入する振込用紙もなく、窓口で係員に対応してもらいます。必要なものは次の通り。

1)振込先の口座番号と名称
2)振込する人の身分証明書(IDカードやパスポートなど)
3)振込みの詳細と現金
 


身分証明書を忘れたら、振込みも何もできません。決済に使われるのは、ルーマニアの通貨RONの口座、またはユーロの口座。相手方から指定してきた振込先口座がROならレイでの振り込み、EUならユーロでの振込みとなります。ユーロの持ち合わせがなければ、すぐに窓口で両替できるのは便利。


 
振込み手数料の節約のため、指定口座と同じ銀行から振り込むのがベター。振り込み手数料は銀行によってまちまち。ある銀行では85レイの振込みに4レイの手数料。またある銀行では50レイの振込みに30バニ(=0.30レイ)の手数料。

ちょうどそのとき、小銭入れをひっくり返しても15バニ足らず、50レイ札しかなくそれで払おうとすると、「いいわよ、これで。」と、不足分の15バニをオマケしてくれたのです。
 
「え?銀行でもこんなことあるの?」と驚いたけれど、領収書を兼ねた支払い証明書にはちゃんと「-0.10」「-0.05」の記載あり。堂々とまけてくれたようす。銀行で振り込み料をまけてくれるなんて、日本ではありえないと思うけれど。


 
スーパーマーケットでの支払いでは、10バニ以下は切り上げたり切り捨てたり。誰もそんなことで文句も言いません。10バニコインですら、おつりとして手渡されても、その場に残していく人もあり。

日本のスーパーなら、「お客様、おつりです」と1円でもかならず手渡してくれるし、受け取らなければなりません。一日の営業終了時のレジ清算で、一円単位で合わせなければという日本の習慣とはまた異なる小銭の取り扱い。これもまたルーマニアのおおらかなところかな。
(記事中の写真は、ブカレスト市内でよく見かける適当な銀行の写真です)




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☆まけてもらえないのは、無賃乗車したときの罰金==、こちらから。普通の市内路線で50レイ、空港バス路線では100レイ。

 
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